7.「本音が言えない」「裏で愚痴を言ってしまう」裏表があるのはダメなこと?
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心理カウンセラーPocheです。
人との会話で「そうですね」と同調しながら、心の奥には納得できない気持ちが残る。
その場では笑ってやり過ごしたけど、家に帰ってモヤモヤ、イライラする。
それを相手に伝えられず、後から別の人に愚痴として吐き出す。
でも…
ふとした時に、「これって裏表があるってこと?」「相手にどう思われるかな…」と不安になってしまう。
あなたには、そのようなことがありますか?
「言えない」はダメなこと?
言えなかったのは、ダメなことではありません。
言えない理由、言わない方がいいと思った理由が、きっと何かあるはずだからです。
たとえば…
- 空気を壊したくなかった
- 関係を守りたかった
- 相手にどう思われるか考えた
- 言ってもどうせ無駄だろうなと思った
- とっさに言いたいことが出てこなかった
- 合わせるのがクセになっている
心に残った思いは行き場を求める
直接伝えられなかった自分を責める必要はありません。
裏で吐き出すのは、ずるさではなく、抱えきれなかった思いをなんとか処理しようとする健気さに近いものです。
なぜなら、心の中に押し込んだ気持ちは、自然に消えるわけではないからです。
溜め込み続ければ、その思いはいつか爆発してしまいます。
だからこそ、愚痴を吐き出すことには意味があります。
愚痴を言うことは「悪いこと」ではなく、あなたの心を守るための大切な方法なのです。
表で言えなかったのは、優しさ。
裏で吐き出したのは、自分を守るための工夫。
どちらもあなたの大切な一部であり、否定する必要はありません。
あなたは十分に、思いやりを持ちながら生きている人です。
愚痴がバレたらどうしよう…という不安
愚痴を言うことにより「相手にどう思われるか」「知られたらどうするか」という不安や心配があるなら、言う場所や相手を選ぶことも大切です。
信頼できる相手や、安心できる環境で吐き出せば、愚痴はあなたを軽くする力に変わります。
信頼できる相手や場所が「まだない」と思えば、Pocheメールカウンセリングという場所があることも思い出してくださいね。
身近ではないからこそ、安心して本音を話せることもありますから。