誰かにお願いするのが苦手……というあなたへ
こんにちは。心理カウンセラーPocheです。
今日は、反響の多かった過去のツイート「誰かにお願いすることが苦手」な理由について、お話しさせていただきます。
※このブログは音声サイトVoicyでも配信しています。
したいのに、できないストレス
あなたは、誰かにお願いするのが得意ですか?
それとも誰かにお願いするのは苦手ですか?
……実のところは、お願いするのが得意でも苦手でもどちらでもOKです。
お願いするのが得意だからといって幸せになるわけではありませんし、お願いできないからといって人間関係が難しくなるわけでもありません。
あなたが誰かに「何かをお願いしたい」と思ってないのなら、全く問題ないのです。
でも「お願いしたいのに、お願いできない」場合は、ストレスが溜まります。
「できない」という精神的ストレスに加え、「お願いしたい状況」を自分で何とかしなければいけないという肉体的ストレスも加わるので大変です。
ひたすら我慢し続けて体を壊すこともあれば、「私ばっかりやってる!」と突然、怒りが爆発することもあります。
小学生の頃に一生懸命覚えた「かけ算の九九」を思い出してみてください。
あなたが得意なのは、何の段でしたか? 反対に、当時なかなか覚えられず「苦手だった段」はありませんか?
それぞれの段を口に出して、言ってみてください。
子どもの頃に得意だった九九の段は、大人になった今もスラスラ言えるのではと思います。一方、苦手な段はというと、大人になった今でも「なんとなく苦手意識」が残っていないでしょうか?
子どもの頃に苦手なものは、大人になっても苦手なことが多いもの。
それと同じく、お願いするのが苦手な人は「子どもの頃からお願いするのが苦手」なことが多いのです。
あなたは子どもの頃、親や先生にお願いするのが得意でしたか?
本当にしてほしいことや、本当に欲しいものを親や先生に言えましたか? 言った時、叶いましたか?
これらの答えが1つでも「いいえ」なのだとしたら、あなたが本当に欲しいものを言えないのは子どもの頃にやってきていないからの可能性が高いです。
子どもの頃に苦手だったから、大人になっても苦手だと思い込んでいるだけで、今のあなたなら「できる」かもしれません。
このように過去の影響で「誰かにお願いするのが苦手」という人におすすめなのが、一人の時に「自分のやりたい」「したい」を叶えてあげる方法です。
自分のしたい!を叶える
例えば、「家でビールが飲みたいなぁ」とふと思った時。
飲みたいという気持ちを我慢せず、思い切って買いに行ってみましょう。自分のために、動いてあげるんです。
この時のポイントは「○○したいなぁ」という気持ちを、自分でハッキリ認識すること。
※お薬や体調面など「飲んではいけない」という事情がある場合は除きます
「家でビールが飲みたいなぁ」
↓
「私は、ビールが飲みたい。それも発泡酒じゃなくて、生ビールがいい!」
……という具合に、自分で自分にハッキリ意思表示してくださいね。
「自分で叶えるなんて、なんか虚しい。誰かに叶えてほしい」とおっしゃる方もいますが、これまでお願いしてこなかった人がいきなり誰かに「してほしいこと」「欲しいもの」をお願いするのはハードルが高いものです。
誰かにお願いできるようになりたい。
……そう思う人こそまずは、「自分で自分のしたいこと」を叶えていく練習から始めてみてくださいね。
現在発売中の書籍「あなたはもう、自分のために生きていい」では、今よりラクに生きるためのヒントをもっと詳しくお伝えしています。
なぜか生きづらい、なぜかしんどい、そんなあなたに読んで欲しい1冊です。