「嫌いなのに気になる…」苦手な人に心を奪われないために:気を遣いすぎてしまうあなたへ
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
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- 嫌いなのに、気になってしまう。
- 苦手なのに、気を遣ってしまう。
- 考えたくないのに、頭から離れない。
あなたにも、そのような相手はいませんか?
その人の前だと大人しくなってしまったり、過剰に気を遣ってしまったり。
帰宅してからも「さっきの言い方、悪く取られてないかな」「次に会ったときはどうしよう」と、頭の中で何度も繰り返し考えてしまったり。
嫌いな人のことでイライラモヤモヤして、大切な人に当たってしまったり…。
このように、
嫌いなのに「その人に時間を奪われてしまう」ことがあります。
なぜ苦手な人ほど気を遣ってしまうのか
まずお伝えしたいのは、このような状況は「決しておかしなことではない」ということ。
苦手な人や怖い人に気を遣いすぎるのは、とても自然な反応なのです。
というのも、人は危険や不安を感じる対象に対して「どうにか回避したい」と無意識に備えます。
つまりそれは、“生き延びるための知恵”のようなもの。
「嫌われたら困る」
「怒らせたら怖い」
「相手に振り回されたくない」
そうした思いが強いほど、相手の顔色を読み取り、先回りして行動するようになります。
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だからまずは、「気を遣いすぎてしまう自分」を否定する必要はありません。
そんなあなただからこそ、「うまくいった場面」もあるはずです。
気を遣いすぎるリスク
…とはいえ、過剰に気を遣ってしまうと、自分のエネルギーがすり減ってしまいます。
「何かについて考える」だけでも疲れてしまうというのに、
それが嫌いな人、苦手な人となれば、相当エネルギーを消耗します。
苦手な人のことを一日の大半考えてしまい、心が休まらないこともあるでしょう…。
そんなときに役立つのは、「心の中で線を引く」ことです。
考えないようにするのではなくて、「考えたあとにどうするか」を工夫していくのです。
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「気を遣ってしまうのは仕方ない」
「考えてしまうのも仕方ない」
そんなふうに「今の自分の状況」を肯定した上で、
そのあと「どこまで考えるか」「どうするか」を決めておくと、少しラクになります。
心持ちを変える“お守り”
たとえば、次のような心持ちを自分に言い聞かせてみてください。
- 「相手を完全に満足させることは誰にもできない」
- 「多少嫌われても、それは相手の都合。私の価値とは別」
- 「考えすぎてもしんどくなるだけ。ここまで考えたら終わりにしよう」
このように、自分にとっての“ストップライン”を設定するのです。
心の中で「ここまでで十分」と区切りをつけると、それ以上相手に意識を奪われにくくなります。
禁止や命令が苦手な脳
「この箱を絶対開けてはいけない!」と言われると、何が入っているか余計に気になるもの。
「ショートケーキのことは考えてはいけない!」と言われると、頭にショートケーキが浮かんでしまうもの。
人の脳は、「禁止や命令」が苦手なのです。
だからこそ「苦手な人のことは考えてはいけない!」と禁止せず、「考えてもいい」と許可を出した上で、考え続けない工夫を取り入れてみてくださいね。
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ただ、「相手に支配されすぎない工夫」を持っているだけで、心はずっと軽くなります。