なぜか一緒にいるのがつらい人―“理由のない苦手感”の5つの背景

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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。

「別に悪いことをされたわけじゃない」
「でも、なぜかあの人といると疲れる」
「うまく言えないけど、関わるのがしんどい」

こんなふうに感じる人間関係、あなたにも思い当たることはありませんか?

 

実は、『これといった理由がない時の苦手意識』には、ちゃんとした理由があるんです。

あなたが「嫌だな」と感じるその直感は、あなたの心が何かを守ろうとしてくれているサインなのかもしれません。

今日は、そんな『曖昧な苦手感』の奥にある、5つの理由についてお話していきます。

 

理由1. 過去に嫌な思いをした相手に似ている

その人自身に何かされたわけではないのに、なぜか近づきたくない…。

それは、その人が「過去に自分を傷つけた誰か」に雰囲気や話し方が似ているせいかもしれません。

 

人の記憶はとても敏感で、
似たような表情・声のトーン・雰囲気を察知すると、「またあんな思いをするかもしれない」と心が勝手にブレーキをかけてしまうのです。

 

これはあなたの防衛本能。
苦手な人に似ている人を警戒するのは、ごく自然な反応です。

 

2. 自分の大切なものが奪われる危機感

職場やグループの中で、「この人と一緒にいると落ち着かない」と感じる背景には、
自分の居場所や役割が脅かされるような感覚があることもあります。

たとえば、自分ががんばって築いてきた立場や信頼関係、ポジション。

そこに急に入ってきた人が、「いい顔」をしたり「注目」を集めたりしていると、どこかで「取られちゃうかも」と不安になってしまうことがあります。

それは決して嫉妬や器の小ささではありません。
あなたがこれまで、人との関係を大切にしてきた証なのです。

3. 相手の言い方や態度に、心がざわつく

  • 言っている内容は間違っていないはずなのに、なんだかモヤッとする
  • 言っていることは分かるけど、なんだか嫌な感じがする

相手に対して、「どうしてそんな言い方するんだろう?」と感じたことはありませんか?

 

声のトーンが強かったり、言葉の端々に棘を感じたり…。

命令口調や圧を感じる相手に対して、心が拒否反応を起こすことは珍しくありません。

特に、「指示されることが苦手」「コントロールされるのが怖い」と感じやすい方は、相手の言葉の“温度”にとても敏感です。

「嫌だ」と感じるのは、あなたが繊細に心を守っているから。
その感覚、大切にしてあげてくださいね。

 

4. 自分をよく見せようと無理してしまう

相手に合わせようと背伸びしたり、話を合わせたり、
自分を偽って「ちゃんとしなきゃ」と気を張り続ける―

「なんとなく居心地が悪い」と感じる人の前では、
知らず知らずのうちに「いい自分」を演じようとしてしまっていることがあります。

心がすり減る関係の中で、「なぜか嫌になる」のは、“自分らしくいられない”というサインかもしれません。

 

5. 心の境界線を越えてくる人だった

表面的には優しいけれど、どこか踏み込みすぎてくるような人。

距離が近すぎたり、言葉や態度がなれなれしかったりすると、心が「ちょっと待って」とブレーキをかけることも…。

そんな時は、相手があなたの“心の境界線”を無意識に越えてきている可能性があります。

心の境界線は一度越えられてしまうと、もうどこまでが安全なのか、わからなくなってしまうことがあります。

 

たとえば…

  • 最初はちょっとした言葉や距離感の違和感だったのに、「これぐらい我慢すればいいか」と繰り返していくうちに、自分でも気づかないまま、どんどん居心地が悪くなっていく。
  • 本当は「ちょっと無理してるな」と感じていたはずなのに、気づけば、それを“普通”として受け入れようとしてしまう。
だからこそ、自分の中に「なんだかしんどい」という感覚があるなら、
それは“まだ我慢できる”ではなく、「ここがわたしの境界なんだよ」という大切なサインだと受け取ってみてくださいね。

「理由のない嫌悪感」は、あなたを守る感覚

特別なトラブルが起きたわけじゃないのに、嫌になる。

その曖昧な感情には、ちゃんとした“あなたの心の声”が込められています。

 

「どうしても苦手」と思う相手がいたって、それはあなたの感覚が壊れているわけではありません。

むしろ、自分の気持ちに正直になれることは、とても大切なことです。

あなたが心の奥で「嫌だな」と感じることには、必ず理由があります。

無理に仲良くしなくても大丈夫。

無理に仲良くしなくても大丈夫。
自分に、そう許可を出してあげてくださいね。

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Posted by poche