他人が気になる!比べちゃう!そんなアナタが楽に生きるための『自分軸』強化法
こんにちは。心理カウンセラーPocheです。
今日のブログは、『他人軸ではなく自分軸で生きるコツ』についてお伝えしていきます。
※このブログは音声サイトvoicyでも配信しています。
- 自分がまわりからどう見られているのか、気になってしょうがない
- 空気を悪くしないように気を遣う
- 自分の意見を言うと、否定されてしまいそうで怖い
このように、「自分がどうありたいか」よりも「他人からどう見えるか」を優先していませんか?
「そうしないとダメだ」「そうしないとみんなが離れていく」と、無意識に自分を追い込んでしまっていませんか?
大丈夫。
あなたと他の誰かは、違っていいのです。
…とお伝えしても、「でも…」と不安な気持ちが出て来てしまいますよね。
それでいいんですよ。
まだそう思えなくても、自分を責めないでくださいね。
今回の記事は、空気を読みすぎて自分の行動を制限してしまうアナタが、少しでも楽に生きられるように…と願って書き進めていきます。
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自分軸・他人軸の違いは?
私たちが何かを決める時、基準となるのが「自分軸」と「他人軸」です。
この2つの違いは『何を』基準にしているのかということ。
自分軸の基準は、「自分がどうありたいか」「自分がどうしたいか」です。
一方、他人軸の基準は「相手がどう思うか」「相手からどう見えるか」。
なかなかイメージしにくいと思うので、具体例を5つ挙げて考えてみましょう。
<ダイエットする時>
自分軸では、自分の理想に近づくためにダイエットします。自分が健康でありたいからダイエットします。
他人軸では、誰かよりも綺麗になりたいからダイエットします。誰かに「不健康だ」と言われたくないから、ダイエットします。
<評価>
自分軸では、自分の評価は自分で下します。目標を達成できた時、「出来た!」と自分を認められます。
他人軸では、他人が下した評価が「自分の評価」です。目標を達成しても、相手が認めてくれなければ「出来た」と思えません。
<やりたいこと>
自分軸では、「自分がやりたいかどうか」「自分にとって必要かどうか」で考えます。
他人軸では、「周りがどう思うか」「皆は、どれをやるべきと思っているか」を考えます。
<飲み会の帰り>
自分軸が強いと「もう1件行こう!」と盛り上がった時に、「行くか」「行かないか」自分の考えを伝えられます。
他人軸が強いと「空気を悪くするかな…」「みんなはどうするのかな…」など、『みんなの正解』を探してしまったり、何も言えないことがあります。
<好きなもの>
自分軸が強いと「私はこれが好きです」と、心から好きなものを伝えられます。
他人軸が強いと、周りがどう思うかを考えてしまいます。「これを好きって言ったらどう思われるかな」と考え、心から好きなものが伝えられなかったり、当たり障りのない意見を伝えてしまいがちです。
いかがでしょうか。
あなたは「自分軸」と「他人軸」、どちらで行動することの方が多いでしょうか?
「人といると疲れちゃうなぁ」「なかなか自分の意見が言えないなぁ」というアナタはおそらく、他人軸で行動しがちな人。
空気を読めすぎてしまうから、つい「他人軸」を優先してしまうのです。
「やっぱり…」なんて、自分を責めないでくださいね。
他人軸で行動するのが悪い、というのではありません。
生きていくためには「自分軸」も「他人軸」も、どちらも必要です。
大切なのは、今あなたが「疲れていないか」どうか。
もしあなたが「疲れやすい」と感じるのなら、今よりも『少し』他人軸を弱めて、そのぶん自分軸を強くしてあげればいいのです。
…とはいえ本来あなたは、「自分軸」を優先するのが苦手なタイプかもしれませんね。
「他人軸」を優先している時の方が心地よく感じたり、楽だと思う事もあるでしょう。
そんな時は、こう考えてみませんか?
心と体が元気な時には、「他人軸」を優先してもいい。
そのかわりに、他人軸を優先した次の日や、ちょっぴり疲れたなぁという時は「自分軸」を優先してあげる。
「できたらいいなぁ」くらいの気持ちで試してみて下さいね。
自分軸=自己中?
