「いい子でいる」のに、なぜかいつもモヤモヤする 〜“ちゃんとしなきゃ”の裏にある、ほんとうの気持ち〜
Sponsored Links
.jpg)
今日の記事を届けたいのは、「いい子」と言われることの多いあなた。
まわりの期待に応えようと頑張って、
いつも笑顔で、気を遣って、きちんとした振る舞いを心がけている。
人に頼られることも多くて、「しっかりしてるね」と言われることもある。
でも、ふとした瞬間に心がモヤモヤして、
「私、これでいいのかな…?」
「誰かに気づいてほしいのに、誰にも届かない」
……そんな孤独や疲れを感じることはありませんか?
「いい子」でいることに慣れすぎてしまうと…
・空気を読んで先回りする
・自分のことより、誰かのためを優先する
・本音を飲み込んで「大丈夫」と笑う
そんなふうに「いい子」でいるうちに、自分の気持ちを感じる時間やスペースが、いつの間にかなくなってしまうことがあります。
「いい子」でいるためには、何かを我慢したり抑えたり、誰かに合わせたり…
自分の時間や体力も使わなくてはいけないからです。
さらには…
小さい頃から「いい子だね」「しっかりしてるね」と言われてきた人ほど、いつの間にか人の期待に応えることが“当たり前”になっていきます。
厄介なのは「いい子」が当たり前になり過ぎると、「いい子」を演じないことに罪悪感が出てしまうこと。
その罪悪感が、「いい子でいることに疲れたあなた」の本音にブレーキをかけてしまいます。
特に、子どもの頃に慣れ親しんだ行動や選択と違うことをした時、「罪悪感」が出やすいです。
モヤモヤの正体は…
「特に嫌なことがあったわけじゃないのに、なんだか疲れてる」
「人に頼られるのはうれしいのに、どこか苦しい」
「いい子でいるのが嫌なわけじゃないけど、損してる気がする」
そんなふうに感じることが増えたなら…
それはもしかしたら、あなたの中にある“小さな本音”が気づいてほしいと訴えているサインかもしれません。
・たまには誰かに甘えたい
・「頑張ってるね」って言ってほしい
・もっと自由にしてみたい
そんな気持ちが、あなたの奥にそっと隠れているのです。
でも…
「ちゃんとしなきゃ」「いい子でいなきゃ」と頑張っているうちに、その声はどんどん遠く、小さくなってしまいます。
「ちゃんとしなきゃ」の下にあるやさしい願い
あなたが“いい子”でいようとするのは、まわりを大切にしたい気持ちがあるから。
期待に応えたい、
がっかりさせたくない―
そのやさしさと責任感が、あなたを動かしてきたのです。
でも、「がんばる私」がずっと前面に出ていると…
「甘えたい私」「わかってほしい私」「本当は頼りたい私」が、いつまでも置いてきぼりになってしまいます。
甘えたい気持ちは、あって当然
「ちゃんとしよう」と頑張るあなたの中にも、誰かにゆるされたかった気持ち、守られたかった思いは、きっとあります。
それが何年も前、何十年も前のことだとしても…。
でもそれは、「わがまま」でも「子どもっぽい」ものでもありません。
過去への執着でも、前に進めていないのとも違います。
むしろ、それがあるからこそ、人はやさしくなれるし、人の甘えにも応えられるようになるのです。
だからまずは、自分の心にこう声をかけてみてください。
「がんばってくれてありがとう」
「本当は、ちょっと甘えたかったよね」
「今まで、本当によく頑張ったよね」と。
「いい子じゃない私」も受け入れていい
疲れたときは、立ち止まってもいい。
ちゃんとできない日があってもいい。
「もう無理」「わかってほしい」と思ったって、かまわない。
そうやって少しずつ、「いい子じゃない自分」にもOKを出していけたら、あなたの中にあるモヤモヤは、やさしくほどけていきます。
もし今、「何がつらいのかよく分からないけど、しんどい」と感じているなら、そのモヤモヤには、きっと意味があります。
それは、“がんばるあなた”と“ほんとのあなた”が、少し離れすぎてしまっているサインかもしれません。
自分の心に、もう少しだけ目を向けてみてください。
“いい子”じゃなくても、大切にされていいのです。
ひとりではなかなかそう思えない、じゃあ一体どうしたらいいの?
…そんなふうに迷った時は、Pocheと一緒に考えていきませんか?
Pocheメールカウンセリングでは、5日間じっくりと丁寧にあなたと会話をしながら解決を探していきます。