ネガティブでも大丈夫!大好きなアノ人の言葉で『脳内をポジティブ』にする方法
こんにちは。心理カウンセラーPocheです。
今日の記事は、謙虚過ぎるアナタに向けて書いていきます。
- 皆みたいに、もっとちゃんとしなきゃと思う
- 皆が、自分より優れているように思う
- 私のことなんて、誰も好きになってくれないと思う
このように感じてしまうことはありませんか?
だけどこの3つの事柄は全て、偏った思い込みです。
…とお伝えすると、「でも本当にそう思うんです!」「だって事実なんです!」と思うかもしれませんね。
きっとあなたは普段から、自分よりも他人を優先しているのではないでしょうか?
相手がイライラしていたら「なんとかしてあげなきゃ」と思ったり、一緒にいる人が退屈そうにしていると「私なんかといてもつまらないんだ…」と落ち込んでしまったりしていませんか?
今あなたに必要なのは、そんな性格を変えることではありません。
自分に自信をもち、もう少し楽に生きるために、『自分にプラスになる思い込み』を持つことです。
「そんなのワガママだよ」「自分勝手だよ…」と思われますか?
あなたなら大丈夫。
他人を優先してしまうようなあなたは、「これって自分勝手かも…」くらいで行動するのがちょうどいいです。
どんなに頑張っても、あなたがイメージする自分勝手な人には遠く及びませんから。安心してくださいね。
Sponsored Links
自分に一番厳しいのは『自分』
空気を読みすぎてしまったり、他人を優先してしまう人には、ある共通点があります。
それは自分に厳しすぎるという事実。
厄介なのは、本人がそのことに気がついていないことです。
気がついていないどころか、「自分は甘えているのではないか」「もっと頑張れるのではないか」と思っていることが多いです。
- 他の人がミスをしたら「そんなこともあるよ!」と励ませるのに、自分がミスをしたら「だから私はダメなんだ…」と責めてしまう。
- 他の人がつらそうだと「休んだ方がいいよ」と心配できるのに、自分がつらくても「まだ頑張れる」「みんな頑張ってるのに、休みたいなんて甘えだ」と追い込んでしまう。
このようなことが当てはまるなら、次に紹介する方法を試してみてください。
無意識に自分を追い込んでしまうあなたには、『自分にプラスになる思い込み』が必要です。
大好きな人で発見!ネガティブな思い込み
最初にあげた3つについて、冒頭で私は『すべて偏った思い込みです』とお伝えしました。
けれども、自分では『何が事実』で『何が思い込み』か区別はつきにくいものです。
そんな時は、あなたの大好きな人に手伝ってもらいましょう。
キャラクターでもいいですし、芸能人、推しでもOKです。
その人たちがあなたを全肯定してくれるとイメージしてください。
そしてその大好きな人に向かって、頭の中で『あなたの思い込み』を話してみるのです。
例えば冒頭の1つめ。
「皆みたいに、もっとちゃんとしなきゃと思う」について。
あなたが『大好きな人』に向かってそう言ったとき、その人は何と言うでしょうか?
「そうだよ!もっと、ちゃんとしろよ!!」なんて、その人は怒りますか?
「そう思うなら、さっさとやれば?」なんて、冷たいことを言いますか?
…あなたが大好きなあの人は、そんなイジワルをきっと言わないですよね。
大好きなあの人なら、もっと優しい言葉をかけてくれるはずです。
「そうかな?皆もそこまで“ちゃんと”していないと思うよ」とか、「あなたも十分やってると思うよ」とか。
「そう思っちゃうくらい、不安なんだね」と寄り添ってくれるかもしれません。キャラクターなら、何も言わずに頭をヨシヨシしてくれるかもしれませんね。
なぜ大好きな人なのか
心理学では、「自分で自分に問いかける」という方法をとることがあります。
でも、自分に厳しすぎる人の場合はいつものように自分を責めてしまいがちです。
すると「ココがダメ!」「それは甘い!」と自分を追い込み、問題解決どころかますます落ち込んでしまいます。
だから、大好きな人(大好きなもの)に登場してもらうのです。
その人は、あなたを責めるようなことはしないでしょう?追い込むようなことはしないでしょう?
