「おめでとう」が言えないあなたへ─相手の成功や幸せを「無理に喜ばなくてもいい」
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
今日の記事は…
「友達や同僚の幸せや成功を喜べない」ことに悩む、あなたに向けた内容です。
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安心してくださいね。
「おめでとうって、言わなきゃいけないのかな」
「心から喜べないのに、どう振る舞えばいいんだろう」
「私って、冷たい人間なんじゃないかな……」
そんなふうに感じたことはありますか?
職場の同僚や、そこまで親しくない友人の結婚や昇進、ライフイベントの報告に、なぜか心がざわつく。
「喜んであげなきゃ」と頭ではわかっているのに、心が動かない。
そんな自分に自己嫌悪してしまう。
あなたにも、思い当たることはあるでしょうか?
もし「ある」としても、責めるつもりは一切ありません。
あなたのその感覚は、決して「性格が悪い」からでも、「人として冷たい」からでもないからです。
そう感じるのはなぜ?
たとえば、あなた自身が今つらい状況にいたり、頑張っても報われない時期にいると、誰かの成功や幸せがまぶしすぎて、直視できなくなることがあります。
自分が大切にしているものを、軽々と手に入れているように見えたり、努力の差以上に運の差を感じてしまったり…。
「羨ましい。ずるい。私だって…」
「どうしてあの人で、私はちがうんだろう」
そんなふうに心の奥で痛みがうずいているとき、素直に「よかったね」と思えないのは、ある意味では当然のことなのです。
だから、まずは…
「そんなふうに感じるほど、私もがんばってきたんだな」と、自分の気持ちに目を向けてあげてください。
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素直な心があるからこそ、「喜べない」のです。決して悪いことではありません。
言わないことは「間違い」じゃない
心から思っていないことを言うのって、すごく疲れますよね。
それが「おめでとう」や「よかったね」などのポジティブな言葉であっても、同じです。
むしろ、ポジティブな言葉だからこそ、自分の本心とのギャップにモヤモヤすることがあります。
だから、無理に言わなくてもいいんです。
無理して笑えなくても、いいんです。
どうしても言いたくないときは、その場を避けるという選択もあります。
それも立派な「自分の守り方」です。
「おめでとう」を言う理由は、保身のためでもいい
さきほど「無理に言わなくてもいい」とお伝えしました。
でも、もし…
「言わないと角が立ちそう」「空気が悪くなりそう」と思うなら。
あなたのために、
あなた自身を守るために、
表面的に「おめでとう」と言うのも一つの方法です。
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言葉に“本心”をすべて込めなきゃいけない、なんてことはありません。
少し距離のある人との付き合いだからこそ、「あえて気持ちにフタをする」ことが、結果的にあなたの心を守ってくれることもあります。
あなたの心を、あなたが守ってあげてください。
喜べない日があるのは、悪いことではありません。
心が疲れていたり、痛んでいたりするときに、誰かの幸せがつらく感じるのは自然なことです。
「いい人」でいるために、無理をしなくていいんです。
表面だけ取り繕うことに疲れてしまうなら、距離を置いてもいい。
それは逃げではなく、「自分を大事にする選択」です。
「おめでとう」が言えないあなたにも、きっと別のかたちで人にやさしくできる場面があります。
だから今はどうか、自分の心を守ってあげてくださいね。
喜べない気持ちも、あなたの大切な感情のひとつ。それでいいと、思ってみてくださいね。