答えにくい質問をされた時、無理に答えなくていい:角を立てずにかわす考え方
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
今日の記事は、
「答えにくい質問をされた時、どうしたらいいのか」について。
無理に答えなくても大丈夫。
答えなくても感じが悪くならず、角が立たない方法もあります。
こんな質問、どう答える?
「結婚は?」
「子どもはまだ?」
「彼氏いるの?」
「年齢いくつ?」
「なんで辞めたの?」
「ご職業は?」
「普段何してるの?」
「実家とは仲いいの?」
「年末年始やお盆は?」
こんなふうに、
急にプライベートなことを聞かれて、困ってしまったことはありませんか?
その場では笑ってごまかしたり、適当に嘘をついたり、答えすぎてしまったり…
あとになって、「言わなければよかった」「なんであんなことまで話したんだろう」「こう言えば良かったかも」と、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
まずお伝えしたいのは…
答えにくい質問には無理に答えなくてもいい、ということです。
……でも、
「そうか、答えなければいいんだ」
「次からは答えないようにしよう」
と、すぐに切り替えられる人ばかりではありませんよね。
むしろ、そう思えないからこそ、今この記事を読んでくださっているのではないかと思うのです。
たとえば…
本当は答えたくなかったけれど、感じが悪いと思われたくなかったのかもしれません。
空気を悪くしたくなくて、無理をしてしまったのかもしれません。
あまりに急で、とっさに反射的に答えてしまったのかもしれません。
そんなふうに、その場で答えてしまったのには「あなたなりの事情」があるはずです。
だから、答えてしまった自分を責めすぎなくて大丈夫です。
答えにくい質問が辛いのは、なぜ?
答えにくい質問をされても、平気な人もいます。
平気な人たちは、「答えなければいいだけ」「気にしなければいい」と言うかもしれません。
でも、「答えにくい質問が辛い」と感じる人もいます。
急に踏み込まれた感じがしたり、どこまで話していいのかわからなくなったりして、「答えなきゃいけないのかな」と、その場で固まってしまうこともあります。
答えにくい質問をされると、心がぎゅっと縮こまってしまうのです。
でも、それは「あなたが気にしすぎだから」ではありません。
相手に、少し配慮が足りない可能性もあります。
答えないあなたが失礼なのではなく、失礼な質問を相手がしているのかもしれないのです。
たとえ相手に悪気がなかったとしても、「どこまで聞いていいか」の感覚が、あなたとは合わないのかもしれません。
相手はただの世間話のつもりでも、あなたにとっては、触れられたくないことだったり、まだ言葉にしたくないことだったりします。
聞かれたことに答えなくても大丈夫
- 聞かれたから答える。
- 相手が知りたそうだから話す。
- 空気を壊さないように、無理をしてでも返す。
そういうやさしさや気遣いができる人ほど、あとから苦しくなりやすいものです。
でも、本当は…
聞かれたことに全部答えることと、
相手を大切にすることは同じではありません。
だから、答えにくい質問をされた時には、
「どう返したら嫌われないか」だけでなく…
「私はどこまで話したいかな」という自分の気持ちも、大切にしてくださいね。
答えにくい質問への「返し」
では、実際に答えにくい質問をされた時は、どうしたらいいのでしょうか。
ここで大切なのは、強く言い返すことではありません。
まずは、やわらかく、さらりとかわしてみることです。
「そのへんは、いろいろでして」
「まあ、ぼちぼちです」
「ちょっと複雑なんですよね」
「また話せる時があったら」
そんなふうに、少しぼかして返すだけでも大丈夫です。
「返し」の中で見えてくるもの
そして、こういうやりとりの中で「見えてくるもの」もあります。
相手と、どんな距離感で付き合っていくかの「目安」です。
こちらがやわらかく線を引いた時……
相手も「そっか」「ごめんね」とそこで引いてくれるなら、その人とは比較的安心して付き合っていけるかもしれません。
あなたのことを尊重して、無理に踏み込まずに、付き合っていける人の可能性があります。
でも、軽くかわしたのに、さらに踏み込んでくる人は要注意です。
たとえば…
- 笑って流しても、何度も同じことを聞いてくる。
- 言葉を変えても、まだ知ろうとしてくる。
- あなたが、「しつこい」と感じる。
そんな時は、「相手側の問題」の可能性が高いです。
もし仮にいい人だとしても、あなたとは距離感が合わないのかもしれません。
人間関係で頑張ってきた人ほど、「なんて返せばよかったんだろう」「私の対応がまずかったのかな」と、自分のほうばかり振り返ってしまうことがあります。
でも本当は、「あなたのせいではないこと」も案外多いのです。
答えにくい質問をされた時に大切なのは、上手に返すことだけではありません。
「その人と、どんな距離でいるのが自分にとって心地いいのか」を見ていくことも、とても大切です。
あとになって後悔する時
- 毎回こういう場面で苦しくなる。
- いつも同じように答えてしまう。
- 誰にどこまで話していいのか、自分でもわからなくなる。
- 相手を目の前にすると「うまく考えられない」感じがする。
- いろんな本や方法を知っても、うまくいかない。
そんな時は、ただ会話が苦手というだけではなく、これまでの人間関係の中で身についた反応が関係していることもあります。
「答えなきゃ」と思うような何か、「分かってほしい」という思い…
これまでの経験からくる、相手の気分を害することへの不安や恐怖が強く出ている可能性があります。
この場合は、知識や「スキル」だけを身につけても、うまくいきません。
過去から今に至るまでに、「染みついた思考の癖」があるからです。
たとえば…
- 子どもの頃からプライベートに踏み込まれることが多かった。
- 嫌だと言えずに我慢してきた。
- 話したことで傷ついた経験がある。
- 断ったら空気が悪くなったことがある。
- 自分の気持ちより、相手に合わせることを優先してきた。
…そういう経験があると、答えにくい質問をされた時、ただ困るだけではなく、心が強く緊張してしまうことがあります。
頭では「答えなくていい」とわかっていても、体や心がうまく動いてくれないのです。
あなたの気持ちを責めずに受け止めながら、相手との距離感や、あなたに合った伝え方を一緒に整理していくことができます。
うまく話せなくても大丈夫。
まとまっていなくても大丈夫です。
「また答えたくないことを答えてしまった」
「どこまで人を入れていいのかわからない」
そんな気持ちから、少しずつ整えていけます。
答えにくい質問に、いつも上手に返せなくても大丈夫。
少しずつ、自分を守れる言葉や距離感を一緒に見つけていきましょうね。


