「本当はこう思ってたのに…」が言えなかったあなたへ。 なぜ“本音を言える場所”が必要なのか?
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「本当は、こう言いたかったのに…」
「あの時、言えば良かった…」
そんなふうに、あとになって後悔したこと、ありませんか?
そのときには言えなかった言葉が、
あとから何度も心に浮かんできたり、相手への怒りや悲しみが湧き上がってきたり…。
「なんであのとき、ちゃんと伝えられなかったんだろう」とグルグル考え込んでしまうこともあるかもしれませんね。
今日は、「本音を言えない自分」を責めてしまってしまったり、嫌になってしまったあなたに伝えたいことがあります。
本音を言えなかったのは、「あなたのせい」ではありません。
ちゃんと心の中に言葉や思いを持っているらこそ、そう感じるんだと思います。
本音を言えなくなる理由
- 本音を伝えたのに、受け止めてもらえなかった
- 気持ちを話したら、傷つくようなことを言われた
- 自分の意見を出すより、黙っていたほうがラクだった
過去にこのような経験が積み重なると、少しずつ「本当の気持ち」を心の奥にしまい込むようになります。
誰かに合わせたり、我慢を続けているうちに、自分でも「何を感じているのか分からない」という状態になってしまうことがあります。
「自分の気持ちがわからない」
「自分らしさがわからない」
そんなふうに感じることもあるかもしれませんが、心の奥には、今もちゃんと“あなたの本音”が残っているはずです。
ただそれは、「安心できる場所じゃないと、出てこれないだけ」なのかもしれません。
なぜ“本音を言える場所”が必要なのか
このブログでは、繰り返し「本音を言えることの大切さ」についてお伝えしてきました。
それは、本音を言えるようになると、自分の感情にちゃんと気づけるようになるからです。
すると、「私はどうしたいんだろう?」が少しずつ分かってきます。
誰かに話して受け止めてもらえた…!
そんな経験があると、今度は自分自身にも「そう思っていいんだよ」って言えるようになってきます。
そうすると、自分の輪郭が見えてきて、少しずつ「私は私で大丈夫」って思えるようになってくるんです。
だからこそ、安心して本音を出せる場所は、心の土台を育てていくために、とても大切な場所なのです。
「本音を打ち明けない方がいい人」もいる
冒頭で「本音を話せないのは、話して傷ついた経験があるからかもしれない」という、可能性についてお伝えしました。
実は、「本音を話さない方がいい相手」もいるのです。
たとえば…
- 話してもすぐに否定してくる人
- あなたの気持ちを面白おかしく広める人
- 表面上は聞いてるふりをしながら、内心では見下してくる人
- あなたの弱さをコントロールに使おうとする人
- 「それって甘えだよ」と感情を切り捨てる人
- なんとなく雑に扱われていると感じさせる人
- 一緒にいると疲れてしまう人
そういった相手に本音を打ち明けてしまうと、かえって深く傷ついてしまうことがあります。
だからこそ、
「誰にでも話せばいい」ではなく、「安心できる人に話せるかどうか」がとても大切なのです。
安心して話せる場所
私たちが「本音を言える場所」として、メールカウンセリングをご提案しているのは、その人のペースを大切にしながら、
評価や否定をせずに、ただ「受け止める」ことができるからです。
文字だから焦らなくていいし、相手の顔色や声色を伺う必要もありません。慌てて頭が真っ白になってしまうという人も、メールならゆっくり、自分のペースで伝えられます。
メールに綴られた言葉選びから、あなたの「言葉にならない気持ち」を少しずつ整理していくお手伝いもできます。
いきなり本音を全部出す必要なんて、まったくありません。
「なんだかしんどいです」でもいい。
「言葉にできないけど、誰かに聞いてほしい」でもいいんです。
「身近ではない第三者」だからこそ、話しやすいこともあります。
専門知識を持つカウンセラーだからこそ、あなたに伝えられることがあります。
あなたの本当の気持ちは、
ずっと、あなたに気づいてもらえるのを待っているのかもしれません。
ひとりで抱えなくても、大丈夫です。
ここに、そっと寄り添える場所があります。