離れていいんです!『毒親』から離れる3つのメリット・離れられない3つの呪縛

こんにちは。

心理カウンセラーのPocheです。

 

これまで大勢のカウンセリングを行ってきましたが、毒親を持つ多くの人が抱え続ける悩みには『ある共通点』があります。

それは「離れたい」と思う事への罪悪感と、「離れてはいけない」という非常に強い思い込みです。

 

  • 一緒にいるのが辛いけれど、親子だから一緒にいなきゃいけない
  • 育ててもらったから、我慢しなきゃいけない
  • 親なのだから「嫌い」「嫌だ」と思うのは、親不孝だ。
  • 会いたくないのに、会わなきゃいけない。
  • 連絡がくるのさえ苦痛な自分は、ダメな子供だと責めてしまう。

 

本当は離れたい。
でもそんなこと出来ない。

 

そう思い悩むあなたに、今回の記事が届きますように。

 

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毒親から離れる3つのメリット

 

毒親から離れることで、どんな毎日が待っているのか。

メリットは数えきれないくらいあるのですが、その中でも特に大きな3つの変化をお伝えします。

 

1│時間とお金

毒親から離れることで、『時間とお金』の使い方がガラリと変わります。

 

あなたは、親からの連絡に嫌気がさしていませんか?

電話やLINEの通知が鳴るたび「はぁ」とため息が出たり、通知を見るのをためらったり、「今度は何だ!?」と身構えたり…。そんな自分が嫌になったり、「親不孝者なのかな」と自分を責めてしまう人もいます。

 

親と会っていない時でも、親の顔や言葉が浮かんでいませんか?

失敗したときに親の言葉がよぎる、友達や恋人と出かける時に「親はどう思うかなぁ」と不安になる。

親に言われた一言がナイフのように突き刺さり、ふとした時に脳内で響き、息苦しさを感じることもあるかもしれません。

 

あれもこれもしてあげなきゃ…と、お金がないのに無理をしていませんか?

  • 「○○さんの家は、子どもに家電を買ってもらったんだって」と言われて、自分も何か買ってあげないとかわいそうかなと思う。
  • 「アンタが子供のころお世話してあげたのに、私のことはどうでもいいのね」と言われて、こまめに助けなきゃと義務を感じる。
  • 親の誕生日やイベントには、プレゼントが絶対。
  • ボーナスや給料の一部をあてにされる。

 

毒親は
時間とお金を奪います。

もしかすると、毒親本人は自覚していないかもしれません。

 

だけど確実にあなたの心を支配し、「常に親のことで悩んでいる状態」を作り出します。

何をしていても、何もしていなくても、親のことばかり頭をよぎるのです。

 

それによって、心はバランスを崩します。

バランスを崩した心のまま過ごすと、体に不調が訪れます。そのせいで仕事や家事がうまくこなせず、時間もお金も失ってしまう人は多いです。

 

離れてしまえば、
時間もお金も自由です。

 

親の連絡が怖くなくなれば、スマホの通知にビクビクする時間がなくなります。家のインターホンが鳴る恐怖からも解放されます。

生活費を削って、親の機嫌を取るためにプレゼントを買う必要もありません。

 

心が元気な状態を保てるので、体の調子がよくなり、家事も仕事も無理なくこなせるようになります。

趣味の時間が持てたり、好きな物を買うお金の余裕もできます。親のために時間を無駄にしたり、自分の買いたいものを我慢してお金を使う必要がなくなるのです。

 

ここまで実感するのに、早ければ2週間。罪悪感がものすごく強い場合でも、数カ月あれば実感できます。

 

 

2│レッテルを剥がす

Poche

 

  • 幸せになる価値がない
  • このままだと誰にも受け入れてもらえない
  • 何をやってもうまくいかない
  • 誰にも必要とされていない

 

このような『思い込み』はありませんか?

