私を生きる練習を少しずつ始めてみる〜「相手がどうしてほしいか」の前に「私がどうしたいのか」

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Poche
Poche
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

「ちゃんとしなきゃ」
「こうあるべきだよね」
「みんなは、こう思うだろうな」

そんなふうに、誰かの期待や“正しさ”が、いつの間にかプレッシャーになっていませんか?

 

「私はこう思うんだけど…」
「本当はこうしたいんだけど…」

そんなふうに、自分なりに思いを伝えようとしても、
相手に受け入れてもらえないと、次第に「私の気持ちは通じないんだ」と感じてしまうことがあります。

 

そして気づけば、
「私は自己主張ができない」
「人に合わせてばかりの私がいけないのかな」
そんなふうに、自分を責めるようになってしまうのです。

でも本当は――
あなたは「自分の気持ち」を感じ取ろうとしてきたし、
ちゃんと「自分なりの伝え方」で届けようとしてきたのではないでしょうか。

Poche
Poche
今日はそんなあなたに向けて、
私を生きる練習を始めてみませんか?というお話をお届けします。

 

私を生きるって、わがまま?

「自分の気持ちを大切にする」と言われても、
「それって自己中心的じゃないかな…」
「そんなこと言っても、通じない相手ばかりだし」

そう感じてしまう方も少なくありません。

もしあなたもその一人なら…
きっとあなたは、これまで何度も自分の思いを飲み込んできたのだと思います。

 

「どうせ伝わらない」
「また否定されるだけかもしれない」

そんな経験が積み重なると、
人間関係に対して、どこかで“諦め”のような気持ちが芽生えてしまうことがあります。

 

「言ってもムダかもしれない」
「どうせ分かってもらえないし…」

そうやって少しずつ、自分の思いや願いを口にすることが怖くなってしまうのです。

「何度も伝えてきたけど、報われなかった」
「否定されるたびに、心が傷ついた」

そんな経験の上に、今のあなたがあるのかもしれません。

だからこそ、責める必要なんてありません。
むしろ、何度も心を開こうとしたその優しさや勇気を、どうか見落とさないであげてほしいのです。

 

だからこそ、“私を生きる”なんて、現実離れした言葉に思えるかもしれません。

「ワガママになるのでは」
「自己中になるのでは」

そんなふうに不安を抱く方もいらっしゃいますが…
“ワガママや自己中”とは違うのです。

 

「私を生きる」というのは、“自分の感覚を無視しない”ということ。

それは、相手を否定したり押し通したりすることではなく、
自分の中にある「ちょっとした違和感」や「こうだったらいいな」という思いに、気づいてあげることから始まります。

相手を否定しなくても、自分の思いを伝えることはできます。
相手を傷つけずに、自分の意見を通すこともできます。

 

小さな「私」を取り戻す3つの練習

1. 「私はどう感じた?」を確認する時間を持つ

たとえば、会話のあと、予定が決まったあと…
その場では相手の流れに合わせて「いいよ」と言ったけど、後悔するような時。

本当はどう感じていたのか、あとで自分に問いかけてみてください。

「私は、あれでよかった?」
「本当は、どう思っていた?」

ここで重要なのは「それを相手に言うか」ではなく、
まずは自分がどう思っていて、どうしたかったのかを知ること。

その問いかけが、自分の感覚を取り戻すきっかけになります。

 

2. 「伝える努力はしてきた自分」を否定しない

「うまく言えなかった私がいけなかった」
「伝え方が悪かったのかな」

そうやって、また自分に矢印を向けてしまうこともあるかもしれません。

でも、あなたは「言葉にする勇気」を出してきたし、「自分の気持ち」をちゃんと伝えようとしてきたはずです。

 

それを受け取るかどうかは、相手の問題。

受け取る余裕がない相手だったのかもしれません。相手に、受け取る気がなかったのかもしれません。

だから、どうか自分を責めないでくださいね。

 

3. 小さな「YES」や「NO」を心の中で言ってみる

相手に伝えるのが難しいときは、まずは心の中でこっそり“私の答え”を出してみてください。

「私は、本当は行きたくなかった」
「無理に笑わなくてよかったんだ」
「ちゃんと断ってもよかった」

口に出さなくても、“自分の味方”になる練習はできます。
そしてその積み重ねが、やがて言葉にする勇気につながっていきます。

 

「私を生きる」ことは、ゆっくりでいい

これまでずっと、“誰かの気持ち”を優先してきたあなたにとって、
「自分の気持ちを基準にする」というのは、簡単なことではないかもしれません。

でも、少しずつで大丈夫です。
「私を生きる」ことは、選び直すことの連続です。

 

・今日は自分の好きな服を着てみる
・ランチを「食べたいもの」で選んでみる
・返事をすぐにしないで、一晩考えてみる

そんな小さな選択のひとつひとつが、
「私はどうしたい?」という感覚を育てていきます。

“誰かを思いやること”と“自分を大切にすること”は、きっと両立できます。
だからこそ、あなたが“私を生きる”ことを、怖がらずに始められますように。
迷った時にはPocheメールカウンセリングがあることも思い出してもらえると嬉しいです。

 

【その気持ち、抱え込まなくて大丈夫です】

「ずっと誰にも言えなかった気持ち、抱え続けていませんか?」
「こんなことで相談してもいいのかな…」そんなふうに思う必要はありません。
あなたの気持ちを、誰にもジャッジされずに安心して話せる場所をご用意しています。
ひとりで考え続けるより、誰かと一緒に整理することで、もっと楽に前を向けることがあります。

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Posted by poche