あなたが「他の誰か」にそうしているように、話を聞いて、寄り添ってくれるはずです。
客観的に話を整理しているうちに、あなたの思い込みが『事実』なのか『単なる思い込み』なのか、だんだん自分でもわかってくるはずです。
Sponsored Links
思い込みを『プラス』に書き換えてみよう!
何かあった時に「つい」ネガティブに思い込んでしまっていませんか?
これは『考え方のクセ』によるもの。
「つい」ネガティブに考えることを繰り返しているうちに、『ネガティブな思い込みが得意』になってしまったのです。
でも、大丈夫。
ネガティブな思い込みが身につくように、ポジティブな思い込みも身につけられますから。
まずは自分なりに、思い込みを書き換えてみましょう。
回答例を1つだけ書いておくので、他にも色々考えてみて下さいね。
答えに迷ったら、「大好きな人」との対話をイメージして考えるのもオススメです。
【例題1】
思い込み
「いつも一人の人は、友達がいない寂しい人だ」ポジティブ書き換え
⇒友達がいない=寂しい、というのは他人の思い込みだ。⇒
【例題2】
思い込み
「この先もどうせ上手くいかない」ポジティブ書き換え
⇒先のことは誰にも分からない。前回うまくいかなくても、次は分からない。もしダメでも、色々な方法がある。⇒
【例題3】
思い込み
「仲間外れにされるなんて、私は嫌われ者だ」ポジティブ書き換え
⇒その人たちとは、気が合わなかっただけ。2-6-2の法則にあるように、残りの8割の人を見つけよう。⇒
「嫌われたくない」というのは、人の本能。
だけど「みんなに嫌われたくない」という気持ちは、手放した方がスーッと楽になります。あなたが何をしても何もしなくても、嫌いになる人はいますから。
あなたを「好き」と言ってくれる人のために、自分らしくいることの方が大切。その方がきっと幸せ。 pic.twitter.com/U6DT5kZ3KP
— Poche │ 心理カウンセラー (@Poche77085714) January 28, 2021
Sponsored Links
『無理やりポジティブ』にならなくていい
どうしても自分を責めてしまうあなたに、ほんのちょっぴり『プラスに考える方法』を知ってほしくて今日の記事を書きました。
ネガティブがダメ、と言いたいのではありません。
無理やりポジティブに思い込め、というのでもありません。
つい自分を責めるような考え方をしてしまうあなたに、「もっと色々な考え方があるよ~」ということをお伝えしたかったのです。
色々な考え方を知ったうえで、それでも「無理やり前向きになんて考えられません!」というのなら、それはそれでいいのです。
「前向きに考えるのが苦手」なのも、あなたですから。
もしそうなら、「考えこまないようにする」とか、「落ち込んだ後にうまくリフレッシュする方法」を探せばいいのです。
まずは自分を知ることから。
そのためにも、色々な方法を試してみてほしいなぁと思います。
ただし1つ、お願いがあります。
色々試して、自分に合わなくても、自分を責めないこと。
誰かが良いという方法が、あなたに合うとは限りません。
ベストセラーのHOW TO本が、あなたに合うとも限りません。
世の中には色々な考え、色々な方法があります。
だから「そのうちの1つ」が合わないくらいで、自分を責めないでほしいなぁと思います。
「やってみよう!」と思ったこと、やってみた事実。
私は、それだけで十分に凄いことだと思いますよ。
色々試したけど、ひとりじゃ難しいな~ということであれば、いつでもご相談ください。
一緒に良い方法を探しましょう。
Poche
Sponsored Links