家族の前だと昔の自分に戻ってしまうのはなぜ?―役割に縛られて苦しいあなたへ

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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

普段なら落ち着いて考えられることも、親の前ではうまく言えなくなったり、反射的に我慢してしまったり。

帰ったあとにどっと疲れたり、あとになって「ああ言えば良かった」と気づく。

親とのやり取りを、何日も引きずってしまう…。

 

言いたいのに、言えない。

言っても、分かってもらえない。

家族なのに、「ありのまま」でいられない。

自分の家なのに、心から安心して過ごせない。

 

…そんなふうに、「家族」に縛られているように感じることは、ありませんか?

 

「大人げないのかな」「もっと普通に接せたらいいのに」と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

勇気を出して周りに相談しても、「大人になったほうがい」「あなたは恵まれている」と理解されないこともあります。

けれど、『今起こっている反応』は、あなたが弱いからでも、未熟だからでもありません。

家族の前で昔の自分に戻ってしまうという感覚…
それは、それだけ長い時間、その場所で『ある役割』を担ってきたサインでもあるのです。

 

子どもの頃に「担う役」

子どもの頃は、環境を自由に選ぶことができません。

だからこそ、その家のルールや空気の中で生きていくしかないことが多いものです。

今の時代は、SNSやネットを通して「自分の家以外」について見聞きすることもありますが、そうした情報に今ほど触れやすくなかった頃は特に、
「その家のルール」が当たり前だと思って育つことも多かったように思います。

 

その中で、怒られないように気をつかうこと。

空気を悪くしないように我慢すること。

自分の気持ちより、まわりを優先すること。

…そうしたことが、いつのまにか当たり前になっていくことがあります。

 

でもそれは、あなたが弱かったからではなく、その場所でちゃんと生きていくために身につけてきたもの、「役割」だったのだと思います。

 

たとえば子ども時代、次のような「役割」を担うことがあります。

  • 空気を悪くしないように、我慢する役。
  • 親の機嫌をうかがって、先回りして動く役。
  • きょうだいの間、夫婦間をとりもつ役。
  • 怒られないように「いい子」でいる役。
  • 親代わりとなって、精神的に支える役。
  • 親の求める「子どもらしさ」を演じる役。

 

子どもの頃、「そうした役割を担ったことがよくなかった」と、過去のあなたを責めたいのではありません。

そうした役割は、そのときのあなたがその家で生きていくために必要だったはずだからです。

 

「生きづらさ」として影響するのは、それが大人になってからも残るような場合です。

子どもの頃に「役割」を頑張ってきた人ほど、演じることが「自然」になっていきます。

すると大人になってからも、その頃に身につけた反応が先に出ることがあるのです。

頭では「もう昔とは違う」「自分はもう大人だ」とわかっていても、心や体は先に反応してしまいます。

でもそれは決しておかしなことではなく、長いあいだ身につけてきた守り方が「今も無意識的に働いている」、ということなのです。

 

親と接するのが「苦しい」時

本当は嫌だった。

本当は悲しかった。

本当はもう背負いたくない。

本当は、もっと違う関わり方がしたい。

 

そんな気持ちが心の奥にあるのに、家族の前ではまた役割のほうが先に出てしまう…。

そのズレが、親と接する時に「苦しさや疲れ」になってあらわれることがあります。

 

「平気なふりをした」

「また笑ってごまかした」

「本当は言いたかったのに言えなかった」

そういう場面が積み重なると、自分でも自分の本音がわからなくなってしまうことがあります。

 

まずお伝えしたいのは、いきなり大きく変わろうとしなくて大丈夫、ということです。

 

家族との関係に苦しむと、
「ちゃんと線を引かなきゃ」
「もっと強くならなきゃ」
「もう気にしないようにならなきゃ」
と思ってしまうことがあります。

簡単に整理できない関係だからこそ、不安や焦りが出ることも多いです。

でも、ここで急に完璧に変わろうとすると、かえって苦しくなることがあります。

 

まず大切なのは、
「今、自分は昔の役割に引っぱられているのかもしれない」と気づくこと。

そして、
「本当はどう感じているのかな」と、「今」の自分の気持ちに戻ってくることができれば、それだけでも大きな一歩です。

 

「家族だから」無理をし続けなくていい

家族だから、近くなければいけない。

家族だから、わかり合わなければいけない。

家族だから、我慢しなければいけない。

家族だから、解決しなければいけない。

 

そんなふうに、焦りや不安が膨らむことは珍しくありません。

 

でも、家族だからこそ、苦しいこともあります。

家族だからこそ、簡単に許せなかったり、諦められないこともあります。

 

だからこそ必要なら、少し距離をとってもいいのです。

そして反対に、「距離を取らなければいけない」ということもありません。

 

親との距離感や関係をどうしていくか、すぐに答えを出せなくてもいいのです。

 

今の自分が無理なく保てる関わり方を探していくことも、大切なことです。

「これまで通り」に戻ることだけが正解ではありません。

あなたの心と体が少しでも穏やかでいられる形を考えていくことも、立派な選択です。

 

 

メッセージ

家族の前だと昔の自分に戻ってしまう。

…そのことに気づくたび、情けなくなったり、悲しくなったりすることもあると思います。

でもそれは、あなたがだめだからではありません。

それだけ長いあいだ、その場所で頑張ってきたということです。

 

だからまずは、
「またできなかった」と責めるより、
「そうならざるを得なかったんだね」と、少しやさしく見てあげてください。

すぐに変われなくても大丈夫です。

本当の気持ちを少しずつ取り戻しながら、
あなたにとって苦しすぎない距離感や関わり方を見つけていけたら、それで十分なのだと思います。

 

誰かと「一緒に」ラクになる選択肢

過去の役割に気づき、抜け出すというのは、なかなか大変な作業です。

一人では不安になったり、「こんなことをしていいのか」と罪悪感が出ることもあります。

そんな時は、Pocheメールカウンセリングがあることを思い出してもらえると嬉しいです。

 

Pocheのメールカウンセリングでは、
まとまっていない気持ちでも、そのまま言葉にして送っていただけます。

「うまく話せない」
「何から書けばいいかわからない」
そんな状態でも大丈夫です。

あなたの気持ちを、あなたの立場で、丁寧に受けとめます。

 

 

【その気持ち、抱え込まなくて大丈夫です】

「ずっと誰にも言えなかった気持ち、抱え続けていませんか?」
「こんなことで相談してもいいのかな…」そんなふうに思う必要はありません。
あなたの気持ちを、誰にもジャッジされずに安心して話せる場所をご用意しています。
ひとりで考え続けるより、誰かと一緒に整理することで、もっと楽に前を向けることがあります。

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Posted by poche