「誰にもわかってもらえない…」「味方がいない」と思ったとき:心を守る3つの習慣
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「どうして誰もわかってくれないのだろう」
「話しても、結局否定されるだけ」
「どうせ私のことなんて…」
そんな思いが心の中に残って、寂しさや虚しさがじわりと広がるときがあります。
人と関わる中で、「理解されない」という体験は、ときに心に深い傷を残します。
それが続くと、「もう誰にも話さなくていいや」と、気持ちを閉ざしてしまうこともあるかもしれません。
でも、本当は―
わかってほしかった、つながっていたかった、やさしく聞いてほしかった……。
その願いが、あなたの中に静かにあるのではないでしょうか。
信じたい。信じてほしい。
分かってほしい。認めてほしい。
これらの思いは「人を信じる心がまだ消えていない」からこそ、生まれるもの。とてもまっすぐで、素直な願いです。
今日は、そんな「理解されなかった痛み」を少しずつ癒し、心を守っていくための小さな習慣を3つお届けします。
心を守る3つの習慣
①自分に声をかける
誰かに理解されなかったとき、まず一番最初にやってあげてほしいのは、
“自分で自分の気持ちを受け止めること”です。
他人にわかってもらえないと、「こんなことで傷つく私は弱いのかも」「気にしすぎかも」と自分を責めてしまいがちです。
でも、その寂しさはあなたにとって確かな感情。
それを無視せず、まずは「私はつらかったんだ」「認めて欲しかったんだ」と認めてあげることが、心のケアの第一歩になります。
☘️おまじないの言葉
- 「ちゃんとわかってるよ。つらかったんだよね」
- 「認めてほしかっただけだよね」
- 「分かってもらえなくて、苦しくて悲しかったよね」
②自分を責める前に「相手」を見る
理解されなかったときに傷つくのは、「この人と分かり合いたかった」という願いがあったからこそ。
でも…
すべての人が、自分を深く理解してくれるとは限りません。
そしてそれは、「あなた側の問題」とは限りません。
どれだけ頑張っても、どれだけ尽くしても…理解してくれない人というのは、確実に存在するのです。
相手が理解できない理由は、いろいろ考えられます。
価値観や考え方が違っていたり、そもそも「人を認める習慣がない」こともあります。
ライバル心や嫉妬から、あなたを認められず、攻撃する人もいます。
だからこそ、次のように考えてみてください。
「わかってくれない」=
「自分の何かが悪い」ではありません。
「わかってくれない人」=
「あなたとは関係を深められない人」なのかもしれません。
単に、「相性が合わなかっただけ」「心の深い部分まで届かなかっただけ」。
そんなふうに捉え直すことで、「自分が悪いのかも」という自責のループから抜け出せますように。
☘️心を守るコツ
「わかってくれない人」にすがらない。
そのぶん、「わかろうとしてくれる人」「そっとそばにいてくれる人」に目を向けていきましょう。
③「誰にも話せない」は思い込みかも
過去の経験から、「どうせまた否定される」「どうせ通じない」と思ってしまうのは自然な反応です。
でも、その思い込みが強くなるほど、新しいつながりのチャンスを自ら閉ざしてしまうこともあります。
話しても通じなかった人がいたとしても、
話す前から「無理」と決めてしまいこと。
これまでを振り返った時。
「たった1度」でも誰かに話が通じたり、ほんの少しでも分かってもらえた経験があるのなら、あなたは「話せる人」です。
今あなたの周りにいる人たちが「受け入れる余裕がないだけ」なのかもしれません。
事実、Pocheメールカウンセリングにも「誰にも話せない」と悩みを抱えて訪れる方が、たくさんいらっしゃいます。
でも、そんな方たちがカウンセリングを通じて、「Pocheになら話せる」「初めて、安心して話せた」とおっしゃってくださることも多いのです。
それはつまり―
「自分が話すのが下手だから」「自分が閉じているから」ではなく、
“安心して話せる相手が、まだ身近にいなかっただけ”かもしれません。
だからこそ、まずはこう思ってみてほしいのです。
「きっと、どこかに“話せる人”はいる」と。
たとえば、『間違い探し』の絵が見つかるのは、「間違いがある」と信じて探すからこそ。
最初から「どうせ見つからない」と思って見ていたら、気づくことさえできません。
それと同じで、「話せる誰かは、きっといる」と信じて日々を過ごしてみる。
その視点があるだけで、心のアンテナはやさしい人に反応しやすくなっていきます。
最後に
「誰にもわかってもらえない」と感じたとき。
それは、心のどこかで「誰かにわかってほしい」と思っている証拠です。
だからこそ、“わかってもらえる関係”をあきらめないでいてほしいのです。
すぐに見つからなくても、あなたの言葉を大切に聞いてくれる人は、きっとどこかにいます。
そして、もし今すぐその誰かが思い浮かばなければ――
Pocheメールカウンセリングのような場所に、そっと頼ってみても大丈夫ですよ。
あなたの気持ちが、ほんの少しでも安心に近づきますように。