もしかするとあなたはまだ、「これは思い込みじゃなくて事実なんです!!」と反論するかもしれません。

 

だけど、本当は違います。

これはあなたの親が、あなたに植え付けた『思い込み』です。

 

「ダメな子だ」と言われ続けると、何をやってもうまくいかないと自信を無くします。ありのままの自分は受け入れてもらえないと感じ、もっともっと頑張らなきゃと自分を追い込みます。

「お前なんて」と言われ続けると、誰にも必要とされていないように感じます。愛されている実感が持てないので、生きる価値・幸せになる価値が見いだせないのです。

 

親に貼られた、古いレッテルは剥がしてしましょう。

 

とはいえ親のレッテル貼りは、非常に強力。思考がつくられる幼少期に、ベッタリと何重にも貼り付けられているので抜け出すのは大変です。

 

一緒に住んでいたり、しょっちゅう顔を合わせているような段階では難しいです。

少しずつ剥がしかけた親のレッテルを、ベッタリ貼って元に戻されます。それくらい親の影響力は強いです。

 

だから離れるんです。

 

毒親と離れて数カ月たつと、「あれはおかしかった…」「あの時、私は悪くなかった」「本当に私ってそんな人間なの?」という疑問が溢れ出てきます。

その一つ一つと向き合っていく中で、少しずつ『親が貼ったレッテル』が剥がされていいきます。そしてその代わりに「本当のあなた」が見つかります。

ただしこの過程は、ひとりだとなかなか乗り越えられません。途中で諦めてしまう人も多いのが現実です。

 

「あれは親が悪かった!」と思えても、「アンタはそうやってすぐ人のせいにする悪い癖がある」という親の声が蘇り、「ああ、やっぱり私はダメな子なのだ」と古いレッテルを再び貼ってしまう。

 

「親の言っていたことは間違っていた!」と思えても、「お前まで私を見捨てるのね…」という過去の記憶が蘇り、「私は親不孝なのだろうか…人として間違っているのだろうか…」と思ってしまう。

 

「親にとって都合の良いイイコになる必要はない!」と思えても、「そんなんじゃ社会に出てやっていけないよ!あんたは甘い!」という親の声が蘇り、「やっぱり私は甘いのか…」と再びレッテルを貼ってしまう。

 

このように「何が思い込み」で「何が本当の自分」か、自分自身で冷静に判断するのが難しいからです。

毒親の影響が強ければ強いほど、罪悪感が蘇り、自分を肯定できなくなってしまいます。

 

この段階でレッテルを剥がせないと、せっかく離れてもまた親のもとに戻ってしまいます。

親の元に戻らなくても、大きな罪悪感を背負いながら生きていくことになります。これでは親のために『時間』を無駄にし続けてしまいます。

 

レッテルは、
剥がしてしまいましょう。

 

本当の自分が分からなくて不安になったら、相談できる人に話してみてください。相談するときのポイントは、『あなたの話を最後まで聞いてくれる人』『決して否定しない人』を選ぶこと。

友達や恋人には荷が重すぎるので、訓練を受けたプロのカウンセラーや医師に話すことをお勧めします。

※毒親から離れて数カ月~1年くらいの間に訪れる心の変化です。毒親から離れる前にレッテルを剥がしておくことで、このステップはほぼなく前に進むことも可能です。気になる方は一度カウンセリングにてご相談ください。

 

 

3│自信が出る

Poche

 

親から時間的にも金銭的にも開放され、考え方の支配もなくなると、『自分のこと』を考えられるようになっていきます。

 

  • どんなものが好きなのか
  • どんな場所が落ち着くのか
  • 何をしてみたいのか
  • どんなふうに過ごしたいのか
  • 何を食べたいのか
  • 誰と一緒にいたいのか

 

「親はどう思うか」とか「親が見たらなんていうだろうか」なんて考えずに、『私はこうしたい!』という気持ちで物事を選べるようになっていきます。

今はまだ「誰かに合わせる方が楽」だと感じているかもしれません。

その人に合わせておけば気分を害することはありませんし、雰囲気を壊すこともありませんから。

 

でもそれであなたは、
楽しいですか?

 

自分ばかり我慢しているように感じたり、相手に嘘をついているようで苦しくなったり、ストレスが溜まってしんどくなっていませんか?

