「もっと感謝されたいのに…」 優しさが伝わらない理由と対策

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Poche
Poche
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

 

「こんなに頑張っているのに…」
「気をつかっているのに、感謝もされない」
「なんであの人ばっかり…」

そんなふうに感じて、心が疲れてしまうことはありませんか?

 

あなたのその優しさは、決して間違っていません。

でも、もしそれが報われずに苦しくなっているのなら——
少し立ち止まって、自分の気持ちと相手との関わり方を見つめ直してみるタイミングかもしれません。

 

今回は、「優しさが伝わらない理由」と、心を守りながら人と付き合うためのヒントをお届けします。

あなたの優しさが、「伝わる相手」に届きますように…。

 

優しさが伝わらない2つの理由

 理由1. 優しさを受け取る力が相手にない

あなたは十分すぎるほど頑張って優しさを伝えているのに、それが返ってこない…。

それは、相手自身に“優しさを受け取る力”が育っていないからかもしれません。

例えば…

  • 優しさの基準が、あなたと大きくズレている
  • 自分のことでいっぱいいっぱいで、周りの思いやりに気づけない
  • 「してもらうのが当然」と思い込んでいる

 

そしてもうひとつ大切なのは、優しさの“価値観”は人によって違うということ。

たとえば…

  • 過去に親が過干渉だった人は、「あれもこれもしてあげることが優しさ」と感じやすい。
  • 反対に、「見守ってあげること」「自分でさせてあげること」が優しさだと考える人もいます。

つまり、あなたの優しさが間違っているわけではなく、相手の価値観とすれ違っているだけかもしれません。

相手があなたに感謝しないのは、「価値観のズレ」のよるものかもしれません。

どれほどあなたが心を込めても、
相手と価値観が大きズレていたり、その優しさを受け止める準備ができていなければ、感謝は返ってこないのです。

Poche
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大切なこと▼
『感謝されない=あなたが悪い、ではない』ということ。

理由2. 優しさを「当たり前」と思っている

何度も尽くし続けるうちに、相手がその優しさを当然のことのように感じてしまうこともあります。

その結果、あなたがいくら頑張っても感謝されないどころか、もっと求められる関係になってしまうことも…。

 

だからこそ大切なのは、
「私が頑張らなくても、この関係は続くだろうか?」と問いかけてみることです。

 

この答えが「YES」なら…
あなたが無理をしなくても、相手はきっとあなたを大切にしてくれる人です。
その関係は、これからもお互いを思いやりながら育てていけるでしょう。

 

でも、この答えが「NO」なら…
その関係は、あなたが頑張り続けることでしか成り立っていないのかもしれません。
頑張ることが前提になっている関係は、気づかないうちにあなたの心を削っていきます。

「頑張らないと壊れる関係」なら距離を置くことも、心を守る大切な一歩です。

 

心を守る3つの対策

 1. 「この優しさは相手が求めている?」と振り返る

1つ1つ気にかけてほしい人、基本的に放っておいてほしい人、自分のタイミングで構ってほしい人、声をかけてほしい人、声をかけられるのが嫌な人……
「優しさ」の定義は、人によって違います。

 

だからこそ、「優しさ」に感謝されていないと感じた時は、「相手が求めていること」を考えてみることも大切です。

「私がしてあげたいこと」ではなく、「相手がしてほしいこと」を与えた方が、感謝が返ってきます。その方があなたの心も、きっと満たされるはずです。

 

2. 小さな「NO」を伝える練習をする

相手の要求すべてに応えてしまうと、あなたの心のエネルギーは消耗してしまいます。

短い言葉でいいので、少しずつNOを伝える練習をしましょう。

たとえば…

  • 「ごめんね、今はできないんだ」
  • 「少し考えてから返事してもいい?」
  • 「今回は別の人にお願いできる?」

このように伝えることで相手を傷つけず、あなたの「優しさ疲れ」も予防できます。

 

3. 優しさを自分にも向ける

相手ばかりを大切にしようとして、あなた自身が後回しになっていませんか?

相手ばかりを大切にしようとして、あなた自身が後回しになっていませんか?

 

たとえば…

「誰かのために動かなきゃ」
「この人はきっとこうしてほしいはず」
「私が我慢すれば丸く収まる」

 

そんなふうに考えて、つい自分の気持ちを置き去りにしていませんか?

でも、本当は——
あなたが無理をしなくても、続いていく関係が必ずあります。

まずは
「私の心地よさも大切にしていい」
「相手の気持ちの前に、まずは私の気持ちが大事」。

そんなふうに、自分に許可を出してあげてくださいね。

 

おわりに

あなたが人を思いやれるのは、とても素敵なことです。

でも、その優しさが伝わらず苦しくなるときは、あなた自身の心を守ることを優先してあげてくださいね。

 

優しさを少しだけ自分にも向けられるようになったとき、
もっとラクで自然な人間関係が育ち始めます。

 

Poche
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そんなときには、Pocheメールカウンセリングを頼ってください。
一緒に、あなたの心を守る方法を見つけていきましょう。

 

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Posted by poche