生きづらさの正体はこれ!?…よくある7つの特徴と心の傾向
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「なんで私だけ、こんなに毎日がしんどいんだろう」
「人と同じように過ごしているはずなのに、どうしてこんなに疲れるんだろう」
そんなふうに、生きているだけでどこか「息苦しさ」を感じてしまうことはありませんか?
まわりにはうまくやっているように見える人がいる。
なのに自分は、どうしても同じようにはできない。
そんな自分を責めて、余計に苦しくなってしまう。
こんなふうに感じる日々が続けば、しんどくなってしまいますよね…。
でもその「生きづらさ」には、ちゃんと理由があります。
今回は、そんな「生きづらさを感じやすい人に共通する7つの特徴と心の傾向」をご紹介します。
もし、当てはまるものがあっても大丈夫。
「あなたの心のしくみ」を知るきっかけになりますように。
生きづらさを感じやすい人の7つの特徴と心の傾向
1. 人の気持ちに敏感で、空気を読みすぎてしまう
周囲の機嫌や言葉の裏を自然と察してしまうタイプ。
小さな表情の変化や声のトーンに、心が反応してしまいます。
▶︎背景にあるのは:「嫌われたくない」「迷惑をかけたくない」というやさしさと不安。
▶︎どうしたらいい?:「今、自分がどう感じているか」も同じくらい大事にしてみましょう。
2. 頼まれると断れない、自分より他人を優先してしまう
疲れていても、つい「いいよ」と言ってしまう。
断ることで関係が壊れるのが怖いから、自分の気持ちは後回しに。
▶︎背景にあるのは:「自分が我慢すればうまくいく」という思い込みや過去の経験。
▶︎どうしたらいい?:まずは小さな「NO」を練習してみることから始めて大丈夫です。
3. 完璧を求めすぎて、自分に厳しくなりがち
「ちゃんとしなきゃ」「失敗しちゃいけない」と無意識に自分を追い詰めてしまう。
うまくいっても安心できず、常に次の課題を探してしまう傾向も。
▶︎背景にあるのは:「認められたい」「安心したい」という切実な気持ち。
▶︎どうしたらいい?:「60%でも十分がんばってる」と、自分に声をかけてあげてください。
4. 感情の波が大きく、ちょっとしたことで落ち込んでしまう
人よりも感受性が豊かで、喜びも大きい反面、落ち込むと深く引きずってしまうことも。
▶︎背景にあるのは:心が繊細で、出来事を深く受け止めやすい気質(HSP傾向)など。
▶︎どうしたらいい?:落ち込む自分を否定せず、「そんなときもあるよね」と受け止めてあげましょう。
5. いつも「正解」を探してしまう
どうするのが一番いいのか、間違えないために常に答えを探してしまう。
選択が怖くて、行動に移すのに時間がかかるタイプです。
▶︎背景にあるのは:「失敗=責められる」と感じた過去の体験。
▶︎どうしたらいい?:「正解」よりも「自分にとって納得できる選択」を目指してみてください。
6.ひとりになったとき、自己否定が強くなる
まわりに人がいるときは平気でも、ひとりになると自分へのダメ出しが止まらなくなる。
「私なんて…」が口ぐせになっている人も多いです。
▶︎背景にあるのは:過去の傷ついた経験や、親との関係の影響なども関係していることがあります。
▶︎どうしたらいい?:「今そばにいる大人の自分が、あの頃の自分を守ってあげる」と想像してみてください。
7. 人と比べて落ち込んでしまうことが多い
SNSや職場の人間関係などで、自分と他人を比べて「私はだめだな」と感じてしまう。
比べたくないのに、どうしても気になってしまう…。
▶︎背景にあるのは:「もっと認められたい」「ちゃんとできていたい」という真面目さ。
▶︎どうしたらいい?:比べる対象を「一番調子が悪かった時の自分と、今の自分」に変えてみると心がラクになります。
7つの特徴は「悪いところ」ではない
ここに挙げた7つの特徴は、どれも「生きづらさ」の一因になるかもしれません。
けれど、どれも決して「悪いところ」ではありません。
むしろそれは――
他人に気を遣える優しさだったり、
感情を大切にする感受性だったり、
がんばり続けてきた証だったりするのです。
今まで誰にも言えなかった苦しさや、「こんなことで悩む自分は弱いのかも」と思っていたことが、
実はあなたの心の誠実さから来ていたものだとしたら―
少しだけ、自分を違う目で見られるかもしれません。
しんどさの背景には、「その人なりの理由」が必ずあります。
もしそれを、誰かと一緒に見つめていきたくなったら、安心できる場所で心を整える時間を持ってみてくださいね。
Pocheメールカウンセリングも、その1つでありたいと願っています。