焦らなくても大丈夫!誰かと比べて苦しくなったときに試してみて欲しい3つのこと
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「どうしてあの人は、あんなにうまくいっているんだろう」
「私も頑張っているのに、どうして……」
そんなふうに、誰かと自分を比べて苦しくなってしまう瞬間はありますか?
SNSや職場、友人関係の中で、何気ない誰かの“キラキラ”が自分の心を締めつけたり、「どうして私は」と苦しくなってしまうこともあるかもしれませんね。
「比べたくない」「比べない方がいい」そう頭で分かっていても、心がついてこないこともあります。
そんなときは、「焦らなくていい」と、思ってみてください。
「比べてはいけない」と比べてしまう自分を否定するのではなく、「比べちゃうけど、焦らなくていい」と思ってみましょう。
そして、ここでお伝えする3つのことを、よかったら試してみてくださいね。
1.比べてしまうのは「あなたが真剣に生きている」証拠
まず最初にお伝えしたいのは、誰かと比べてしまう自分を「責めないでほしい」ということ。
比較は、決して悪いことではありません。
「私も、もっとこうなりたい」「うまくやりたい」―そんな前向きな気持ちがあるからこそ、比べてしまうのです。ネガティブなことではありません。
つまりそれは、あなたが目の前のことに一生懸命に向き合っているからこそ。
がんばっているからこそ、他人の姿が気になってしまうのです。
だからこそ、「私ってダメだな…」と責めるのではなくて、
「私もよく頑張ってるよね」「比べるってことは、前向きな気持ちがあるんだよ」と、自分に伝えてみてくださいね。
「比べちゃダメ!」と無理に止めようとすると、脳はかえってそこにとらわれてしまいます。
それよりも、「比べるくらい、私もがんばってるんだね」と、自分にそっと声をかけてあげる方が、心はすっと落ち着いていきますよ。
2.「いまの自分」が感じていることに寄り添う
「焦るのはダメ」
「前向きに考えなきゃ」
そうやって“がんばる自分”にムチを打ち続けると、心の奥にある「本音」がますます見えなくなっていきます。
誰かと比べて苦しくなったときほど、私たちは「自分の本当の気持ち」に気づきにくくなってしまうのです。
そんなときは、ぜひ一度立ち止まって、そっと自分に聞いてあげてみてください。
「本当は、どう感じている?」
「何がつらかったんだろう?」
泣きたいくらい悔しかったのかもしれないし、がんばっても報われない虚しさを感じていたのかもしれません。
比べたくなるほどに、自分だって本当は認められたかった、ただそれだけかもしれないのです。
その気持ちに気づいてあげるだけでも、心は少しホッとします。「分かってもらえた」という安心感で、心が落ち着きを取り戻すこともあります。
3.違いは劣っていることではない
他人と自分の“違い”を見つけたとき、それを「劣っている」と感じてしまうこと、ありませんか?
でも実は、「違うこと=ダメなこと」ではないんです。
むしろ、違いがあるからこそ、それぞれの道に意味があります。
早く咲く花もあれば、ゆっくりと時間をかけて咲く花もあるように、あなたの歩みには、あなただけのリズムがあります。
焦る必要はありません。
誰かと同じように生きなくていいし、比べて自分の価値を決めなくていいのです。
誰かが評価されていたとしても、それはあなたの評価とは別物です。
誰かが成功している=あなたが成功していない、ということでもありません。
あなたは、あなたのままで大丈夫。
誰かと比べて苦しくなったあなたへ
誰かと比べて苦しくなったとき。
嫉妬心がむくむく出てきたとき。
そんな自分を責める必要は、全くありません。
それはあなたの心の素直な叫びかもしれないからです。
「誰かに気づいてほしい」「理解してほしい」「私だって…」と、叫んでいるのかもしれません。
もし今、「ひとりで抱えるのがつらいな」と感じていたら、その気持ちを、誰かにそっと話してみることも選択肢のひとつです。
比較の苦しさは、抱え込むほど「私だけがおかしいのかも」と感じてしまいやすいもの。
だからこそ、誰かに話してみることで、心がふっと軽くなることがあるんです。
焦らなくて大丈夫。
あなたには、あなたのペースがあるし、あなたの人生には、ちゃんと意味があります。
どんな自分も、ちゃんと大切にしながら。
すこしずつ、すこしずつ、心を緩めていけたらいいですね。
比較しても、大丈夫。
でも、比較することに疲れたら、誰かに聞いてもらったり。今回紹介した3つの方法を試してみてくださいね。
Pocheメールカウンセリングも「あなたの声を聞く場所」として、いつでもお待ちしています。