【人間関係】距離が近すぎる?遠すぎる? ——自分が安心できる“ちょうどよさ”の見つけ方
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「なんだか疲れてしまう…」
「近づきすぎたかも…」
「でも、離れすぎるのもなんとなく不安…」
そんなふうに感じる人が、増えています。
ほどよく付き合いたいのに、どこまで踏み込んでいいのかわからない。
つい我慢してしまったり、逆に引きすぎてしまったり——
今日は、そんな「人との距離」に悩んだとき、
自分の心が安心できる“ちょうどいい関係”を見つけるためのヒントをお届けします。
1.「近づきすぎた」と感じたときは
- 相手の機嫌や言葉に、いちいち心が揺さぶられる
- 断れない・頼まれると無理してでも引き受けてしまう
- 相手に合わせすぎて、自分のペースが乱れている
- LINEや返信が遅いと不安になる
- 頭の中が相手のことでいっぱいになってしまう
上記の項目に<2つ以上>あてはまる方は、もしかすると「ちょっと近づきすぎ」ているのかもしれません。
人に合わせすぎたり、相手の気分に振り回されたりして、自分のペースを崩してしまうことはありませんか?
そんなときは、“相手のことを大切にしたい”という思いが強すぎる可能性も。
それはあなたの良さでもあります。
でも、そんなだからこそ、あなたの気持ちや体力も大切にしていいんです。
「自分が無理をしているかも」と感じたら…
- LINEの返信をゆっくりにする(自分のペースをつくる)
- 会う回数を少し減らしてみる
- 会う時間を短くしてみる
- 「今日はちょっと休みたい」と言ってみる
- 「一人の時間」を予定に入れ込んでしまう
そんな小さな調整で、自分の心を守ることができます。
近づきすぎたからダメ!と気負わず、まずは少し距離を置いたり、自分の時間を作ったりして休んでみてください。
だんだんと心が回復してきたら、
「また近づきたい」のか「離れている方が楽だなぁ」と思うのか、少しずつハッキリしてきます。
2.「距離をとりすぎたかも…」と不安になったときは
- 距離を置いた相手のことが、ずっと気になってしまう
- 「冷たかったかも」「嫌われたかも」と後悔してしまう
- 距離をとってから、自分の居場所がなくなった気がする
- 会話ややりとりを再開したいけれど、タイミングがつかめない
- ひとりでいる時間に、少し寂しさを感じている
これらの項目に<2つ以上>当てはまる方は、「距離をとりすぎ」てしまっているかもしれません。
もちろん、距離を取るのがダメなのではありません。
相手を大切に思う気持ちの表れだったということもありますし、自分を守る選択になることもあります。
一度距離を置くと、「嫌われたかも」「冷たいと思われたかも」と不安になることもありますよね。
でも、“距離をとった=関係を壊した”ではありません。
むしろ、距離を置くことで、健やかな関係が保てることもあるんです。
少し距離をとったあとに不安を感じたら…
- 「また会えてうれしいな」と一言添えてみる
- 無理なくできる連絡や関わりを少しだけ再開してみる
- 感謝の言葉を伝えてみる
それだけでも、十分に“繋がり”を取り戻せます。
距離は「変わるもの」。その時々のあなたの心に合わせて、柔らかく調整していきましょう。
3.「自分がどう感じているか」を大事にする
他人のペースや「こうあるべき」に合わせることに疲れたときは、
いったん、「今、自分はどう感じている?」と問いかけてみてください。
たとえば…
- 気を使いすぎていない?
- ひとりの時間、足りている?
- 会話が終わった後、ホッとしてる?それともどっと疲れてる?
- 話したい?それとも、話さなきゃって思ってる?
そんなふうに自分に質問すると、だんだんと「自分の本音」が見えてきます。
自分の感覚に正直になることで、“無理のない関係”も自然と育まれていきます。
人間関係に正解はありません。
「近すぎる?遠すぎる?」と迷うことは、
それだけ人を大切に思っている証拠です。
だからこそ、どうか自分の心にも、やさしくしてあげてください。
“ちょうどいい距離”は、相手との関係を深めるためにも、自分を守るためにも大切なもの。
「このくらいが、私にはちょうどいい」
そう思える関係を、大切に育てていけますように。
そして関係性に迷った時は、相談できる場所ーー
Pocheメールカウンセリングがあることも思い出していただけると嬉しいです。