【無実の罪悪感2】「もう過去のことだ」「もう大人になったのだから…」と納得する子ども~毒親

こんにちは。心理カウンセラーPocheです。

ここ数日間は、『親への罪悪感』についてお伝えしていければと考えています。

 

  • 過去のことを蒸し返しても意味がないのでは…
  • もう大人だから、過去のことは諦めた方が良いのかな…
  • どうせ親は変わらないし…
  • 今更、親のことを悪く言うなんて…

 

もしかしたらあなたも、このように感じているかもしれません。

ですがこのようなことで罪悪感を持つこと自体が、「子どもをコントロールする親」に育てられた証拠なのです。

 

 

「親」と「コントロールする親」の違い

Poche

世の中には「親」と、「子どもをコントロールする親」の2種類がいます。

>>【関連記事】親と「子どもをコントロールする親」の違い

 

親は子どもに「どのようなあなたでも愛している」と伝えます。

だから大人になった時に、「私はありのままで大丈夫!」と思えます。

失敗しても立ち直り、また挑戦できます。

 

でも「子どもをコントロールする親」は、違います。態度や言葉で子どもをコントロールします。

子どもは親の態度から「そのままの私では愛される価値がない」と悟り、一生懸命頑張ります。

でも、頑張っても頑張っても、不安です。心が満たされません。

それは親から「ありのままの自分」を愛されていないからです。

 

このように「コントロールする親」に育てられた子どもが抱えやすいのが、『無実の罪悪感』です。

 

あなたは親に、罪悪感がありますか?

もしかしたらその罪悪感は、「本当は悩まなくていい罪悪感(=無実の罪悪感)」なのかもしれません。

あなたのせいではないのに、「自分のせいだ」という罪悪感を背負わされているのかもしれません。

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「無実の罪悪感」はこうして作られる

 

子ども時代の悲しい出来事を思い出すのは、とても辛い作業です。

だから多くの人は、「そのこと」についてあまり考えないようにします。

考えても過去は変えられないし、思い出したところで辛くなるだけだからです。

 

…でも、悲しかった出来事は消えません。

忘れようと思っているのに、ふとした時にあなたの頭に「親の言葉」「親の顔」が浮かび、あなたの心を締め付けます。

 

子どもは、「親に受け入れてもらいたい」「親に愛してもらいたい」という気持ちを持つものです。

自分で意識していようといまいと、このような気持ちを本能的に持っています。

(男も女も『母親』を求めます)

 

だから「本当の私を受け入れてもらえない」「親が理解してくれない」という事実に、深く傷つきます。

「本当は親は、私を愛していなかったのではないか」と怖くなることもあるでしょう。

 

このような事実から目を背けるために、「罪悪感」が出てきます。

「親を悪く言ってはいけない」という罪悪感で、事実を見ないようにします。

「過去を蒸し返しても意味がない」「過去に良くしてもらったこともある」という罪悪感で、辛かった記憶を無理やり忘れようと頑張ります。

 

本当は自分が悪いわけではないのに、親を悪く言わないために「無実の罪悪感」をつくりだしてしまうのです。

 

これはあなたのせいではなく、「親のコントロール」によるもの。

親を悪く言えないように、幼少期の頃から無意識にコントロールされているのです。

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過去を整理するのは意味がない?

 

では本当に「過去のこと」を整理するのは、意味のない事なのでしょうか?

答えはNOです。

 

コントロールする親に育てられた子どもにとっては、とても意味のあることです。

大人になった今のあなたなら、親の有害なコントロールに気がつき、抜け出すことが出来るからです。

 

このような親のコントロールは、あなたが生まれてすぐから始まっています。

産まれてすぐの「真っ白な心」に善悪のルールを書き込むのは、他の誰でもない親です。

 

子どもは「その家のこと」しか知らないので、どんなにおかしなルールを書き込まれても分かりません。だから従います。

大きくなるにつれ、「他の家の親と何かが違うぞ?」と違和感に気がつくこともあります。

ですが子どもは、その家で生きていくしかありません。だから違和感に気がつかないふりをしたり、生きていくために「理不尽なことを納得」しようとします。

 

厄介なのは、大人になっても『子どもの頃に受けた親からのコントロール』が抜けないことです。

(人の思考は6歳頃までに作られると言われています)

 

こんな悩みはコントロールのせいかも…

「誰かに頼っちゃいけない」「1人で出来ることは、自分でしなきゃ」と思っていませんか?

このような思考は、愛情を支配する道具に使う親にコントロールされた子どもが抱えやすい悩みです。

【関連記事】
>>「愛情を支配する道具に使う親」とは

 

「自分で決断できない」「本音を言えない」と思っていませんか?

このような思考は、かまいすぎて子どもを窒息させる親(過干渉)にコントロールされた子どもが抱えやすい悩みです。

【関連記事】
>>「かまいすぎて子どもを窒息させる親」とは

 

「相手がどう思うか気になる」「自分よりも他人優先に動いてしまう」ということはありませんか?

このような思考は、常に自分の都合が優先する親にコントロールされた子どもが抱えやすい悩みです。

【関連記事】
>>「常に自分の都合が優先する親」とは

 

このように「大人になって抱えている悩み」の原因が、幼少期にあるケースはとても多いです。

幼少期の親とのかかわり合いが原因の場合は、自力では問題解決が難しいこともあります。

「今起こっていること」を解決しても、次から次に悩みが出てきてしまうからです。

 

親との関係で引っかかることがあれば、カウンセリングでご相談ください。

その際にこの記事を見たこと、さらには今抱えている悩み(「決断できない」「本音が言えない」)についてもお伝えいただければ、より具体的な提案が可能です。

Poche

 

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『あなたはもう、自分のために生きていい』

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Posted by poche