なぜ私は「同じような人」に、繰り返し傷つけられてしまうのか
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
今日の記事は「同じような人」に傷つけられてばかり…
と気づいたあなたに向けた内容です。
人間関係の中で、こんなふうに感じたことはありませんか?
・また同じようなタイプの人に振り回される
・なぜか強い言い方をされやすい
・否定的な人、支配的な人に出会うことが多い
・最初は普通だったのに、だんだん苦しくなる
こういった出来事は、
「たった1回」でも心を深く傷つけ、不安にさせます。
「自分が悪いのかな」と自責したり、人と会うのが怖くなったりするのも無理はありません。
「なぜか同じパターンになる」理由

人間関係のトラブルが続くと、
「見る目がないのかな…」
「もっと強くならなきゃダメ?」
「私が良くないのでは…」
…そんなふうに思ってしまいがちです。
でも実際には、人は無意識のうちに“慣れた関係性”に入りやすいという特徴があります。
たとえば、
「大切にされない」場所で育つと、大切にされないのが当たり前になってしまいます。
だから、大切にしてくれる人に出会うと警戒します。
裏があるのでは、いつか去っていくのではと不安になることもあります。
「否定される」場所で育つと、相手を信じられなくなります。
信じて裏切られ傷つけられる苦しみを、誰よりも知っているからです。
「認められたい」という気持ちはあるけれど、
「認められる」感覚がよくわからなくて、自分を否定するような相手と関係を持ってしまうことも珍しくありません。
「慣れた関係性=自分が安心できる関係性」とは限らないのです。
「また同じことが起きた」と感じるとき
・相手に気を遣う
・波風を立てないようにする
・自分が我慢すればいいと思う
・問題が大きくならないよう先回りする
人間関係に悩む人は、とても一生懸命、考えています。
ただ、その頑張り方が、「自分を後回しにする形」になってしまっていることが多いのです。
その結果、
支配的な人や攻撃的な人から見ると「反論してこなさそう」「強く出ても大丈夫そう」と無意識に認識されてしまうことがあります。
攻撃的な人は「自分を攻撃しない優しそうな人」を見分けるのが、本当に得意なのです。
過去の経験の影響

人は、これまでの人間関係の中で、「どう振る舞えば傷つかずに済むか」を学びます。
生きづらさにつながるのは、次のような「過去からの習慣」です。
・我慢する
・自分を小さくする
・相手を優先する
・感情を抑える
こうした振る舞いが、生き延びるための方法だった時期がある人ほど、
大人になってからも同じやり方を続けてしまいます。
すると、大人になっても「過去と似たような関係性」が繰り返されてしまうのです。
何度も傷つくと、人は環境よりも「自分」を疑うようになります。
例えば次のような考え方です。
・「私が至らないから」
・「もっと上手くやれれば」
・「耐えられない私が弱い」
一人の努力でどうにもならない関係性も確かに存在します。
それにもし、あなた側に何か理由があったとしても…
「攻撃してくる相手が悪い」というのは変わりません。
「次は気をつけよう」
「もっと自己主張しよう」
「もう舐められないようにしよう」
そう思っても、同じような苦しさを繰り返してしまう人は多いです。
意識の問題ではなく、心の反応の問題だからです。
あなたのせいで「繰り返してしまう」のでは、決してありません。
・どこで無理をしているのか
・なぜその関係性に入ってしまうのか
・何があなたを守ろうとしているのか
これらは、自分一人では見えにくい部分です。
可能なら否定しない相手と一緒に、心を紐解いていく時間が必要です。
Pocheメールカウンセリングでできること
・なぜ同じような関係性が繰り返されるのか
・どんな心の癖や防衛が働いているのか
・どこで自分を削ってしまっているのか
・これから、どう関わると楽になれるのか
こうしたことをPocheと一緒にゆっくり、あなたのペースで整理していきます。
無理に変わる必要はありません。
もちろん、「あれをしなさい」「これはダメ」と禁止や命令を与えることも、ありません。
同じような人に、繰り返し傷つけられてしまう時に思い出してほしいのは、
「あなたがダメだからではない」ということ。
これまで必死に人間関係を生き抜いてきた、その“やり方”が今も続いているだけなのです。
もし今、
「もう一人で考えるのは苦しい」
「今の自分を変えたい。抜け出したい」
と感じていたら…。
一緒に整理する場所があることを、どうか思い出してください。
あなたが自分を責めるところから、少しずつ離れていけますように。



