<見下され不安>「バカにされている気がする…」と悩むあなたへ:心を守る考え方と回復のヒント
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「この人、私のことバカにしてるかも…」
「軽く見られてる気がして、つらい」
そんなふうに、ふとした言動に嫌な気持ちになったことはありませんか?
「気にしすぎかな」
「考えすぎかも」
…そう思おうとしても相手の顔や言動を繰り返し思い出して、イライラしたり悲しくなったり。時には、何も手につかなくなってしまうこともあるかもしれません。
はっきりとした言葉ではなくても、相手のトーンや表情、態度から「見下されているかもしれない」と感じてしまう…。
もしも、その不安がいつも心の中にあって、あなたの自信や安心を揺らしてしまっているなら―
今日は少しだけ立ち止まって、「見下され不安」が生まれる理由と、あなたの内側にある価値に目を向けてみませんか?
「見下される不安」は優しさとがんばりの裏返し
見下され不安を抱えやすい人の多くは、真面目で、人一倍がんばり屋さんです。
よくみられるのは、次のような傾向です。
・周りの空気を読む力がある
・人の気持ちに敏感で、傷つけないように言葉を選べる
・誰かの役に立ちたい、期待に応えたいという気持ちが強い
このように「周囲のことを見て考えられる人」だからこそ、相手からの評価や言い方ひとつに過敏になってしまいます。
そんな自分を変えたいとおっしゃる方は多いのですが、
本来このような不安を抱くことは「短所」ではなく、「長所ゆえの悩み」と言えるのです。
手を抜けますか?
「どう思われたかな」
「ちゃんとできてたかな」
そんな思考がグルグルとめぐって、どんどん不安になってしまうことがあります。
このようなことを他人に打ち明けても、
「気にしすぎだよ」「考えすぎ」「もっと気楽に考えたら?」なんて言われてますます傷ついてしまった…という人は少なくありません。
これはあなたが「手を抜けない人」だからこそ生まれる心の動き。
つまり、こんなふうに考えるのも、決してダメなことではないのです。
あなたの中にある「プラスの側面」を思い出して
見下されるのが怖い、と感じるとき、私たちはつい「自分には価値がないのかも…」と自信を失いがちです。
そんなときこそ、ぜひ思い出してほしいのです。
あなたには、こんなにもたくさんの“強み”があるということを。
たとえば…
- 人が気づかないところにも気づける
- ひと一倍、努力できる
- 限界を決めずに真剣に取り組める
- 頼りにされる存在
- 結果にこだわり、成果を出そうとする
- 言われなくても動ける
- 下に見られたくないからこそ、頑張れる
これらは、あなたが日々どれだけ真摯に物事に向き合っているかの証です。
自分では当たり前すぎて気づかないかもしれませんが、まわりから見ると「すごいね」と思えるような力ばかり。
「見下された」と感じたときは、そのたびに自分の「良い面」を思い出してみてください。
見下されるのが嫌なあなた「だからこそ」の強みが、きっとあるはずです。
プラスの面なんてない!と思う人へ
もしかすると、「強みなんてない」「すごいと思われるようなことなんてない」と感じる人も、いらっしゃるかもしれません。
でも、それでもいいんです。
「見下されたくない」という気持ちがあると言うこと……それは、あなたが「大切にされたい」「認められたい」と願っている証。
そしてその願いは、人としてとても自然で、まっとうなものです。
もし今、強みが何も思い浮かばなくても、心配しないでくださいね。
それは「ない」のではなく、「気づいていないだけ」かもしれません。
あなたが普段当たり前のようにやっていること―
人に気を配ること、手を抜かずに取り組むこと、静かに耐えること、ちゃんとしようと努力すること…。
それはどれも、他の誰かにとっては簡単に真似できない「あなたらしい強み」なのです。
だからどうか、今すぐに自分を誇れなくても、責めないでいてください。
ゆっくりで大丈夫。
小さな「できていること」を、ひとつひとつ見つけていきましょう。
見下されるのが怖かったあなたにも、ちゃんと誇れる部分がある。
そのことを、少しずつでも信じていけますように。
不安に飲まれそうになったら…
それでも、「やっぱり怖い」「自信が持てない」と感じる日もあるかもしれません。
そんなときは、まず「見下されたかもしれない」と感じた自分の気持ちを否定しないであげてください。
そして、こう問いかけてみてください。
「本当にその人は私を見下していたのかな?」
「私が勝手に自分を小さくしていないかな?」
相手の態度のすべてが、あなたのせいではありません。
そして、相手の心の中は、あなたには変えられません。
でも、「私はどう受け取るか」「自分をどう扱うか」は、あなたが選べるのです。
見下されないために強くなるのではなく自分を信じることから
不安を感じるたびに、「もっと強くならなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込んでいませんか?
でも、本当に必要なのは、「自分には価値がある」と信じてあげること。
相手の評価に左右されるのではなく、自分の目で自分を見てあげることです。
どうか、誰よりも先に、あなたがあなたを認めてあげてください。
そしてもし、どうしても苦しいときは、ひとりで抱え込まず、誰かに心のうちを聞いてもらうと言う選択肢も残しておきましょう。
Pocheメールカウンセリングでもそのお手伝いをしています。
あなたが「実はすでに持っていたもの」に、少しずつ気づき、認めていけますように。
ここまで読んでくれたこと。
それも立派な「自分のために行動できたこと」の1つです。