できない私=ダメな私?「できなかった私」ではなく「頑張っていた私」を見つけるために
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
新しい環境に馴染めなかったり、周りと同じようにできなかったりするとき。
真面目で一生懸命な人ほど「私が悪いんだ」「もっと頑張らなきゃ」と自分を責めてしまうことがあります。
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でも……
本当にそうなのでしょうか?
もしかしたら、「うまくできない私」が悪いのではなく、「合わない環境」や「合わない相手」なのかもかもしれません。
「うまくできない」と思っているだけで、「実は出来ていること」もあるかもしれません。
今日の記事は、そんな「自分」を責めたり落ち込んだりしてしまうあなたに、伝えたいメッセージです。
自分を責めすぎると心が疲れてしまう
私たちは、思うようにいかないと「もっと努力すべきだった」「私が至らなかったからだ」と考えがちです。
ときには周囲から、そのような言葉を言われたり、「どうせこう思っているんだろうな」と感じることもあるかもしれません。
確かに振り返りは大切ですが…
必要以上に自分を責めると心はどんどん疲れてしまいます。
しかも、脳には「繰り返し聞いた言葉を信じやすい」という習性があります。
たとえそれが事実ではなくても、毎日のように「私はダメだ」と言い続けていると、脳は「そうなんだ」と思い込み、だんだんと自分を否定するクセが強くなってしまうのです。
その結果、自信が削られていき、本来の力を発揮することすら難しくなってしまいます。
だからこそ、「私はダメだ」という言葉を少しずつ「私は頑張っていた」「よくやっていた」といった言葉に置き換えてあげることが大切です。
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脳は「繰り返し」によって書き換わっていきます。
たとえば…
・「今日は疲れてるのにここまでやれた」
・「うまくできなくても、挑戦した自分は偉い」
・「私は思ったよりも頑張ってる」
そんな小さな言葉を、自分に向けて少しずつ積み重ねていくことで、脳の思い込みがやさしく上書きされていきます。
大切なのは「頑張っていた自分」に気づくこと
「できなかった」ことにばかり目を向けると、自分を否定してしまいます。
でも、その裏には必ず「頑張っていた私」がいるはずです。
・慣れない環境で、緊張しながらも続けていたこと
・うまくいかなくても、何度も挑戦しようとしたこと
・人に迷惑をかけないように気を配っていたこと
これらは、すべて「できなかった私」ではなく「努力を続けた私」の証です。
あなたが悪いのではなく、それだけ真剣に向き合っていたからこそ、苦しさやつらさを感じてしまったのだと思います。
本当に「あなたが悪い」のでしょうか?
たとえば、ある人には自然にできることでも、別の人にはとても難しいことがあります。
それは能力の差というより「環境の合う・合わない」の違いです。
たとえば、魚に「木の上に登ってごらん」と言ってもうまくできないのは当然のことですよね。
それは魚が悪いのではなく、水の中を自由に泳ぐことが、その子に合った生き方だからです。
人も同じように、それぞれに合う場所や、力を発揮しやすいやり方があります。
だから、「できなかった私=悪い私」とは限らないのです。
そして大切なのは―
あなたにも、あなたらしく心地よくいられる場所が必ずある、ということ。
急いで見つけなくても大丈夫。
小さな一歩を重ねながら、自分に合ったペースで探していけばいいのです。
一人で抱え込まずに
「自分を責めるクセ」をひとりで手放すのは、とても難しいことでもあります。
頭では「環境のせいかもしれない」とわかっていても、心がついていかないことはよくあるからです。
そんなときには、安心できる誰かに話を聞いてもらったり、気持ちを言葉にしてみることが助けになります。
「それって本当にあなたが悪いのかな?」と問いかけてもらえるだけで、ふっと心が軽くなることもあります。
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Pocheメールカウンセリングを使ってみてくださいね。
うまくできなかったとき、真っ先に自分を責めてしまうあなたへ伝えたいのは…
どうか、「その瞬間の「できなかった私」だけで判断しないでください」ということ。
そこには必ず「頑張っていた私」「耐えていた私」がいます。
そして本当に悪いのは、あなたではなく「合わない環境」や「合わないやり方」だったのかもしれません。
あなたは弱いのでも、ダメな人でもありません。
むしろ、真剣に取り組んだからこそ苦しくなったのです。
どうか少しずつ、自分にやさしい目を向けてあげてくださいね。
その気づきが、きっとこれからのあなたを支えてくれるはずです。