喜べなくてOK!褒められるのが苦手なアナタに試してほしい『たった1つ』の方法
こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
今日の記事は『褒められるのが苦手な理由と、その対処法』について。
- 褒められた時に、心から喜べるようになりたい
- 褒められたいのに、褒められると戸惑う
- 「すごいね!」と言われても、「本当にそう思ってる?」と勘ぐってしまう自分が嫌
このように褒められることに戸惑ってしまうあなたに向けて、書いていきます。
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そもそも「喜べないとダメ」?
「人から褒められた時に、素直に喜べない」
「出来ている、と言われても心から嬉しいと思えない」
このような悩みを抱えている方は、とても多いです。
「喜べない自分=おかしい」
「嬉しいと思えない自分=冷たい」
というように感じて、「自分を変えなきゃ」と思っている人もいます。
でもね。
あなたはおかしくないし、冷たくありません。
喜べないのも、嬉しいと思えないのも、ちゃんと理由があるんですよ。
だから、自分の気持ちをごまかしてまで「嬉しい」なんて思えなくて大丈夫。
1つ、質問させてくださいね。
今のあなたは『A』と『B』、どちらの状態でしょうか?
『A』
もっともっと、褒められたい。
自分のためにも、褒められた時に喜べるようになりたい。その方が幸せになれそうだと思う。
『B』
褒められて喜べないのは、人としてどうかな…と感じる。
喜べるようにならなきゃいけない、と思う。そうした方が、良いと思う。
今のあなたが『A』の状態なら、これから先に書く内容が、きっと役に立つはずです。
もっとあなたらしく生きるために、褒められることに慣れていく方法を試してみてください。
『B』の状態の場合は、過去の記憶があなたを苦しめている可能性があります。
親に褒めてもらうために自分の意見を抑え込んだり、したいこと・やりたいことを我慢したり、やることなすこと否定されたり、頑張っても「それくらい当たり前」と認めてもらえなかったり…。
子どもの頃の経験が、「褒められること」に抵抗を感じさせているのかもしれません。
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褒められて戸惑う2つの理由+対処法
褒められて戸惑うのには、ちゃんと理由があります。
2つの理由と対処法をまとめましたので、自分に当てはまる理由はどれか探してみて下さいね。
1│「なんか違う」感
- 褒められて喜べる時もあれば、喜べない時もある。
- Aさんから褒められると喜べるけど、Bさんから褒められると喜べない。
- 「褒めてほしいの、そこじゃない!」と思う
このようなケースに当てはまる場合、「自分の想い」と「褒められた内容」にズレがあるせいで素直に喜べていない可能性が高いです。
「褒めてほしいの、そこじゃないんだよなぁ」
「あなたに褒めてもらっても、喜べない」
という『本音の部分』が、喜ぶことにブレーキをかけてしまっているのかもしれません。
でもね。
あなたが思う「あなたの良い所」と、相手が思う「あなたの良い所」が違っても良いと思いませんか?
自分では「ふつう」だと思っていることを褒められると、違和感があるかもしれません。
でもあなたを褒めた相手からは、そんなあなたを「いいなぁ」「素敵だなぁ」「すごいなぁ」と思っている。
相手から見ると素敵な部分だから、あなたを褒めたのです。
これは、心理学でいうところの「盲点の窓」。
自分では気がついていないけれど、相手が知っている「あなたの良い所」です。
褒められた時には、こう考えてみてください。
「へえ。そうか、そんな良いところもあるんだな」と。
心から喜べなくていいです。
心から嬉しい、なんて思えなくても大丈夫です。
だけど、「そんなことない」「そうですか?」と否定するのは止めておきましょう。
あなたは謙遜のつもりでも、相手は「私の意見を否定された!」と勘違いしてしまいますから。
「ありがとう!」と伝えて、「そう思ってくれているのだなぁ」という事実だけ受け取っておきましょう。
2│脳が「変化を嫌う」から
脳は、変化を嫌います。
心のどこかで「自分なんて」「自分が嫌い」と思って生きていると、無意識に「私は褒められるべき人間ではない」と脳内にインプットします。
褒められるべき人間ではないと無意識に「思い込んで」しまっているので、自分の中では『褒められない=事実』です。
誰かに褒められても、『褒められる=間違い』だと脳が勘違いし、脳が拒否するので喜べません。
「自分なんて」と思っていればいるほど、この拒否反応は大きくなってしまいます。
一番の対処法は、褒められることに慣れること。
もしかするとあなたは、幼少期の親とのかかわり合いから「褒められる」ことに抵抗があるかもしれません。
褒められて喜んでいるときに「調子に乗るな!」「天狗になるな!」「それくらい当然だ」と、言われたことがあるかもしれません。
私は褒められていい。
そう思うところから、スタートです。
過去は変えられませんが、今のあなたが『自分に許可』を出してあげてください。
褒められて戸惑った時、心の中で自分に「喜んでいいんだよ」「褒められていいんだよ」と寄り添ってあげてください。
「褒めてくれる人がいません!」というのなら、自分で自分を褒めてみて下さい。
朝起きられたとか、忘れ物しなかったとか、姿勢が良かったとか、些細な事から始めてみて下さい。
…サラッと簡単に書いてしまいましたが、『自分で自分を褒める』のは、なかなかハードルが高いです。
なので、「ダメだ。自分でさえ、自分を褒められない…きっと良いところがないんだ。」なんて、落ち込まないでくださいね。
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あなたはプレゼントを断りますか?
色々試してみても、「やっぱり褒められるのって苦手だなぁ」という人がいます。
それはそれで、良いと思いますよ~。
褒められるのが苦手でも、大丈夫。
心から喜べなくても、大丈夫。
苦手な食べ物がひとりひとり違うように、苦手なことがあってもいいじゃないですか。
でも1つ、私からお願いがあります。
それは「褒めてくれた言葉」を受け取ること。
「誉め言葉」は、ただの言葉ではありません。
相手からあなたへの、言葉のプレゼントです。
プレゼントをもらったらまず、「ありがとう」ですよね。
内容が好みじゃなくても、好きな人からじゃなくても、「ありがとう」と伝えますよね。
「いえ、そんなことないですよ…」「たいしたことないです」という謙遜は、相手からのプレゼントを「いらない!」と断るのと一緒。
「プレゼント拒否」を繰り返されたら、プレゼント(=誉め言葉)を贈りたくなくなってしまいます。
「もっと褒められたい!」と思えるようになった時に、誰も褒めてくれない…なんてことにならないように「褒めてもらったらありがとう」を大切にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Poche
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