「どうして私ばかり、マウントされるんだろう」——自分を守れずに傷ついてしまうあなたへ
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
誰かと話しているとき、気づけば比べられていたり、さりげなく見下されたり——。
そのたびに相手にイラッとしたりモヤッとしたり。
かと思えば、「またマウント…」「どうして私はこうなるんだろう」「うまく言い返したいのに」と落ち込んでしまうこともあるかもしれませんね。
今日お伝えするのは、「マウントを取られることが多い」と感じているあなたへのメッセージ。
まず最初にお伝えしたいのは、
マウントを取られるあなたが悪いわけではない、ということ。
あなたの何かがダメだから、マウントを取られるのではありません。
むしろ、あなたの優しさや素直さ、真面目さ……そうしたあなたの良さを相手が勝手に勘違いして、「マウントを仕掛けている」可能性があります。
マウントされやすい人が持っている特徴
- 会話の空気を悪くしないように気を配る
- 相手の言葉に「うんうん」と合わせてしまう
- イヤだと思っても、言えずに受け流す
- 「え?」「あれ?」と思うことがあっても、その場で言えず、あとで後悔しがち
マウントを取られやすい方に共通しているのは、「相手に嫌われたくない」「誰かを傷つけたくない」という思いを抱いていること。
そのため、面と向かって相手に意見を言うのが苦手な方も多く、
とっさの場面では、言いたいことがすぐに出てこなかったり、うまく言葉にできなかったりします。
すると、相手にとっては「言い返されない」「否定されない」安心感が生まれ、
無意識に“優位に立てる相手”と認識されやすくなるのです。
もちろん、それはあなたのせいではありません。
ただ、やさしさや気配りが“弱さ”と誤解されてしまうことが、残念ながらあるということ。
だからこそ、自分を守るための「境界線」や「距離感」が、とても大切になってくるのです。
自分を守る3つの行動
- 「言い返す」
- 「断る」
- 「距離を置く」
これら3つの「自分を守る行動」をできるようになると、マウントを取るような人から身を守ることができます。
……でもきっと、この記事を読んでくれている方は「それができずに困っている」のでは…と思います。
それでも、大丈夫。
ここで、自分の心に「なぜ言い返したくないの?」「なぜ断らないの?」と、尋ねてみてほしいのです。
きっとあなたは、何らかの事情で、「言い返す」「断る」「距離を置く」という行為に抵抗があるのではと思います。
たとえば…
- 傷つける人にはなりたくない
- 冷たいと思われたくない
- 嫌われたくない
- 誰にでもやさしくいたい
- トラブルになりたくない
このような思いが強ければ強いほど、マウントを取るような相手でさえ「言い返す」「断る」「距離を置く」ということが難しくなってしまうのです。
自分を守ることは「誠実さ」
イヤな気持ちに目をつぶって、我慢して、耐え抜く。
そんなふうに頑張るのは、もう卒業していいんです。
たとえば…
- 「今は話す元気がないな」と思ったら、返事を遅らせてもいい
- 無理に笑顔で合わせる代わりに、「うん」とだけ返すのもアリ
- 会うとしんどくなる相手とは、少し距離をとってもいい
それは決して、“大人げない”ことではありません。
あなたが、あなた自身と誠実に向き合うということ。
“誰とでも仲良く”じゃなくて、“心が疲れない関係を選ぶ”ことが、これからはとても大切なんです。
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気づくことが最初の一歩
「うまく断れなかった」
「また合わせてしまった」
「またマウントを取られた」
そんな自分に落ち込む日もあるかもしれません。
でも、すぐに変われなくても、「あ、また無理してるかも」と気づけたこと。それこそが、自分を守る力の始まりです。
「私は私のままでいい」
「自分を守っていい」
「気づけた自分、よく頑張ってる」
そうやって、自分にやさしい言葉をかけることは、心に“安心の土台”を築くことにつながります。
誰かにわかってもらうことを待つのではなく、自分の中に「自分の味方」がいるという感覚が育っていきます。
マウントを取る人との付き合い方
本当は、あなたにマウントを取らなくなってくれたら、それがベストです。
でも……
マウントを取るような人の性格は、なかなか変わりません。あなたも心の中で「この人は変わらないだろうなぁ」ということに、薄々気づいているのではと思います。
でも、「だから諦めましょう」「マウントを取る人を理解してあげましょう」ということではないんです。
マウントを取る人は変わらない。
でもそれは、あなたのせいではないということ。
そのことを理解した上で、「マウントを取るような人と距離を取る」選択を少しずつしていきましょう。
距離を取るのが難しければ、「あえて話を盛り上げない」「あえてそっけなくする」という方法で、「相手のマウントの喜びを奪ってしまう」のも1つ。
あなたへのマウントが楽しくないと思えば、相手はマウントをやめるかもしれません。あなたから離れ、また別のマウント相手を探すかもしれません。
大丈夫。方法はたくさんあります。
まずは無理のない方法から1つずつ試してみて、あなたの心を守ってくださいね。
一人では考えるのが難しい…と思えば、Pocheメールカウンセリングで一緒に考えていきましょう。