「いいよ」と言いながら、心は拒否してる…そんなあなたへ 〜その小さな「ノー」に気づいてあげて
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心理カウンセラーPocheです。
「いいよ、大丈夫だよ」
「全然平気、気にしてないよ」
そう言ってその場をやり過ごしたけれど、時間がたってもモヤモヤが消えない。
頭の中で何度もあのときの会話を思い出してしまったり、相手の一言が、ずっと心に引っかかったままだったり…。
そんなふうに、「表では笑っていたのに、内心では拒否していた」という経験。
あなたにもありませんか?
「受け入れたフリ」をしてしまうのは、あなたの優しさ
相手を傷つけたくなくて、その場の空気を壊したくなくて、嫌われたくなくて…
つい「いいよ」と言ってしまうことがあるかもしれません。
でも、「それがダメだ」と言いたいのではないのです。
その行動の裏には、あなたのやさしさや気遣い、「そうせざるを得なかった心の傷」があるはずだからです。
だから「受け入れたフリ」が、あなたの負担になっていないなら、そのままでも問題ありません。
でもその一方で…
「本当は嫌だった」「なにか引っかかっている」という心の声が、あなたの中にあるのなら―
その「本音」と「表」のギャップが、静かにあなたの心を疲れさせてしまうことがあるのです。
何日も引きずってしまうのはなぜ?
その場で感じた『違和感や引っかかり」を見ないふりをすると、心は「ちゃんと気づいて」とばかりに、後から何度も思い出させてきます。
「何日も引きずってしまう」のは、
その当時、その場で出せなかったあなたの感情が、まだそこに残っているから。
本当はちょっと傷ついていた。
本当は「それ、嫌だな」と言いたかった。
でも言えなかった。
伝えられなかった。
その気持ちは今もまだ、あなたの中で「気づいて」と静かに待っているのです。
何度も思い出してしまうのは、「執着」「前に進めていない」のとは違います。
これは、あなたの心が「ちゃんとわかってほしかったんだよ」と伝えている証拠。
むしろ「前に進むため」に必要な過程です。
だから、引きずってしまう自分を責める必要はありません。
むしろ、それだけあなたが自分の気持ちに「まっすぐだった」ということなのです。
「なんでまだ気にしてるんだろう」
「そんな小さいことで…」
そんなふうに、自分を責めたくなるかもしれません。誰かに指摘されてしまうことも、あるかもしれません。
でも、それは“気にしすぎ”なのではなく、
あなたの心がちゃんと「感じていた」からこそなんです。
表と裏が違っていても、大丈夫
表では笑っていたのに、心では泣いていた。
言葉では「いいよ」と言いながら、心は「いやだ」と叫んでいた。
…そんな自分を、「矛盾してる」とか「面倒な性格だ」と思ってしまう方もいるかもしれません。
でも、人の心はもともと、そんなに単純じゃないのです。
表に出した気持ちと、内側で感じた気持ちが違っていてもいい。
どちらも、あなたの大切な一部です。
どんなに心がざわついていても「表」で相手を責めたり、傷つけたりしなかったあなたは、それだけで『十分すぎるほどやさしい』です。
だからこそ、そんなふうにがんばったあなたの心を、今度はあなた自身がいたわってあげてください。
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それが、心を守る大事な姿勢になります。
心の中の「ノー」に、耳を傾ける
「嫌だな」
「それは無理かも」
そんなふうに感じたとき、その気持ちをちゃんと認めてあげてください。
たとえ口では言えなかったとしても、
まずは自分の心の中で「本当はイヤだったんだね」と受け止めてあげてください。
「誰も受け止めてくれない」と思うなら、それこそあなたが受け止めてあげてください。
それだけで、心の中に安心感が生まれて、
少しずつ、「伝えてもいいかもしれない」と思える日が近づいてきます。
あなたの感じたことには、ちゃんと意味があります。
それを無理に消したり、ごまかしたりする必要はありません。
あなたの中に生まれた「小さなノー」は、
あなたが「自分らしく生きるため」にとても大切なサインです。
断るのが苦手なことも、気を遣いすぎてしまうことも、今まであなたが人を大切にしてきた証です。
それでも少しずつ、「私も、大切にしていい存在なんだ」と思えるようになったとき、きっと毎日がもっとラクになります。
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Pocheメールカウンセリングでその思いを話してみませんか?
言葉にできないまま抱えていた気持ちも、ひとつひとつ見つめていけば、必ず軽くなっていきます。
あなたが、「本当の自分」を大切にできるように。
そして、無理して「いいよ」と言わなくてもいい日々が、少しずつ増えていきますように。