人に話すことの大切さ—「聞いてもらう」ことで心はほどけていく
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「誰かに話すなんて、迷惑かな」
「こんなこと言っても、わかってもらえないかもしれない」
そんなふうに感じて、『本当は言いたい気持ち』『聞いてほしい思い』を自分の中で抱え込んでしまうこと、ありませんか?
とくに、まわりに気を遣える優しい人ほど、誰かに頼るよりも「自分でなんとかしよう」と頑張ってしまうものです。
相手にどう思われるかと怖くなったり、否定された経験から不安が膨らんでしまうこともあるでしょう。
でも、心の中にある思いは、話すことでしか整理できないことがあります。
言葉にして初めて、「ああ、私はこんなふうに感じていたんだ」と気づける瞬間があるんです。
「誰かに話す」ことは心の整理のはじまり

感情は押し込めても消えてなくなりません。
その場では「なかったこと」にできたように思えても、心の奥底に残っていて、ふとした瞬間に顔を出します。そして再び、あなたの心を苦しめ傷つけてしまいます。
人は本来、自分の感じたことを「表現することで整理する」ようにできています。
ところが、「言っても無駄だ」「嫌われるかも」と思って気持ちを押し込め続けると、心の中に小さなストレスが積もっていきます。
その積み重ねが限界を超えたときに、「イライラ」「涙」「疲れ」としてあふれ出してしまうのです。
一番いいのは『話す』こと
では、どうすればいいのか…。
一番良いのは「誰かに話すこと」です。
話すことで、感情は外に出て、空気に触れ、形を変えていくからです。
でも…
ただ話せばいいというわけではありません。
それは―
「受け止めてもらえること」「否定されないこと」。
どんなに勇気を出して話しても、
「そんなことで悩むなんて」
「気にしすぎだよ」
と否定されてしまったら、心はますます傷ついてしまいます。
話すことは、本来とても繊細な行為です。
なぜなら、「こんな自分を見せても大丈夫かな」という、心の奥をそっと差し出すことだから。
だからこそ、「わかるよ」「つらかったね」と、そのまま受け止めてもらえることが何より大切なのです。
話すことで、感情は外に出て空気に触れ、少しずつ形を変えていきます。それはまるで、かたく結ばれた糸が少しずつほどけていくような感覚です。
身近に話せる人がいない時は?
「身近に安心して話せる人がいない」というケースは、案外多いものです。
大切な人に心配をかけたくない、誤解されたくないという思いから、「身近な人に話すこと」を躊躇うこともあるでしょう。
優しい人ほど、身近な人には「心配をかけたくない」「気まずくなりたくない」と思ってしまうものです。
安心してください。
話す相手は、身近な人でなくてもいいんです。
「リスクを冒してまで身近な人に話す」必要はありません。
むしろ、あなたのことをよく知らない第三者に話すことが、かえって本音を出しやすい場合もあります。
第三者には「関係性のしがらみ」がありません。
だから、どんな言葉を口にしても、誰かを傷つける心配も、後で気まずくなる不安もないのです
そこにあるのはただ、あなたの気持ちをまるごと受け止めてもらう安心感だけです。
大切なのは、「否定されずに話せる場所」があること

人に話すことの本当の意味は、「アドバイスをもらうこと」ではありません。
いちばん大切なのは、否定されずに、ありのままの気持ちを話せること。
誰かに受け止めてもらえた瞬間、心の中の重たい荷物がふっと軽くなるからです。
あなたが感じたこと、思ったことは、どんなに小さなことでもちゃんと意味があります。
「こんなことくらいで…」と我慢しなくて大丈夫。
話していいんです。
泣いても、怒っても、いいんです。
それは、あなたが自分の心を大切にしている証だから。
私のもとには、
「過去にカウンセリングで傷ついた」
「セミナーで、ひどい言葉を言われた」
―そんな経験を打ち明けてくださる方がたくさんいます。
「人を信じるのが怖い」
「もう本音を言うのはやめようと思った」
そう語る方も少なくありません。
無理もありません。
心をひらいた先で傷つく体験は、人の中に深い恐れを残します。
「どうせわかってもらえない」
「また否定されるかも」
―そう思うと、話すこと自体が怖くなってしまうのです。
けれど、5日間のカウンセリングの中で、そういった不安や恐怖は少しずつ「消えて」いきます。
そして最終日には、
「否定せず受け止めてくれる安心感を初めて得ました」
「こんなカウンセラーもいるんですね。早く出会いたかったです」
そんな言葉をいただくことがほとんどです。
ここでは、あなたの気持ちを誰も否定しません。
責められることも、比べられることもありません。
あなたの中にある想いをひとつひとつ丁寧に受け止めながら、一緒に少しずつ整理していきます。
焦らなくて大丈夫です。
言葉にならなくても、うまく話せなくてもいい。
ここは、あなたの心が「安心して呼吸できる場所」でありたいと思っています。
あなたの心が少しでも軽くなって、「話してよかった」と思える時間になりますように。
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