「雑に扱われるのは私のせい?」「どうして私ばかり…」と思った時に試したい3つのこと
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心理カウンセラーPocheです。
「私がもっとしっかりしていれば…」
「どうして雑に扱われるんだろう」
「私にだけ、態度が違う気がする」
そんなふうに考えて、胸がぎゅっと苦しくなることはありませんか?
「私が悪いのかな」
「もっと我慢しなきゃいけないのかな」
「どうすれば認めてもらえるんだろう」
そんなふうに、自分を責めたり、相手のために頑張りすぎてしまうこともあるかもしれません。
でも、ここでひとつお伝えしたいことがあります。
雑に扱われるのは、
「決してあなたのせいではない」ということです。
なぜ雑に扱われると感じてしまうのか
・自分の気持ちより相手を優先してきた
・波風を立てないように笑顔で頷いてきた
・「わがままだと思われたくない」と言いたいことを飲み込んできた
これまでを振り返った時に、上記に思い当たることはないでしょうか?
その優しさは、とても素敵です。
ですが世の中には、優しさを勘違いしたり、優しさを利用する人たちがいます。
たとえば…
「何をしても怒らない」「この人なら反撃しないだろう」と判断したら、失礼な態度を取られてしまうことがあります。
「強く言えば、言うことを聞く」と分かると、威圧的な態度で接してくることもあります。
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優しさを利用する人は「確実に存在する」という、1つの可能性について知っておいてほしかったのです。
そしてそれは、あなたのせいではありません。
このことを知っておくだけでも、必要以上に自分を責めずに済むはずです。
雑に扱われない私になるためにできる3つのこと
1. 「私も大切にされていい」と心に許す
まずは、「大切にされたいと思うのは当たり前」と自分に言ってあげてください。
「大切にされたい」という思いは、人として自然で健やかな感情です。
それはわがままでも、甘えでもありません。
2. 小さな「NO」を練習する
これまで誰かを優先してきたり、相手に合わせてきた優しい人ほど、「NO」と言うことを怖いと感じやすいです。
それは、これまでの経験の中で
「断ったら嫌われるかもしれない」
「わがままだと思われたらどうしよう」
と感じてきたからかもしれません。
特に、子どもの頃から周りの空気を読んで我慢することが多かった人や、「いい子だね」「気が利くね」と言われ続けてきた人ほど、「NO」と言うことに怖さを感じやすい傾向があります。
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むしろそれは、自分を大切にするための小さな一歩 です。
だから、まずはこんな風に小さな「NO」を練習してみませんか?
・「今は難しいかもしれません」
・「確認してから、お返事しますね」
・「少し考えてから、答えていいでしょうか」
いきなりはっきり断らなくても大丈夫。
少しずつ「自分の気持ちを伝える練習」を重ねることで、心に余裕が生まれていきます。
3. 距離を置く勇気を持つ
あなたを雑に扱う人の中には、無意識でしている人もいれば、意図的にしている人もいます。
冒頭でお伝えしたように、「優しい人なら雑に扱っても許してくれる」と考えている人さえいます。
でも、それは相手の問題であり、
決してあなたが悪いからではありません。
だからこそ、あなたが無理をしてまでその人に合わせ続ける必要はありません。
「心がすり減る関係」から少し距離を置いて、「私が安心できる関係」に目を向けてみましょう。
もし物理的に距離を置くことが難しければ、心の中で一歩引いてみるだけでも効果があります。
・「この人の言動は、この人の問題。私の価値と関係ない」
・「私はこの場でベストを尽くしている。それ以上は背負わなくていい」
・「心まで踏み込まれないように、境界線を引こう」
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その気持ちは、あなたを守るサイン
あなたは、もう十分に頑張ってきました。
これからは、あなた自身があなたを大切にしてあげる番です。
「私は雑に扱われていい存在じゃない」
「私は私のままで、大切にされる価値がある」
何度も、心の中でつぶやいてみてください。
心の中でつぶやくたび、「本当にそうなんだ」と思えるようになっていきます。
この思いが、あなたの中にじわじわと広がるほど、自然と周りの人の接し方も変わっていきます。
あなたが「私も大切にされていい」と心から思える日が、少しずつ増えていきますように。