「相手に合わせる」は長続きしません。

どちらか一方だけが我慢する関係は、どちらか一方にかかる負担が大きすぎるからです。

 

毒親と離れると、こういった思考回路からもだんだん抜け出せます。

「離れられた!」ということが自信につながり、古いレッテルを貼り直すことで「ありのままの自分」を受け入れられるようになるからです。

 

 

経験上、
断言できることがあります。

 

それは、毒親持ちの人は『自分を過小評価しすぎて』いるということ。

見ていて悲しくなるほど、痛々しいと感じるほどに、過小評価しすぎています。

 

あなたは自分が思っているよりも、凄い人で、魅力的。

親によって「ダメな子だ」と思い込まされているだけです。

 

あなたを大事にしてくれず、愛してくれなかったような人の言葉を信じて、生きていく必要はありません。

自信が持てないのは、あなたのせいではありません。

『今の環境のせい』です。

自信が持てなくて当然の環境で、今あなたが生活しているというだけのことです。離れれば、それだけで自信が取り戻せるかもしれません。

 

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毒親から離れられない!3つの思い込み

Poche

 

「親と離れたいけれど、離れられない」と思い込んでいる人には、自分でも気がついていない『3つの傾向』があります。

 

1.親不孝という思い込み

「親子仲良しがいい」「子どもは親を支えるもの」「年配者を敬う」「年功序列」「年寄りを大切にする。

このような日本の風潮が、子どもが親に反抗することが『悪いことだ』と無意識に植え付けます。

 

…だけど、よく考えてみて下さい。

子どもが離れたくなるようなことを言い、離れたくなるような行動をとったのは誰でしょうか?

「親と一緒に過ごしたい!」と心から思えるような子育てをしてこなかったのは、誰でしょうか?

 

親子仲が良く、幸せそうに見える人が、あなたの周りにもいるかもしれません。

だけどそれは、親の努力あってこその幸せです。

 

子どもだけが負担を負い、我慢し、耐えるような環境では『親子一緒が幸せ』なんて幻想にすぎません。

あなたが倒れます。あなたの心が壊れます。ずっと我慢し耐え続けることは、たとえ親子であっても無理なのです。

 

だから『離れたいなら、離れていい』のです。

世間体よりなにより、倒れる前に離れなきゃいけないのです。

 

 

2.生活不安への思い込み

「あんたなんて」「ほんとダメな子」

このように言われ続けて育つと、自分でも気がつかないうちに自分に自信がなくなっていきます。

 

何か失敗すると「やっぱりダメだ」と思い込み、誰かに嫌われると「やっぱり私なんて」と落ち込む。

親の言葉は、大人になったあなたをどんどん苦しめていきます。

 

すると「親と離れて暮らしたい!」と思っても、「私にそれが出来るだろうか?」と不安になります。

お金の不安、生活面の不安…色々な不安が押し寄せてきて「やっぱり私には無理だ」と思い込んでしまうのです。

 

毒親の影響が深刻な場合には、「親はこんなにも私に色々してくれている。そんな親を嫌だと思ったり、不満をもつ私は親不孝だ!」と自分を責めて落ち込みます。

親を責める、という思考さえ奪われてしまっているのです。

 

うつ状態が続いていて働けない、人間関係が問題で仕事が長続きしない、体調面で不安があり働けない…

同居などで経済的に親に支えてもらっている場合は、金銭面の不安があるかもしれません。

 

ただしこれは、毒親と離れて生活することで改善する可能性が大いにあります。

 

蕁麻疹、耳鳴り、胃痛、吐き気、過食拒食、頭痛…ストレスはさまざまな不調を引き起こします。

体調面がよくないのも、うつ状態が続くのも、人間関係がうまくいかないのも『毒親のせい(その環境のせい)』かもしれないのです。

※これを確認するために1か月ほど距離を置いて確認する方法もあります。個別に対応させて頂きたく思いますので、メールカウンセリングより詳しい現状をお伝えください。

 

毒親から逃げる場合、ある程度の資金は必要です。

だけど、必要以上に貯まるまで待つ必要はありません。独立するには、正社員にならなきゃという思い込みも捨てていいです。

 

逃げたあとに心と体が回復し、驚くほど元気になる方を大勢見てきました。

その後の生活は、逃げて心と体が元気になれば何とでもなります。毒親の影響はそれほど大きいのです。

 

 

3.離れられないという思い込み

「離れたいのに離れられない」

このように訴えるクライエント(相談者)の方は、とても多いです。

ひとりでこのような悩みを抱え、ひとりで考えこんでおられる方の多くは結局、離れるという選択肢を選べません。

 

なぜか?

