「もう疲れちゃった…」と感じたら 〜月曜の夜に心を休ませるための3つのこと
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
週のはじまり、月曜日。
もしかするとあなたも、こんな思いを抱えていませんか?
「なんとか1日終えたけれど、もう体も心もヘトヘト…」
「まだ月曜なのに、もう疲れた…」
「このペースで一週間持つかな」
「何もできなかった自分が情けない…」
週のスタートをうまく切れなかったことを責めたり、家族の様子が心配になったり、一日分の気疲れがどっと押し寄せてきたり…。
働いている人はもちろん、それを支える人たち。
働きたいのに働けない人も含め、月曜の夜は思っている以上に心が疲れやすいのです。
今日はそんなあなたに、“がんばらなくてもいい夜”の過ごし方をお届けします。
現実を変えるのは難しいけれど、「心の状態」を変えることはできます。心の状態が変われば、体が少し元気を取り戻します。
頑張り屋さんのあなたの心や体が、ほんの少しでも「ラク」になりますように…。
そんな願いを込めて書き進めています。
月曜夜におすすめの3つの過ごし方
① 「疲れて当然」と言ってあげる
月曜の夜にぐったりしてしまうのは、当たり前のことです。
・週末の疲れが残ったままの月曜日
・生活のリズムを取り戻すために神経を使う日
・職場や人間関係との再接続で心がフル回転している日
どんなにがんばったとしても、
どんなに何もできなかったとしても、
「もう疲れちゃった…」と感じることそのものが、自然な反応なのです。
まずは自分にこう言ってあげてください。
「うまくできたかどうかじゃなくて、今日を乗り切っただけで十分」
「よくがんばったね」
「疲れてるのは、ちゃんと働いた証拠だよ」
がんばれたことを褒めるよりも、疲れたことを認めてあげる方が、ずっと心にはやさしく沁みていきます。
ちなみに…
頑張っている家族を側で見ていたり、支えている人も、「月曜日」は疲れやすいものです。
「私は何もしていないのに…」なんて疲れた自分を責めずに、「私も、こうやってみんなの月曜日を支えている。それって、すごいことなんだ」と自分に伝えてあげてくださいね。
② “心がほどける時間”を少しだけ作る
月曜の夜は、気持ちがピンと張ったままになりやすいもの。
そんなときは、「緊張をほどく時間」を意識的につくってあげることが大切です。
おすすめは、五感を使って「今ここ」に戻してあげること。
・好きな香りのハンドクリームで手をゆっくりマッサージする
・電気を少し暗くして、落ち着く音楽をかけてみる
・あたたかいお茶をひと口ずつ味わって飲む
特別なことは必要ありません。
“ゆっくりしていい”と自分に許可を出すことが、心をゆるめるスイッチになります。
何かに集中している方が落ち着くという方は、趣味を楽しんだり、好きな映画や動画を見たりするのもOKですよ。
③ 明日が不安になったら、“今夜だけ”を考える
「もう火曜日か…」
「あと何日働けばいいの?」
そんなふうに、明日や今週のことを考えて気持ちが重くなってしまうこともあるかもしれません。
でもそんなときは、“この夜をどう過ごすか”だけに意識を向けてみてください。
・明日のことは、明日の私が考える。
・今はただ、お布団にくるまって、眠ることだけ考えよう。
・今夜だけ、頭を休ませよう。
・まずは、今。
そんなふうに思ってみてください。
心からそう思えなくても、「そう思ってみる」だけで、少しずつ思考は落ち着いていきます。
それさえ難しければ…
無理せず、「やっぱり明日が不安。でも、今はそれでも大丈夫。それでいい」と、今の自分の状況をそのまま肯定してみてください。
できないことを無理して頑張るより、「今の自分もそれでいい」と受け止めてあげる方が、心は安定するからです。
明日を迎えるために大事なのは、心と体を落ち着かせること。
それができれば、それで十分です。
最後に
「まだ月曜なのに、もう疲れちゃった…」
「月曜なのに、頑張れなかった…」
そう思ったときは、週の先のことまで考えすぎずに、まず“今の自分”にやさしくしてあげてください。
月曜日をうまくスタートできなかった日も、
特に何もできなかった日も、
それでも今日という1日を終えようとしているあなたは、本当にがんばっています。
月曜の夜は、がんばりを評価する日じゃなくて、疲れた自分をいたわる日。
「今夜はこれでいい」
そう思える時間を、ほんの少しでも持てますように。