家族やパートナーに気を遣いすぎて疲れる人へ|“ほんとうの優しさ”を取り戻す3ステップ

こんにちは。
心のカウンセラーPocheです。

今日の記事は、家の中でさえ気が休まらない…というあなたに向けたものです。

 

「相手が静かになると、私、何か悪いことを言ったかな…って不安になる」
「体調が悪くても、家族の予定を優先してしまう」
「お願いごとも、迷惑かけたくなくて飲み込んでしまう」

もし、こんな日々が続いていたら…
あなたの心はきっと、見えないところで疲れてしまっているかもしれません。

 

自分を後回しにしてしまう日々

  • 家族のちょっとした言葉に、なぜか深く傷ついてしまう。
  • 自分の好きなことを話すのも、「否定されるかも」と思ってつい我慢してしまう。
  • 何もしていないと、どこか罪悪感を感じてしまう。

あなたには、当てはまるものがありますか?

もし、「ある」としても大丈夫ですよ。

「これは良くないからなおそう!」というつもりは、まったくありません。

なぜならそれは、それだけ「あなたが周りを大切に思ってきた証」だからです。

 

でも、もしあなたが「そんな自分」に少し疲れているとしたら…。

1つだけ、伝えたいことがあります。

それは、「気を遣うこと」と「自分をすり減らすこと」は、ちょっと違うということなんです。

 

優しさと我慢は同じじゃない

本当の優しさは、あなたの心に少しでも余裕があるからこそ、自然とあふれてくるもの。

だけど、無理をして相手に合わせ続けてしまうと、自分の中に少しずつモヤモヤが溜まっていってしまいます。

 

「私が我慢すればうまくいく」
「迷惑をかけたくないから、頼まないほうがいい」

そうやって、がんばり続けてきたのかもしれません。

でも、その「誰かへの優しさ」は時に、「自分をないがしろにする」という形になってしまうこともあるのです。

せっかくの優しさが、自分を苦しめるものになってしまっては、とてももったいないですよね。

 

甘えてもいい。「自分のための時間」も大切にしていい

誰かに頼ること、ちょっと弱音を吐くこと。

それは、わがままでも、甘えでもなくて、「今の自分を大切にする」という大事な行動です。

 

パートナーや家族から優しい声をかけてもらえる時は

「無理しないでね」
「ちょっと休んだら?」

そんなふうに相手から声をかけてもらえても、つい「大丈夫」と答えてしまう人もいるかもしれませんね。それもあなたの良さです。

 

でも、大丈夫だとしても、もう少し動けるとしても…
「あえて受け取ってみる」ということを試してみませんか?

 

「ありがとう、じゃあ少し休むね」
「そう言ってもらえてうれしい」

そんなふうに伝えてあげれば、相手も心が満たされます。休むことへの罪悪感も、少しずつ薄れていきます。

 

相手は、あなたが無理をしていることに、うすうす気づいているのかもしれません。

だからこそ、そっと差し出してくれた「休んでいいよ」のひと言。

それを受け取ることは、相手の気持ちを大切にすることにもつながります。

そして何より、自分の心をいたわる第一歩になりますよ。

 

家族やパートナーが気が利いた言葉をかけてくれない場合は…

家族やパートナーから、思ったような言葉をかけてもらえない…ということもあります。

たくさん尽くしてくれるあなたに甘えていたり、それが当たり前になったりして、あなたが頑張ってくれていることに気づけなかったり、それを「当たり前」だと思ってしまうことがあるからです。

あなたを心配しているけれど、「どう声をかけて良いかわからない」ということもあるかもしれません。

 

でも!
そんな時こそ、自分が自分に優しく接してみましょう。

 

「疲れてるから、ちょっと休むね」
「今日は、自分の好きなことをする時間にするね」

そんなふうに、小さな声でいいから、自分に優しい言葉をかけてあげてください。

声に出すことで「誰かから声をかけてもらった」ような安心感が生まれます。「休んで良いんだ」と、自分に許可を与えてもらったような、そんな安心感です。

 

あなたの優しさが、あなた自身にも向きますように

今日のお話は、「優しさ」と「無理」をつい混同してしまうあなたへ届けたくて書きました。

相手のためを思って、つい自分を後回しにしてしまうあなた。
でもそのやさしさは、本当は、あなた自身にも向けていいものなんです。

 

ほんの少し「休んでみる」、ほんの少し「お願いしてみる」。

それだけで、心は少しずつゆるみ、やわらかくなっていきます。

自分のために時間を使うことは、わがままではありません。

それは、「これからも誰かと心地よくつながっていくための、あたたかな準備」です。

 

優しさは「おすそわけ」で十分

お腹が空いている時に、「誰かに食べ物を分けよう」とは思えないもの。

でも美味しいものを食べてお腹いっぱいの時なら、「誰かに食べ物を分けてあげようかな」という心の余裕も生まれます。

 

優しさも、それと同じ。

自分の心が優しさでたくさん満たされていると、しぜんと「その優しさを分けてあげたい」と思えるようになっていきます。

 

自分ばかり無理をしている、気を遣いすぎて疲れる…そんなふうに感じた時こそ、「まずは自分」にその優しさを向けてあげてくださいね。

大丈夫。
あなたにはすでに、優しい心があります。

 

誰かにしてきたように、自分にもしてあげる。
それだけでいいんです。

 

「自分に優しくする」という意味がよくわからない時は、「パートナーが同じ状況だったら、私はどうするかな」「家族が同じ状況なら、私はどう声をかけるかな」と考えてみてください。

「相手」にしてあげたいと思うことを、自分にも。

そうやって少しずつ、「やさしさ」を自分に向けてみてくださいね。

 

今日もここまで読んでくださって、ありがとうございました。
どうか、あなたがあなたらしくいられる時間が、少しずつ増えていきますように。

 

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