「頑張りたいのに長続きしない…」:そんな自分を責めなくていい理由
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
頑張りたいと思っているのに、いつも途中でやめてしまう…。
また続かなかった…意志が弱いのかなって、自分を責めてしまうことはありませんか?
ダイエット、資格の勉強、運動習慣、SNSの発信、読書、早起き…
何かを始めるときは、「よし、頑張ろう」と思ってスタートすることが多いもの。
どれも続けられたら理想的だし、「今度こそ!」と意気込んだこともあると思います。
でも、ふと気づけばやめてしまっていた…。
そのたびに、「やっぱり自分はダメだな」と落ち込んでしまう——そんな経験がある人は、多いのではと思います。
実はこの悩み、
「何かを始める人が多い」この時期に、特に多く寄せられるものなんです。
続かないのは、本当にあなたのせい?
「続けられない=努力不足」
「やり遂げられない=根性がない」
そんなふうに誰かから指摘されることがありますが、実はそうとは限りません。
たとえば…こんなこと、ありませんか?
始めたときは良いと思っていたことも、続けるうちに「なんだか違うな」と感じたり。
やってみたら、思っていた以上に負担が大きかったり。
自分には合わないやり方だったり、今の自分には必要じゃなかったと気づいたり…。
こうした違和感に気づいて、自然とやめていくのは、決して“投げ出した”のではなく、ちゃんと「選び直している」行動なのです。
続けることは、素晴らしいこと。
でも、「続けること」だけが正解ではありません。
「やめた」ではなく、「見切った」のかも
相談に来られたHさん(30代・女性)は、いつも「三日坊主の自分が嫌だ」と悩んでいました。
SNSを始めたものの数日で投稿が止まり、ダイエットも毎回3日で終わってしまう。
「続けている人を見ると、自分だけが何も続けられない気がする」と話してくれました。
でもお話を聴いていくと、Hさんはとても真面目で、自分のことを客観的に見ようとする方でした。
「投稿が義務になって辛くなった」
「続けるために好きなものを制限しすぎて、しんどくなった」
そういった声が、ぽつぽつと出てきたんです。
「もしかすると、“続けられなかった”んじゃなくて、“自分に合わなかったことに気づけた”のかもしれませんね。」
…そうお伝えすると、Hさんは少し驚いた表情を見せた後、ふっと力が抜けたように笑ってくれました。
私たちは子どもの頃から、「続けるのが良いことだ」と言われます。それがいつの間にか、「続けないのは悪いことだ」にすり替わってしまうことがあります。
でも、何かを途中でやめることは、「悪いこと」ではありません。
「今の自分には合わないな」「これはやめておこう」と、切り替えができた証拠なのかもしれません。
長続きしないのではなく、「見極める力」がある
私たちはつい、「続いているかどうか」で自分を評価してしまいます。誰かから、そのように評価されてしまうこともあるかもしれません。
でも、本当に大切なのは、自分に合ったものを見つけることです。
時間も体力も限りある『大人の私たち』だからこそ、合わないものを無理に続けるよりも、合うものを見極めて選び直すことに意味があります。
それは決して「根気がない」のではなく、むしろ柔軟さや感性の豊かさの表れ。
たとえば、靴が合わなければ履き替えるように、方法や習慣だって、今のあなたに合わなければ変えていい。
やめたからこそ、自分に合うペースやスタイルを見つけられることもあります。
「私は続けられなかった」と責めるのではなく、
「私は合わないと気づけた」「ちゃんと切り替えることができた」と、どうか自分にやさしく声をかけてあげてくださいね。
「続けること」よりも大切なことがある
頑張ることは、たしかに素晴らしいことです。
でも、「頑張ることをやめる勇気」が、あなたを前に進ませることもあります。
「やめてもいい」
「続かなくても、それでいい」
そう思えるようになると、少しずつ、自分に優しい選択ができるようになります。
Hさんも最後にこう話してくださいました。
「今までは“続けられない自分”を責めてばかりだったけど、今は“続かなくていいものもある”って思えるようになりました。
そう思えたことで、逆に“これなら続けてみたいかも”って思えるものが見つかりそうです」
何かが続かなかったとき、その背景にはちゃんと「理由」があるはずです。
気持ち、タイミング、負担、生活リズム——
そのどれもが、あなたの大切な感覚です。
どうか、長続きしない自分を責めすぎないでください。
そして「続かない」だけはなく、別の捉え方をしてみてくださいね。
あなたは、ただ自分に正直だっただけかもしれません。
これなら無理なく続けられるかも”と思えるものに、これから出会えますように。そしてそのときは、自分にやさしく寄り添いながら続けていけますように。