心が通じる人の見つけ方３選｜“話がすれ違う人”との違いとは？

Sponsored Links

こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

 

「気持ちが通じない」
「何を言っても伝わらない」

そんな関係の中で、ふと孤独を感じることはありませんか？
時には「自分がおかしいのかな…」と、不安になってしまうこともあるかもしれませんね…。

 

でもその一方で、
少し言葉を交わしただけで「この人とは話しやすいな」「気持ちが軽くなるな」と思える相手も存在します。

 

今回は、そんな“心が通じる人”の見つけ方３つとともに、“すれ違いやすい人”の特徴についても触れていきます。

自分にとって安心できる関係を見つけるヒントになれば嬉しいです。

 

心が通じる人・すれ違いやすい人の特徴３選

見つけ方①：あなたの話を「そのまま」受け止めてくれる人

心が通じる人は、あなたの話を途中でさえぎらず、評価もせず、
「そうだったんだね」「大変だったね」と感情そのものを受け取ってくれます。

とくに、正しさや論理よりも、「あなたがどう感じたか」に耳を傾けてくれる人は信頼できます。

 

🌀すれ違いやすい人の特徴

• 聞いていないのに、すぐアドバイスを始める（「〜すればよかったのに」）
• 共感よりも批評・反論を優先する（「それはあなたにも原因があるんじゃない？」）
• 話の途中で話題を変える、自分の話にすり替える

こうした人との会話では、話しているのに“わかってもらえない”感覚が積み重なってしまいます。

 

「わかってもらえない」経験が続くと、次のような悩みを抱えやすいです。

• 自己開示が怖くなる
  →「話しても意味がない」「どうせまた否定される」と感じて、心を閉ざしやすくなります。
• 自己否定が強まる
  →「こんなことで悩む私が悪いのかな」と、自分の感情に自信が持てなくなります。
• 孤独感や無力感が深まる
  →「誰も私を理解してくれない」と感じて、人との関わりそのものに疲れてしまいます。

 

このような状態が続くと、信頼関係を築く力や、人に頼る感覚が育ちにくくなるため、心の回復や安定にも時間がかかることがあります。

だからこそ、「この人には話しにくい」と感じたときに、その直感を信じて、無理にわかってもらおうとしないことも大切です。

話を“わかってくれる人”との関係を少しずつ育てることが、心の安心感を取り戻す近道になります。

 

見つけ方②：安心して“弱音”を吐ける空気がある

心が通じる人には、「こんなこと言ったらどう思われるかな？」という不安を感じさせません。
感情をそのまま出しても、拒絶や評価をされない安心感があるのです。

「うまく言えないけど…」という曖昧な気持ちも、急かさずに受け止めてくれる人。
そんな人がそばにいるだけで、心が少しずつほどけていきます。

 

🌀すれ違いやすい人の特徴

• 弱音を吐くとすぐに「でもポジティブに考えなよ」と返す
• 「それくらい大したことないよ」と気持ちを軽視する
• 「私のほうが大変だった」と、苦労比べになる

このような反応をされると、「この人にはもう話せないな」と心を閉ざしてしまいます。

 

こうした関わりが続くと、次のような悩みを抱えやすいです。

• 感情を抑え込む癖がつく
  →「どうせ否定されるから言わないでおこう」と、気持ちを表現することが怖くなります。
• 本音を話せる相手がいなくなる
  →徐々に孤立感が深まり、「どこでも本当の自分は出せない」と感じるように。
• 他人の目ばかり気にしてしまう
  →「相手にどう思われるか」を優先し、自分の感情より相手の反応に敏感になります。

 

心を閉ざすことが続くと、自分でも自分の気持ちがわからなくなっていきます。

その結果、自分にとって安心できる人との関係を築く力が弱まってしまうのです。

でも、だからこそ。
“安心して弱音を吐ける関係”は、心の回復と再生の土台になります。

無理に我慢せず、少しずつ「話しても大丈夫」と思える場所や人を見つけていきましょう。

 

見つけ方③：「この人なら！」直感を大切に

心が通じる相手に出会ったとき、多くの人が「なんとなく安心できる」「気を遣わなくて済む」と感じます。

これは、言葉のやりとり以上に、相手の雰囲気や反応が“安心のサイン”を出してくれているからです。

こうした感覚は、過去の経験や自己防衛の感覚から自然と働く“心のセンサー”とも言えるでしょう。

 

🌀すれ違いやすい人の特徴

• 自分の意見を押しつけてくる（「私はこうだから、あなたもそうすべき」）
• 話すと緊張する、言葉を選んでしまう
• いつも相手の機嫌を気にしてしまう

もし「この人といると疲れる」と感じるなら、その直感は信じて大丈夫。

本当に通じ合える人とは、もっと自然体でいられるはずです。

 

なお、「無理して合わせる関係」が続くと、次のような悩みを抱えやすいです。

• 常に“正解”を探してしまう
  →「何を言えば気に入られるか」「間違ったらどうしよう」と不安になり、素直な会話ができなくなります。
• 自己肯定感が下がる
  →否定や指示が続くことで、「私はこのままじゃダメなのかも」と、自分を否定する思考に。
• 「自分らしさ」がわからなくなる
  →相手に合わせ続けた結果、「本当はどう感じているのか」がわからなくなってしまいます。

 

このような関係は、自分を守るために“演じること”が習慣になってしまいがちです。

でも、本当のつながりは、ありのままのあなたを受け入れてくれる人との中でこそ育まれます。

だからこそ、疲れを感じる人間関係とは少し距離を取る勇気も、自分を大切にする第一歩なのです。

 

言葉以上に、大切なのは「安心できる空気」

心が通じる相手と出会えたとき、私たちは自分の気持ちを“守らなくていい”と感じられます。

その安心が、心をやさしく癒してくれるのです。

 

逆に、「わかってくれない」と感じる人との関係は、言葉を重ねてもすれ違いが増えるばかり…。

 

だからこそ、自分の心が「ほっとできる」と感じる人を大切にしてください。

言葉にならない想いまで、すこしずつ受け取ってくれる人は、必ずどこかにいます。

そして何より――
あなた自身が「このままでも大丈夫」と思える心の居場所が、ひとつずつ増えていきますように。