理解してくれる人の特徴3選|“わかってもらえない人”のサインとは?
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「こんなに説明したのに、伝わらない」
「なんでわかってくれないの?」
「何度も言ってるのに…」
そんなふうに、人間関係の中で“通じなさ”を感じて、心が疲れてしまうことはありませんか?
誰かに話しても、余計にモヤモヤしてしまったり、「そんなことで悩んでるの?」と軽く返されてしまったり――。
そんなことが続くと「誰もわかってくれない」と感じたり、「自分の伝え方が悪いのかな…」なんて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
でも、もしかするとそれは、
「わかってくれる人」にまだ出会えていないだけなのかもしれません。
どんなに誠意を持って接しても、一生懸命伝えても、「伝わらない相手」は存在します。
どちらが良い悪いということではなく、「相性」や「価値観・考え方の違い」から、どうしても伝わらないことは起こり得るのです。
理解してくれる人の特徴3選
そこで今日は、
「この人なら、わかってくれるかも」と思える、理解者の特徴3つを、やさしくご紹介します。
あわせて、“わかってもらえない人”に見られるサインもお伝えするので、身近な人をイメージしながら読んでみてくださいね。
特徴①:話を最後まで遮らずに聞いてくれる
理解してくれる人の一番の特徴は、あなたの話に「途中で口を挟まないこと」です。
「それってさ〜」とすぐにアドバイスを入れたり、自分の話にすり替えたりせず、あなたの言葉が自然に出てくるまで、静かに待ってくれる人。
そんな人の前では、不思議と「ちゃんと話そう」と安心できるものです。
反対に、“わかってくれない人”は、
あなたから会話の主導権を奪おうとする傾向があります。
聞くよりも“自分が正しい”と証明したい気持ちが強いので、話す側(あなた)がどんどん疲れてしまうのです。
特徴②:感情に共感しようとしてくれる
話の内容そのものよりも、「あなたがどう感じたか」に関心を持ってくれる人は、とても貴重です。
たとえば――
「それはつらかったね」
「よく頑張ってきたね」
そんなふうに、あなたの気持ちに寄り添う言葉をかけてくれる人は、理解者の可能性が高いでしょう。
重要なのは、価値観や考え方が全く同じかどうかではありません。人間同士ですから「全く同じ」はあり得ないからです。
価値観や考え方が違っても、
「あなたはそう思うんだね」と理解を示したり、否定しないで聞いてくれるかどうかが重要です。
一方で、“わかってくれない人”は、
「なんでそんなふうに思うの?」「それはあなたが悪いでしょ」とあなたの感情を否定する傾向があります。
「この人と話すと疲れる」「あまり会いたくない・話したくない」と思ってしまうなら、「あなたのことを理解してくれないこと」が知らず知らずのうちにストレスになっているのかもしれません。
特徴③:答えを急がず、一緒に考えようとしてくれる
理解してくれる人は、「すぐ答えを出さなくていい」と思ってくれている人でもあります。
あなたの話を聞いたあとに、すぐにアドバイスや正解を押しつけるのではなく、「じゃあどうしたいかな?」「どうしていく?」と、一緒に気持ちを整理する時間を作ってくれる人。
一緒に考えてくれるという心強さは、あなたの心を安心させてくれます。
一方で、“わかってくれない人”は、
問題を「早く終わらせたい」と思いがち。あなたのペースを無視して、答えを急がせてしまうことが多いかもしれません。
さらには、「こうでしょ」「それはおかしい」「いうことを聞いていればいい」と相手の意見を押し付けられてしまうと、居心地の悪さを感じたり、従うしかなかったりして苦しくなってしまいます。
最後に
「わかってくれる人がいない」と感じているとき。
その裏には、「誰かにわかってもらいたい」「誰かに受け入れてもらいたい」と強く願っているあなたが存在しています。
「誰もわかってくれない」と考えると、なんだか虚しいかもしれません。
でも、「そうか、誰かに分かってほしいと思っているんだな」「私の頑張りを認めてほしい、と思っているのかも」……そんなふうに自分の本音を掘り下げてみることで、寂しさや虚しさは少し和らぎます。
なぜなら、「わかってほしい」と願っている自分の気持ちに、自分自身が気づいてあげられるからです。
誰かに理解されることを求めるのは、弱さでも、わがままでもありません。
それは、「つながりを大切にしたい」という、人としてとても自然な心の動きです。
まずは、自分の気持ちを否定せず、「そう思ってるんだね」と受け止めてあげること。
その瞬間から、少しずつ心はほぐれていきます。
本当の理解者に出会う第一歩は、自分が自分の理解者になることなのかもしれません。
そうすることで、「どんな人と繋がりたいのか」もハッキリしてきて、人間関係を自分で選べるようになっていきます。あなたを傷つける人から、遠慮なく距離を取ることもできるようになります。
だからまずは、あなたの気持ちに、誰よりもやさしく寄り添ってあげてくださいね。
“わかってもらえない人”にすり減らされるのではなく、
“理解しようとしてくれる人”との関係を、少しずつ育てていけますように。
そしてもし、そんな人がまだ見つからなければ、Pocheメールカウンセリングで話してみませんか?
「わかってくれる人が1人いる」という安心感は、「誰もわかってくれない」という孤独や不安を「安心」で上書きしてくれます。
あなたが、安心して本音を話せるつながりに出会えますように。