「離れられない」という力の方が、圧倒的に強いのです。

 

それは「離れたい」というのは自分の正直な気持ち、「離れられない」というのは親が決めたルールだから。

 

毒親持ちの子どもは、自分の気持ちを優先するような環境で育っていません。

いつも親の顔色を見て、親の機嫌を損ねないように気づかい、親がしてほしいことを察してきました。生きていくために、そうするしかなかったからです。

 

「離れたい」という自分の気持ちが、「離れられない」という親のルールに負けてしまいます。

とはいえメールカウンセリングで私から「離れなさい!!」というように強制したり、「離れられないのはあなたのせいだ!」と責めることは絶対にありません。

 

大切なのはあなたが、離れたいのかどうか。

「離れたい」のに離れられないのであれば、自分でも気がついていない「離れられない理由」をお伝えし、一緒に乗り越える方法を探してきましょう。

大丈夫。離れていいし、ちゃんと離れられます。

 

一方で、話を掘り下げていくと「本当は離れたくない」という人もいます。

この場合は、「離れずに程よい距離を保つ方法」や「会っても心のダメージを減らす方法」をお伝えしていきます。

 

離れても、離れなくても、許しても、許さなくてもいいのです。

 

親子の問題に、正解も不正解もありません。

だけど「離れたいのに離れられない」という思い込みは、捨てた方が楽です。

 

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親は愛を与える、毒親は愛を貰おうとする

今まで一緒にいた人と離れるというのは、とても勇気のいることです。

その結果、詳細の不安や親への罪悪感に負けて「やっぱり離れられない…」と諦めて、心と体を壊す人をたくさん見てきました。

 

なぜ離れられないか?

 

不思議ですよね。毒親育ちでない人に相談すると、「そんなに嫌なら離れればいいのに」「もう大人なんだから」と一蹴されるかもしれません。

(カウンセラー・心療内科でも理解のない先生はいます)

 

家庭環境で人生が決まるわけではないのですが、スタートが全然違います。

 

毒親育ちでない人が幸せそうに見えるのは、ある程度幸せな家庭で育ち、愛されるのが当たり前で、それによって自分に自信を持っているから。

「幸せ」がスタンダードなのです。

 

一方毒親育ちの場合は、辛い出来事が多い家庭で育ち、親の言う通りにしなければ認められず、自分の意思や自由を制限されます。自信を持てません。

その結果、「不幸」「つらい」「我慢」がスタンダートになります。

 

毒親育ちにとっては「不幸」「つらい」「我慢」が日常です。

毒親と離れるということは、「不幸」と「つらい」の両方を手放して、「幸せ」と「楽しい」を手に入れることになります。「我慢」を捨てて、その代わりに「自由」を手に入れることになります。

 

脳は変化を嫌います。

 

あなたはの心は「幸せになりたい!離れなきゃ!」と分かっているのに、脳は「これは変化だよ!やめておいた方がいい!いつも通りでいいじゃん」とブレーキをかけてしまいます。

脳にとっては、一緒に過ごした相手が「良い人」なのか「悪い人」なのかが一切関係ないのです。

 

 

あなたの性格の問題か?

違いますよ。

これは脳の仕組みのせいです。あなたのせいではありません。

 

脳のせいだから無理?

そんなことありません。

今までのあたりまえを捨てて、親が刷り込んだ思い込みも捨てて、罪悪感を薄めれば、あなたも抜け出せます。

 

 

毒親に関する相談

Poche

 

「親と離れたいなんて思っていいのか」「こんなこと書いたらどう思われるのか」なんて、気にしないでくださいね。

毒親育ちの子は「自分の気持ちに蓋をしてしまう」習慣がありますから。

自由に考え、行動することがワガママなことだと思い込まされている人も多いです。

(親にとって都合が悪いだけなのに…)

 

だからこそ「こうだったらいいのに」という気持ちが出てきたら、その気持ちを忘れないでください。

どんなに小さな気持ちでも、ふと思っただけだとしても、それを忘れないでください。それがあなたの本音なのです。

 

離れたいのなら、離れていい。

離れた後のことは、離れて元気になってからちゃんと見つかります。

 

大丈夫。あなたは一人じゃない。

一時的に心の支えが必要なら、私が力になります。困った時に頼れる人がいると、知っておいてください。大丈夫だから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Poche

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Posted by poche