外では明るく、家ではぐったり……人に会うたび、消耗してしまうあなたへ
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心理カウンセラーPocheです。
今日の記事は、「外では明るいけど、家に帰ったらぐったり…」というあなたに伝えたいメッセージです。
「そんなに無理してるつもりはないのに」
「話してるときはそれなりに楽しかったのに」
そう感じることはありますか?
外では明るくふるまい、人に合わせて笑い、場の空気を壊さないように気をつかう…。
帰ったあとは、どっと疲れて何も手につかなくなる……。
気づけば頭も体も重たくなって、せっかくの休みが過ぎていく………。
「いったい私は何のために頑張ってるんだろう?」
「なんだか、毎日しんどい…」
そんな日々に、戸惑いやモヤモヤを感じる人が増えています。
気づかれない疲れが一番しんどい
自分を抑え、相手に合わせることで関係を保ってきた人は、「無理してる」「頑張りすぎ」をその場で気づきにくい傾向があります。
子どもの頃から、周囲の大人や親の顔色をうかがってきた人の場合は、
「合わせる=当たり前」になっているので、気づかないうちにストレスや疲れが蓄積していきます。
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そんなケースは、とても多いのです。
ずっと我慢してきたのに、誰にも「つらかったね」と言ってもらえない。
むしろ「元気そうだよね」「楽しそうにしてたじゃん」と言われてしまう。
…それがまた、自分のしんどさを「大したことない」と感じさせ、さらに自分を抑え込んでしまうループを生みます。
気づかれない疲れは、自分でも気づきにくいからこそ、一番しんどいのです。
「疲れ」に気づくために
・場の空気を読んで、つい盛り上げ役をしてしまう
・本音を言いたいのに、冗談っぽくごまかしてしまう
・頼られると断れず、疲れていても笑顔で引き受けてしまう
こんなふうに「いい人」として振る舞い続けると、知らないうちに心のエネルギーがすり減っていきます。
しかも、無理をしている感覚が自分でもわかりづらいため、気づいたときには、もうヘトヘ…ということも。
「疲れ」に気づきにくい人は、「自分が疲れやすいパターン」を探してみましょう。
疲れていなくても「そのパターン」を頑張ったあとは、「無理せず休んでいい」と決めておくのもひとつの手です。
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疲れる前に「休む」「離れる」というのは、自分のための最大の防御となります。
疲れの正体は「抑えた感情」
表向きはにこやかでも、
心の中では、こんな思いが湧き上がってくること…ありませんか?
「なんで私ばっかり」
「本当はちょっと聞いてほしかっただけなのに」
「もう少し気づいてくれてもいいのに」
これらは、あなたが「人との関係を壊したくない」という思いから、感情を外に出すことを我慢してきた証。
けれど、その感情は消えたわけではなく、家に帰ったあと、安心したタイミングで一気に噴き出してくるのです。
無意識に「明るくしなきゃ」「迷惑をかけちゃいけない」と思ってしまうのは、これまでの人間関係の中で、そうせざるを得なかった経験があるのかもしれません。
でも、人と会ったあとは疲れるもの。
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「自分ばっかり喋りすぎたかも」
「空気を読みすぎて疲れた」
そんなふうに後悔したり、自己嫌悪になりやすい人は、予定と同じくらい「休む時間」も、意識して予定に入れておくのがおすすめです。
会うことも、休むことも、大事にできたら
明るくふるまうあなたも、後からぐったりしてしまうあなたも、どちらも本当のあなたです。
だからこそ、次のように少しだけ心がけてみてください。
- 会う前に「今日はどれくらい話すか」を決めておく
- 疲れたら早めに切り上げる勇気を持つ
- 次の日は「予定を入れない日」にする
- 家に帰ったら「無になれる時間」をちゃんとつくる
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元気な自分じゃなくても、人とのつながりはつくれます。
明るさの中に、少しの静けさや素の自分を混ぜていくこと…
それができたとき、人間関係はもっとラクになっていきます。
あなたの中にある「こうするべき」「こうしなきゃ」が少しずつゆるんで、今よりほんの少しでも毎日がラクになっていきますように。