わかってほしいのに、「わかって」と言えないあなたへ 〜言えない背景
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心理カウンセラーPocheです。
「どうして、わかってくれないんだろう」
「気づいてほしい。察してほしい」
「でも…『わかって』なんて言えない」
そんなふうに感じながらも、
それを言葉にできず飲み込んでしまった経験はありませんか?
心では強く願っているのに、口に出すのはこわい。
もし言ったら、嫌われてしまうかもしれない。
わがままだと思われるかもしれない――
そんな不安が、あなたの「本当の気持ち」にそっとフタをしてしまうことがあります。
「わかって」と言えない理由
あなたがもし今、「どうして私は言えないんだろう」と自分を責めているなら、まずお伝えしたいことがあります。
それは、「言えないあなたが悪いわけじゃない」ということ。
きっとあなたには、「言いたいのに言えない」理由が、何かあるはずなのです。
たとえば…
- 過去に気持ちを伝えたのに否定された
- 「そんなの気にしすぎ」と受け流された
- 勇気を出して話したのに、否定された
- 話しても分かってもらえなかった
- 話せるような環境じゃなかった
そんなふうなことがあると、「伝えるのはこわい」と感じてしまいます。
「言えない」は実は、
「言ったら傷つくから、言わない」
「言っても意味がないから、言わない」
…かもしれないのです。
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「わかってほしい」と思う気持ちは消えない
「本当は、気づいてほしかった」
「誰かに理解してほしかった」
「味方になってほしかった」
その思いは、ずっとあなたの中で息づいています。
伝えられなかったとしても、その気持ちがなかったことになるわけではありません。
そして、誰にも伝えられないまま過ごしていると、だんだんと「私の気持ちはどうでもいいのかな」「私は分かってもらえない存在なのかも」と自分の価値そのものに疑いを向けてしまうこともあるのです。
「わかって」と言っていい
「わかって」と伝えることは、甘えではありません。
あなたが「この気持ちを大切にしてほしい」と願う、自然で健やかな感情です。
誰かに「わかってほしい」と言うことは、自分の気持ちに“居場所”を与えることでもあります。
「わかってほしい」と言うことは、
「分かってくれる人かどうか」を見分ける1つの目安にもなります。
「わかって」と言ってもいい。
「聞いて」と声をかけてもいい。
それは、あなたが誰かとつながろうとしている証です。
わかってもらえないまま我慢し続けるのではなく、「わかって」と言ってもいいんだと、自分に許可を出してあげてください。
「わかって」と言えない時に、言えなかった自分を責めないこと。
自分が言えないことを責めず、「言えない背景」を理解すること。
その上で、「これからは言っても良い」と自分に許可を出すこと。
それがきっと、あなたの心を少しずつ軽くしてくれます。