【親子】親から心配されるのが「しんどい」「重たい」と感じるあなたへ

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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

今日の記事は、親との関係に悩む「子の立場」のあなたに伝えたいことです。

「それで本当に、大丈夫なの？」
「あなたにできるの？」
「ちゃんと考えてる？」
「もっとこうした方が…」

そんな“心配”の言葉が、あなたの心を苦しくさせることはありませんか？

親の心配には、愛情が込められていることもあります。

子への心配が必要な時期も、もちろんあります。

でも、成人してからもなお、「小さな子どものように」繰り返し心配されると…
まるで、信じてもらえていないような気持ちになってしまうものです。

すると少しずつ、自信が持てなくなっていきます。

「失敗しないように」
「がっかりさせないように」

そんなプレッシャーだけが心に残ってしまうこともあります。

「この選択で合ってるかな」
「あの人にどう思われるかな」

そして大人になった今でも、
どこかで親の目線を気にしてしまう自分がいることに気づくこともあるでしょう。

それがダメだ、おかしいと言いたいのではありません。
この感覚は、過干渉な環境の中で育った人が、抱えやすい感情のひとつなのです。

過干渉の弊害

「自分で決めたい」
「もっと信じてほしい」

そう願っても、いつも先に心配されたり、判断を横取りされたり…。

すると、次第に「どうせわかってもらえない」「自分で決めても意味がない」と、行動を止めてしまうようになります。

心配という名の口出しは、子どもから「自分で考える力」や「選ぶ自由」をそっと奪っていきます。

もちろん、親にも悪気がないことは多いでしょう。

不安だからこそ、「失敗させたくない」「遠回りさせたくない」という思いが強くなるのかもしれません。

でも、親の安心のために、子どもがずっと「いい子」でい続けなければいけないとしたら…
それは、本当に「あなたの人生」と言えるでしょうか？

ここで言いたいのは「誰が悪いか」ではありません。
また、相手の意図や目的よりも、あなたが「今どう感じているのか」が大切なのです。

もし、あなたが今も「親に心配されるとしんどい」「信じてもらえていないようでつらい」と感じているなら、
その気持ちは、決してわがままではありません。

それだけあなたが、自分の人生を、自分の力で歩いていこうとしている証です。

信じてもらえない弊害

親に信じてもらえないのは、とても辛く苦しいものです。

でもそれと同じくらい、いえそれ以上に、「自分で自分を信じられなくなる」ことも辛く苦しいのです。

ここから抜け出していくには、「私は私を信じたい」「自分を信じる」と、思うことから。

少しずつでも思えるようになれたら素敵です。

心配されてもいい。
理解されなくても、大丈夫。

一番大切なのは、「自分が自分をどう思うか」です。

今はまだ、簡単に割り切れないかもしれませんが「そう思ってみる」だけでも、少しずつ思考や行動は変化していきます。

あなたには、決める力も、進む力も、もうちゃんと備わっています。
たとえそれを、まだ信じきれなくても。

この記事をここまで読んでくれたことが、すでに「決める力」「進む力」が備わっている証です。

心配されるたびに、揺れてしまう優しさも、ずっと頑張ってきたから。

これからは、少しずつ「親のため」ではなく「自分のため」の選択をしていきましょう。

あなたの人生は、あなたのものです。
どこで暮らすか、誰と話すか、何を選ぶか。
それを決めていいのは、あなた自身です。

しんどさを感じたときは、「私は私の人生を信じていい」と、小さく心の中でつぶやいてみてください。

自分の声を、ちゃんと聞いてあげられますように。

一人では難しいと思った時は、Pocheメールカウンセリングがあることも思い出してみてくださいね。