自分らしさを見失う『比較癖』特徴5選〜比較をやめるために今すぐできること
Sponsored Links
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「あの人はうまくいってるのに…」
「なんで私は、こんなにダメなんだろう」
そんなふうに、つい誰かと自分を比べてしまうことはありませんか?
比較すること自体が悪いわけではありません。
でも、それが続くと「自分はダメだ」と感じるようになってしまい、本来のあなたらしさが見えなくなってしまうことがあります。
この記事では、「常に比較してしまう癖」によって自分を見失いやすくなる特徴を5つご紹介しながら、
心を軽くするヒントをお届けします。
気をつけたい比較癖5選
特徴1:人と比べて、自分を責めてしまう
「あの人はすごいのに、私は…」
そんなふうに他人と自分を比べることで、自分のダメなところばかりが目についてしまうことはありませんか?
その裏には、「もっと頑張らなきゃ」「人に認められたい」というまっすぐな気持ちが隠れています。
でも、自分を責めるばかりだと、心がどんどん疲れてしまうのです。
▼今からできること
- 「比べてしまうほど、今の自分に向き合っている証なんだな」
- 「比べたくなるくらい、自分なりに頑張ってきたんだな」
そんなふうに受け止めてあげることで、少しずつ心はほぐれていきます。
人と比べる自分を責めないことが、まずは第一歩です。
特徴2:SNSで他人の投稿を見て落ち込んでしまう
SNSを見ると、誰かの楽しそうな様子や成功の報告に胸がざわついてしまう…。
それは、自分の今の状況と比べて「劣っている」と感じてしまうからかもしれません。
でも、SNSに映るのは“その人の一部分”でしかありません。比べるには情報が少なすぎるのです。
▼そっとできること
「SNSは、良い面だけを切り取ったもの」と意識して、自分自身のペースを大切にしてみましょう。
それが難しければ、思いきって一度SNSから離れてみるのもひとつの手です。
心がざわつく時は、「今の自分を守る」ことをいちばんに考えてあげてくださいね。
特徴3:他人の成功を素直に喜べない自分に落ち込む
友達の昇進や、知人の結婚の報告を聞いたとき、心から「よかったね」と言えない自分が嫌になることはありませんか?
でも、それは「私も認められたい」「幸せになりたい」と願っている、あなたの心の叫びかもしれません。
今からできること
そんな自分を責めるのではなく、「それだけ願いが強いんだ」と認めてあげてください。
心がざわつくのは、あなたが“まっすぐで素直な心”を持っているから。
人の幸せに複雑な気持ちを抱くことは、決して悪いことではありません。無理に喜ぼうとしなくても、「心からおめでとう」と思えなくても大丈夫です。
それは、それだけ自分の人生にも真剣に向き合っている証。
だからこそ、他人の幸せがときにまぶしく、苦しく感じるのです。
表面上だけでも「おめでとう」と伝えることで人間関係がスムーズになることもありますが、
もしそれすらもつらいと感じるのなら、無理をしなくてもいいのです。
大切なのは、まず「そう思ってしまう自分」を否定しないこと。
その優しさを、どうか自分にも向けてあげてくださいね。
特徴4:周囲に合わせて、無理に自分を変えようとしてしまう
「みんながやってるから」「流れに乗り遅れないように」と、自分らしくない選択をしてしまったことはありませんか?
比べる気持ちが強くなると、「本当の自分」が置き去りにされてしまいます。
▼今からできること
何かを選ぶとき、「私は本当はどうしたい?」と、自分の気持ちにそっと問いかけてみましょう。
そして、「自分にとって」のメリットとデメリットを比べてみることもおすすめです。
誰かにとって正解でも、それがあなたにとっての幸せとは限りません。
あなたの選択は、あなたの心が安心できるものであっていいのです。
特徴5:「私はこれでいい」と思えなくなる
どれだけ頑張っても、「でも、まだ足りない気がする」と思ってしまう。
それは、他人の基準で自分を見てしまっているからかもしれません。
たとえば、責任感が強くて真面目な人ほど、
「もっとできるはず」「これくらいじゃダメ」と、つい自分に厳しくなってしまいやすいものです。
そんな人ほど、知らず知らずのうちに“他人の期待”や“世間の基準”を自分のものとしてしまい、
「まだ足りない」と感じやすくなってしまいます。
▼今からできること
「今日、自分なりにできたことは何だった?」と、一日の終わりに振り返ってみてください。
それが少しずつ、自分を認める力につながっていきます。
おわりに
人と比べて落ち込むのは、それだけあなたが一生懸命生きている証。
比べる気持ちの奥にあるのは、「本当は自分を大切にしたい」「本当はこんなふうに生きていきたい」という願いかもしれません。
でも、他人の人生を見ているばかりでは、「あなたの今」が霞んでしまいます。
どうか、少しずつでいいので、自分の気持ちにも目を向けてみてくださいね。
「今の自分」をみるのも辛い時は、それでも大丈夫。
辛いと思うことを、自分に強制しないことも「やさしさ」です。
「自分は自分でいい」
そう思える時間が、少しでも増えていきますように。