「話しかけるのが苦手」「もっと社交的じゃないとダメ?」にぎやかな場所がちょっと苦手なあなたへ
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
今日は、「話しかけるのが苦手」「にぎやかな場所がちょっと疲れる」と感じているあなたに向けて、お話ししていきたいと思います。
「もっと気軽に話しかけられたらな…」
「周りは楽しそうに話してるのに、自分は何を話せばいいかわからない」
「なんだか距離を感じられている気がする…」
そんなふうに、人との関わりの中で“うまくできない自分”を責めてしまうこと、ありませんか?
「明るい人が好かれる」という思い込み
学校や職場、地域の集まりなど、どんな場所でも「明るくて社交的な人」が中心に見えることがありますよね。
そういう姿を見るたびに——
「もっと話しかけるようにしなきゃ」
「沈黙が続くと、空気が悪くなるかも」
「話さない自分って、感じ悪く見えるかな」
そんなふうに、自分を責める気持ちが湧いてきてしまう方も多くいらっしゃいます。
でも、ここで少し思い出してみてください。
あなたは、いつもにこやかで、明るい人としか「仲良くなりたい」と思いませんか?
いつも元気で、テンションが高くない人じゃないと、「その人と仲良くなりたい」と思いませんか?
ーきっとそうではないですよね。
むしろ、静かでも、ゆっくりでも、丁寧に言葉を選んで話してくれる人に安心感を覚えることもあるはずです。
「明るくないと好かれない」と思っていたけど、実は自分自身は「明るい人と一緒にいると疲れる」「静かに一緒にいられる人の方が楽」ということもあります。
「静かな人」「穏やかさ」を求めている人も、案外多いのです。
相談事例:にぎやかな輪の中で気疲れしてしまうYさん
Yさん(30代・女性)は、職場のランチや飲み会がとても苦手でした。
「雑談が苦手で、話についていけない」
「自分だけ浮いている感じがして、帰り道に落ち込んでしまう」
そんなふうに話してくれたYさんは、自分に「もっと社交的にならなきゃ」と言い聞かせて、無理をして場に合わせようとしていたのです。
でも、カウンセリングの中でYさんが気づいたことがありました。
それは——
「私は、少人数でゆっくり話す方が心が落ち着く」
「にぎやかな場が苦手なのは、“嫌い”というより、“感覚が疲れやすい”からだった」
という、自分の“過ごしやすいスタイル”でした。
そこに気づいたYさんは、少しずつ「自分に合った関わり方を選んでもいいんだ」と思えるようになり、無理に大人数の場に参加することをやめたそうです。
そして今では、気の合う同僚と少人数でランチを楽しめるようになったと、笑顔で報告してくれました。
もちろん、一人の時間も大切にしながら。
静かに過ごすあなたにも、ちゃんと価値があります
「話しかけるのが苦手」
「大人数の集まりで自然に会話に入れない」
「場の雰囲気についていけない自分がイヤになる」
そう感じることがあるかもしれません。
でも、それは“できない”のではなく、あなたの心が「無理しないように」と反応しているサインかもしれません。
テンポの速い会話が苦手でも、
すぐに仲良くなれなくても、
にぎやかな場で目立てなくても、
あなたには、一対一の対話を大切にできるやさしさや、空気を感じ取れる感性があります。
誰かに無理に話しかけなくても、静かなまま、つながっていける関係もちゃんとあります。
「もっと社交的じゃないとダメ?」と感じたときは…
「明るい=良い」
「話し上手=好かれる」
そんな風潮の中で、自分を“足りない”と感じる瞬間もあると思います。
でも、会話の中に“無理”が混ざってしまうと、どうしても心は疲れてしまいますよね。
だから、まずは「自分が心地よい関わり方ってどんなだろう?」と、自分に問いかけてみてください。
そして、あなたが「今のままでもいいかも」と少しでも思えたとき、自然と、似た感覚を持つ人とのつながりが生まれてくることもあります。
世の中にはいろんな人がいます。
にぎやかな人も、静かな人も。
だからこそ、あなたのペースで、あなたらしい関わり方をしても大丈夫です。
無理に笑わなくても、無理に話さなくても大丈夫。
やさしさは、言葉が少なくてもちゃんと伝わるものです。
「話しかけるのが苦手な私」も、
「にぎやかな場所が苦手な私」も、
どちらもあなたの大切な一部です。
そのままのあなたで、心から安心できるつながりに出会えますように。