あなたを傷つける人の特徴3選 ——心を守りながら、しっかり伝えるために
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「嫌なことをされたのに、言い返せなかった…」
「心の中ではモヤモヤしてるのに、我慢してしまう…」
「家に帰って、ずっと考えてしまう」
「頭の中で戦ってしまい、疲れる」
このような経験はありませんか?
人を傷つける言葉や態度は、いつも“あからさま”とは限りません。
一見普通に接しているようでも、ふとした一言に、あなたの心がズキンと痛むことがあります。
本当なら、
「そういう人とは離れましょう」「傷つけるような人とは距離をとっていい」とお伝えしたいところです。
それができるなら、遠慮なくそうしてほしい。それが私の素直な願いです。
でも…
職場や家庭など、そういった相手と“完全に距離を取る”のが難しいときもありますよね…。
だからこそ今回は、「心を守りつつ」「無理なく伝える」ためのヒントをお伝えします。
特徴1:あなたの“感情”を軽視する人
「またそんなことで落ち込んでるの?」
「細かいこと気にしすぎだよ」
——こんなふうに、あなたの感情を軽く扱う人はいませんか?
自分では「大事なこと」「ちゃんと受け止めてほしいこと」でも、相手にとっては“取るに足らない”とされてしまう。
実は、これが何度も続くと…
自分の感じ方自体が「間違っているのでは」「私が変わるべきなのかな?」と思い始めてしまいます。
心を守るためにできること
「その言い方、ちょっときつく感じるから、もう少し穏やかに言ってくれると助かる」
「私はそういう言い方をされると、かなりストレスを感じるタイプなんだ」
——と、落ち着いた口調で“具体的に”伝えてみてください。
相手がどう受け取るかは相手の問題ですが、こちらは「伝えるべきことを伝えた」という感覚が、自分の心の安定につながります。
ポイントは、“感じ方”に主語を置くこと。
攻撃的な人には、正論で正面からぶつかるよりも、「私はこう感じた」という主観的な表現の方が、必要以上に反発を生みにくいのです。
それでも伝わらない時は…
その人に“共感”を求めすぎないことも、自分を守るひとつの選択肢。
どうしても分かってくれない人、受け入れてくれない人、理解してくれない人は、存在するからです。そのような人のために頑張りすぎると、あなたの心がすり減ってしまいます。
気持ちを理解してくれる人に話すことを意識してみてくださいね。
特徴2:言葉でコントロールしようとする人
「そんなことしたら嫌われるよ」
「え?なんで?普通こうでしょ?」
こうした言葉に、どこか心がざわついたことはありませんか?
一見、アドバイスのように聞こえる言葉でも、実はあなたの“不安や罪悪感”を刺激し、無意識のうちに言動をコントロールしようとしていることがあります。
それが本当にあなたを思っての言葉なのか、それともイジワルな気持ちからのものなのか——
その見極めのヒントは、「その言葉を受け取ったあとの、あなたの気持ち」にあります。
話したあと、モヤモヤしたり、苦しくなったり、心が沈んだりするなら……
その言葉は、やさしさではなく「あなたの自由や自信を奪う言葉」として、心に残っているのかもしれません。
心を守るためにできること
相手と衝突せずに、自分の考えをしっかり伝えたいときは、こう言ってみてください。
「私はこうした方が落ち着くんだよね」
「私はこれが一番やりやすいんだよね」
このように「私は〜」という自分軸で話すことで、相手を責めることなく、自分の意思を明確に伝えられます。
相手にとっても「支配されている」と感じにくく、距離を置くことに対する抵抗感が減るので、余計な衝突を避けつつ自分を守ることができます。
それでも伝わらない時は…
「その言い方は少しプレッシャーに感じる」と、少し勇気を出して“違和感”を表現してみましょう。
無理に対立する必要はありませんが、言葉の重さは伝える価値があります。
それでも理解されない場合は、「これは私のやり方だから」と一線を引いてOK。
誰にでも合わせる必要はありません。
特徴3:あなたの“変化”や“挑戦”を否定する人
「あなたには、無理に決まってる」
「なんで?今のままでいいじゃん」
何かを始めようとする時や、自分を変えようとするときに限って、水を差すようなことを言ってくる人。
あなたにとって大切な一歩が、相手の「自分の安心」を脅かすように感じられているのかもしれません。
心を守るためにできること
「これは私にとって意味があることなんだ」——
こう伝えることで、ただの気分やワガママではなく、“自分の中にある価値観”として主張できます。
価値を主語にすることで、相手も「それって意味ないでしょ」と一方的に否定しづらくなります。
どうしても譲れないこと、大切にしたい感覚があるなら、遠慮せずに言葉にして大丈夫。
それでも相手が受け入れない場合は、「分かってもらおうとする努力」ではなく、「分かってくれる人との関係」に目を向けていきましょう。
それでも伝わらない時は
「あの人にわかってもらうこと」は一旦手放して、「自分の中で納得できていること」を何より大切に。
認めてもらうことよりも、「あなたの大切なものを否定されるダメージ」の方が大きくならないようにしてくださいね。大切なものを否定されるというのは、あなたの心を深く傷つけますから…。
言い返さなくても、しっかり守れる
相手の言葉や態度に「これは違う」と思ったとき、
それをどう扱うかは、あなたの自由です。
無理に我慢しなくてもいい。
でも無理に対立しなくてもいい。
今回は「こんなふうに伝えてみる」という手法をお伝えしましたが、「言わずにそっと離れる」という選択肢もあります。
あなたを傷つける人の影響を最小限にしながら、少しずつ「自分の軸」で関係性を整えていく——
その一歩が、きっと今のあなたを救ってくれます。
どうか、心の平穏を守る選択肢を、あなた自身が持てますように。