「会いたくない」「だけど会わなきゃ」「会うべき?」真逆の気持ちで揺れる時
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心理カウンセラーPocheです。
「気が進まないけど、顔を出したほうがいいんだろうな」
「行きたくないけど、断ったら角が立つかもしれない」
そんなふうに、真逆の『思考と気持ち』の間で揺れることはありませんか?
頭では「行ったほうがいい」と分かっていても、
心の奥では「できれば避けたい」と感じていること。
「行きたくない」と思っているけれど、
「行った方がメリットがある」「行かない方が面倒なことになる」ということもあるでしょう。
その板挟みの時間は、意外とエネルギーを消耗します。
「会いたくない」には理由がある
会いたくないと感じるのは、単なるわがままではありません。
その感覚の裏には、必ず理由があります。
たとえば…
- 過去に傷ついた経験がある
- 相手といると気を遣いすぎて疲れる
- 自分の価値観や境界線を尊重してもらえないと感じる
こうした背景があると、無意識に「自分を守りたい」という気持ちが働きます。
つまり、「会いたくない」というサインは、あなたの心の防衛反応。
行きたくないあなたが悪いのではなくて、「行きたくないような場所」なのです。
会いたくないあなたが冷たいのでもなくて、「会いたくない相手」なのです。
行きたくないと思うようなこと、会いたくないと思うようなことが、過去にあったということです。
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行く場合は「心の防具」を準備する
どうしても断れない場合や、行くことを自分で選んだ場合は、
「心の防具」=セルフケアの準備が大切です。
- 会う時間をあらかじめ短く決めておく
- 自分を安心させる香りや小物を持っていく
- 帰りに好きなカフェや本屋に寄る予定を入れておく
- 帰宅後は静かに一人になれる時間を確保する
そんなふうに「行ったあとのケア」を予定に組み込むことで、義務感だけで動く消耗を減らすことができます。
断ることも、立派な選択肢
「行かない」ことを選ぶのも、決して逃げではありません。
自分の心や体の限界を超えてまで、本当は会う必要はないのです。
断るときは、理由を細かく説明しなくても大丈夫。
短くシンプルに、「今回は難しそうです」とだけ伝えるのも立派な方法です。
アレコレ理由をつけた方が怪しまれたり、突っ込まれたりしますから、まずは「シンプルに」伝えておきましょう。
相手にさらに詳しく聞かれたら、「もう予定があって」「体調が優れなくて」など、断りやすい理由があると安心です。
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何より大切なのは…
大切なのは、「断ってもいい」という許可を自分に出すこと。
それが、心の負担を軽くします。
そして、どんな選択をしても、自分を責めないことも重要です。
会うか会わないか、どちらを選んでも、後から自分を責めてしまうことがあります。
「もっと頑張れたはず」
「あれでよかったのかな」
というふうに…。
でも、その瞬間のあなたは、そのとき一番安全だと思える選択を精一杯していたはずです。
「あのときの私は、あの選択が精一杯だった」
「あのときも、一生懸命悩んで出した答えだ」
そう認めてあげることが、心の回復につながります。
「板挟み」から抜けるために
義務感と自己保護の間で揺れるとき、どちらを選んでも罪悪感が残りがちです。
だからこそ、
・行く場合は、あらかじめケアを用意する
・行かない場合は、自分の選択を責めない
この2つを心に留めておいてください。
もし今、会いたくないのに会わなきゃいけない相手や予定があって、
心が重たくなっているなら――
その板挟みの気持ちごと、ここで安心して話してみませんか。
Pocheのメールカウンセリングなら、
「どうするか」だけでなく、「どうやって自分を守るか」まで一緒に考えることができます。
あなたがどんな選択をしても、その日を少しでも軽やかに過ごせますように。