「私ばかり頑張ってる…」と思うあなたへ ―頑張るのをやめられない3つの理由
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心理カウンセラーPocheです。
「なんで私ばかり頑張ってるんだろう」
「みんなもっと感謝してくれてもいいのに」
「もう頑張りたくないのに、また無理をしてしまった…」
そんな思いを抱えて、イライラしたり悲しくなってしまうことはありませんか?
あなたはきっと、いつも周りのために一生懸命な人。
でも…
心のどこかでは、「もう少し私も楽になりたい」と感じているのかもしれません。
今の世の中は、だんだんと「ほどほどでいい」「60%で頑張ろう」という考えが浸透しています。
とはいえ、「ほどほどがわからない」「頑張るのをやめるのが怖い」「自分が頑張っているのかわからない」という方は、たくさんいらっしゃいます。
もしあなたもその一人なら…
そこには「これまでの経験や心の奥に刻まれた思い込み」が影響している可能性があります。
まずはその影響を知ること。
それが「今よりもっとラクになるため」の一歩になるはずです。
「頑張らなきゃ」をつくる3つの理由
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1.「愛されるためには頑張らなきゃ」
子どもの頃、こんなふうに感じたことはありませんか?
「いい子でいれば褒めてもらえる」
「期待に応えると、安心できる」
「迷惑をかけたら嫌われるかもしれない」
幼いあなたはきっと、家族や周りの大人に愛されるために、小さな心で一生懸命がんばってきたのではと思います。
本当は甘えたかったのに、「もっと頑張らないと認めてもらえない」と感じていたのかもしれません。
その頃に覚えた「頑張る=愛される」というルールは、大人になった今でも心のどこかに残り、
「休んだらダメ」「もっとやらなきゃ」とあなたを駆り立てていることがあります。
2. 「迷惑をかけたくない」
「私がやらないと」
「誰かに頼んだら、負担をかけるかも」
そんなふうに考えて、気づけば自分のことより周りを優先していませんか?
これも、幼い頃から「いい子だね」「我慢して偉いね」と言われ続けてきた人に多い傾向です。
周りの空気を読んで、場を乱さないように頑張った経験が、いつの間にか「人に頼るのは悪いこと」という思い込みをつくってしまうのです。
酷い言葉だけが「影響する」のではありません。
ときには褒め言葉が、大人になったあなたを縛ることがあります。
特に、優しかったり、真っ直ぐだったり、真面目だったり、頑張り屋さんだったり…
そういう人ほど「褒め言葉」に縛られてしまいやすいのです。
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頼ったり、手伝ってもらうことに、申し訳なさを感じることがあるかもしれません。
でもそれは、本当は「悪いこと」ではありません。
たとえば…
大切な人が「ちょっと手伝ってくれる?」「困ってるんだ」と頼ってきたら、あなたは嫌な気持ちになりますか?
むしろ「頼ってくれて嬉しい」、「助けてあげたい」と、感じるのではないでしょうか。
あなただけが、人を助けて頑張らなきゃいけないというルールはありません。
あなたが誰かを助けたように、誰かのために頑張ってきたように…
あなたも助けてもらっても大丈夫なのです。
いきなり人に頼るのは難しくても、「頼ってもいいんだ」「申し訳なく思うのは、まだ慣れていないから」と意識してみてくださいね。
それだけでも少しずつ、「一人で頑張らなきゃ」という意識がやわらいでいきます。
3. 「頑張る自分」に価値がある
長い間「頑張ること」が当たり前になっていると、少し力を抜いた時に不安が押し寄せてきます。
「何もしてない私はダメだ」
「怠けているって思われるかも」
そんなふうに、自分で自分を責めてしまうのです。
過去に親や大人たちに言われたこと、「誰かが言われていた言葉」が、あなたを責めることもあるかもしれません。
でも、本当のあなたの価値は、頑張りや成果で決まるものではありません。
頑張らないあなたにも、大切にされる権利があります。
「頑張らない=価値がない」ではありません。
実際に周りを見渡してみても、
「頑張ってないけど、楽しそうに生きている人たち」「そんなに頑張っていないのに愛されている人」がいるはずです。
それでもやっぱり「頑張るのをやめるのが怖い」と感じる人もいるのではと思います。
大丈夫。
それがおかしいとか、悪いとかそういうことではありません。
きっとあなたは、「頑張らなければいけない」と思うような環境で、必死に生きてきたのではと思います。
だからまずは、
「頑張らなくても、価値は変わらない。でも、そう思えないほど頑張って生きてきたんだ」と思ってみてくださいね。
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一人で抱え込まないでください
ここまで頑張れたのは、あなたが優しくて、誰よりも周りを思いやってきた証です。
だからこそ、もう一人で背負わなくていいんです。
「もう無理だな」
「誰かに聞いてほしい」
そう思ったら、それは心があなたに送る大切なサインです。
誰かに話すことで、「頑張り続けなくてもいいんだ」とホッとできる瞬間が、きっと訪れます。
もしよければ、その一歩を、一緒に探してみませんか?
Pocheメールカウンセリングでは、メールでのやり取りを通して「あなたがラクに生きていく方法」をお伝えしています。
あなたが「頑張らなくても愛される私」を受け入れられる日が来ますように。