「自分軸で生きる」というと、抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。
そのような方がイメージする「自分軸で生きている人」は、おそらく「何でもかんでも自分の意見を押し通す
人」。いわゆる自己中心的な人です。
違いますよ~。
自分軸で生きるというのは、自己中になるということではありません。
「自分はどうしたいか」「自分はどう感じるか」という思いを大切にする、という生き方です。
みんなが「焼肉に行きたい!」と言っているときに、「私はお寿司の気分なので、お寿司じゃないと嫌!」とワガママを言うのが『自分軸』ではありません。
みんなと意見が違っても「私はお寿司が食べたいのだ」という気持ちに気がついてあげること、さらには伝えるかどうかも含め、自分自身で考えられるのが『自分軸で生きる』ということです。
それにね。
この記事を読んでいるあなたはおそらく、どれだけ「自分軸」を優先しても自己中にはなりません。そんな人は、この記事を読んでいませんから。
空気を読めすぎてしまうあなたは、「自分軸で生きるぞ~!」という強い気持ちを持つのが『ちょうどいい』くらいなのですよ。
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自分軸を強くする方法2選
自分軸を強くするための方法はたくさんありますが、その中でも取り組みやすいものを2つお伝えします。
その他にも色々あるので、「もっと試してみたい!」という方はメールで一度ご相談くださいね。
「嬉しいこと」探し
これまで誰かから言われて、嬉しかった言葉はありますか?
誰かから何かしてもらって、「嬉しいなぁ」と思ったできごとはありますか?
「声が好き」と言われた、「姿勢がいいね」と言われた、「よく笑うね」と言われた…どんな些細な事でもいいので書き出してみて下さいね。
今あなたが書き出した言葉は、「あなたに」元気をくれる言葉です。
これまで本やネットで見聞きした『ポジティブな言葉』がしっくりこなかった方こそ、『自分だけの元気が出る言葉』を大切にしてください。
スマホのリマインダーに入れて毎朝見たり、手帳に書き込んだり、メモ用紙に書いてポケットの中に入れたり…『いつでも見られる状態』にしてみて下さいね。
意見を言う時は「Yes and」
他人軸を優先しがちな人が、最も苦手とするのが『自分の意見を言う』こと。
だけど本当は「もう少し本音を言えたらいいなぁ」と、思っていませんか?その方が、今よりも無理なく過ごせそうですよね。
そこで試してみてほしいのが、『Yes and法』です。
相手の言葉を否定せずに自分の意見を伝えられるので、「空気が悪くなるかな…」という不安を最小限に抑えることができます。
- Yes=「いいですね」
- and=「それに加えて」「じゃあ」「実は」
例えば、仕事で何か案を出したい時はこのように伝えます。
- 「○○さんの案、いいですね。それに加えて、こんな案はいかがでしょうか?」
- 「いい考えですね。実はこういう方法も考えてみたのですが…」
- 「なるほど、いいですね。じゃあ、さらにこうしてみたらどうでしょうか」
なお『Yes and法』は、ビジネス向け会話術の1つ。
「いいですね+でも私は~」で伝える『Yes but』、「いいですね+もし○○なら~」で伝える『Yes if』、「いいですね+だからこそ私は~」で伝える『Yes so that』など、他にも様々な話法があります。
色々試しながら、一番『自分に合う伝え方』を見つけていきたいですね。
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脳からのSOSに気がついて!
「他人軸」も「自分軸」も、生きていくうえで必要な要素です。
でも「人と会うのが疲れちゃうなぁ」と思ってしまうのは、「他人軸が強すぎるよ~!このままじゃ倒れちゃうよ~」という脳からのSOSサイン。
きっとこれまであなたは、周りの誰よりも空気を読んで、みんなが楽しめるように、誰も傷つけないように、『いい人』を心掛けてきたのではないでしょうか?
でもね。
「あなただけ」が頑張る必要は、ないのですよ。
とはいえ無意識にその場の空気を読めてしまうあなたが、「明日からもう気にしない!」「自分の考えを第一に生きていく!」なんていうのは難しいですよね。
だからこそ、自分軸を『ちょっぴり強化』していきましょう。
あなたなりの方法で、自分の意見を伝える方法を取り入れていきましょう。
人のために頑張りすぎてしまうあなたが、もっとあなたらしく、穏やかに過ごせるよう応援しています。
Poche
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