優しい人ほど損してしまう理由:「優しいのに幸せになれない…」「人のために頑張りすぎてしまう」と感じているあなたへ
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心理カウンセラーPocheです。
「どうして、私ばかり我慢してるんだろう」
「優しくしているだけなのに、損な役回りばかり…」
「頼まれごとを断れなくて、気づけばヘトヘト」
「みんなは幸せそうなのに…」
そんなふうに、“優しさ”が自分を苦しめてしまう瞬間はありませんか?
周りからは「しっかりしている」「気が利く」「優しいね」と言われるのに、あなた自身はどこかずっと疲れていて、心の奥に小さなモヤモヤが残ってしまう…。
この記事は、そんなあなたに届けたい内容です。
やさしさ=損?

・相手が困っていると放っておけない
・頼られると断れない
・人の嫌な顔を見ると胸がざわつく
・自分より相手を優先してしまう
そんな「相手を思う優しさ」は、時にあなた自身を追い込んでしまうことがあります。
でもこれは決して“ダメなこと”ではなく、
あなたが長い時間をかけて身につけてきた「思いやりのスキル」なのです。
「優しいから」と思われたせいで、
平気であなたを傷つけてくる人がいます。
「断らないから」と感じた瞬間に、
自分の都合を押しつけてくる人もいます。
「怒らないだろう」と思い込んで、
理不尽なことをしてくる人さえいます。
でも、それらはすべて「あなたのせい」ではありません。
あなたの良さにつけ込んだり、利用する「相手に問題がある」のです。
あなたが優しいことも、
断れないことも、
怒らないことも、
ダメなのではありません。
ただし、
その優しさが「相手だけ」に向いてしまったり、
過剰になってしまうと…
心は知らず知らずのうちにすり減っていきます。
なぜ、優しい人は疲れてしまうのか

「優しさ」は、本来とてもすてきな力です。
人をあたため、支え、安心を届けられるものだからです。
でもその優しさが、自分ではなく「相手にだけ」向かってしまうことがあります。
ではなぜ、
そんなふうに“自分より人を優先してしまう”のでしょうか。
その理由の多くは、実は「幼いころの環境」にあります。
たとえば…
・怒られないよう、いつも“いい子”でいようと頑張っていた
・家族の雰囲気を壊さないよう、空気を読み続けていた
・自分の気持ちより、親の機嫌を優先してきた
・「迷惑をかけてはいけない」と繰り返し言われてきた
こうした経験が積み重なると、
大人になってからも「自分より相手を優先しなきゃ」「本音を言うと嫌われる」「嫌われたらいけない(自分を優先しちゃいけない」
…といった思い込みが働いてしまいます。
その結果、
頼まれごとを断れなかったり、無理をして笑ってしまったり、「私がなんとかしなきゃ」と抱え込みすぎてしまうのです。
自分の気持ちを後回しにするとどうなるのか
・断れない
・限界でも頑張ってしまう
・我慢が積み重なり、急に疲れが爆発する
・“なんで私ばかり…”という悲しさが生まれる
・本音を言うのが怖くなり、誰にも頼れなくなる
優しい人ほど、
人を大切にする分、自分の痛みに気づくのが遅くなってしまいます。
自分の優しさで疲れないために必要なこと
それは、
“自分の気持ちを後回しにしない練習”
をすることです。
突然大きく変わらなくていいし、無理して強くなる必要もありません。
・少しだけ断ってみる
・心の違和感に気づく
・「今はしんどい」と自分に伝える
・小さな本音を誰かに話してみる
こうした小さな行動が、優しさと自分を両方守る力になります。
「自分の話を聞いてもらう」というのも、自分を大切にする第一歩です。
優しい人ほど、
「迷惑かけたくない」「これくらい自分でなんとかしなきゃ」
と思いがちです。
でも、本音を整理する作業はひとりだと難しいことが多いんです。
だからこそ、
過去の思い込みや本音は、『否定されない場所』で安心して話せるとゆっくりほどけていきます。
「私ばっかり損してる…」という気持ちも、少しずつ軽くなっていきます。
Pocheメールカウンセリングでは、
あなたの優しさも、頑張りも、そしてこれまで傷ついてきた気持ちも、ひとつひとつ丁寧に受け止めながら、
“しんどさの根っこ”を一緒に見つけていきます。
ここでは、いい人でいようとしなくて大丈夫。
うまく話そうとしなくても、言葉がまとまっていなくても問題ありません。
「誰にも本音を言えない」
「理解してくれる人なんていない」
そんなふうに感じている方ほど、安心して話せる場所に出会ったとき、心がふっと軽くなります。
あなたの話を、誰にも否定されず、急かされず、やさしく受け止めてもらえる場所がある。
そのことを、ぜひ知っていてほしいのです。
この場所があなたにとっての
「わかってくれる人がいる場所」
「安心して話せる場所」
のひとつになりますように。
そして、
「初めて誰かに本音を話せた」という
そんな瞬間を一緒に作れたら嬉しいです。



