『カクテルパーティー効果』でもっと楽しくなる!前向きになる!幸せが見つかる!
こんにちは。心理カウンセラーPocheです。
さてみなさん、体調はいかがでしょうか?
ぐっすり眠れていますか?
スッキリ起きられていますか?
ほどよく息抜きできていますか?
カウンセリングを行っていても、「最近調子が悪いんです」「ネガティブな事ばかり考えてしまって」という方が増えてきたように感じます。
周りと比べて焦りを感じたり、前に進めていないようで不安になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
大丈夫ですよ。
この時期、不安定になりやすいのは、あなただけではありません。
自律神経が不安定になりやすい季節なんです。
そこで今日は、心と体のバランスが崩れやすいこの時期だからこそ、『今すぐできる』心の切り替え方を1つお伝えします。
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問題:白いシャツのチームは何回パスした?
突然ですが、今からあなたに見ていただきたい『ある映像』があります。
映像を再生したら、途中で映像が制止するまで白いシャツを着たチームが何回ボールをパスするか数えてみて下さい。
テンポよくパスが回るので、
よく見て数えてくださいね。
白いシャツのチームですよ~。
パスの回数は、何回だったでしょうか?
正解は13回。
正解出来た方はいますか?
(ちなみに私は12回!と自信満々に答えました…)
でも実は、この映像をお見せしたのは『パスを数えてもらうため』ではないんです。
『意識と脳の関係』について知ってもらうために、お見せしました。
では、もう1つ質問しますね。
あなたは、ムーンウォークする『着ぐるみのクマ』に気がつきましたか?
「え、クマなんていた!?」「着ぐるみの人なんていた!?」と思った方が、大半だと思います。
ぜひ、もう一度再生してみて下さいね。パスを数えていた時には見えなかった、「着ぐるみのクマ」がハッキリ見えるはずです。
こんなに存在感たっぷりの「着ぐるみのクマ」が、最初は見えていなかった…なんて不思議ですよね。
なおこの映像は、ロンドン交通局が作成したコマーシャルです。
道を走る自転車の存在に気づかないことが多い車のドライバーに向けて、「意識していないことには気づきにくい(=自転車がいることを意識して車を運転しよう)」というメッセージをこめて作られたのだそうです。
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脳は「意識したもの」を見る
見えているはずのものが、「見えたり」「見えなかったり」する。
なんだか不思議ですよね。
でもこれこそが、私たちの脳の面白い所。
実は脳は、あなたが考えたことから必要な情報を選択します。
心理学の世界では、「カクテルパーティ効果」と言われるものです。
「パスを数えよう!」と考えた時にクマが見えなかったように、あなたが意識しないものは見えないのです。
つまり、あなたがい日々感じて見ているものは「自分で選んだもの」といえるのですよ。
例えば…
- 「どうせ失敗する…」と思っていると、失敗するための情報しか目に入りません。うまくいきそうなときに、ブレーキをかけてしまうこともあります。
- 「幸せになれるわけがない」と思っていると、あなたに好意を向けている人に気がつけません。あなたを嫌っている人ばかり意識してしまいます。
- 「私なんて」「自分が嫌いだ」と思っていると、褒められた時に違和感を感じます。自分の良い所に目がいかず、嫌な所ばかり集めてしまうからです。
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ネガティブな口癖から抜け出す!3つの言葉
「スリーグットシングス」や「言霊」「引き寄せの法則」なども、この効果をうまく利用した方法と言えるかもしれませんね。
スリーグッドシングスの場合は「良いことを3つ探すぞ!」と思う事で、良い出来事に気がつきやすくなります。
さらに、言霊や引き寄せの法則でよく使われる「私はツイている」。この言葉を口に出すことで、脳は「ツイている」と感じるための情報を集めます。
このように私たちは無意識に、自分で「何を見て」「何を感じるのか」を選んでいます。
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一人では前向きに考えるのが難しいケースもあります。
それは過去の思い込みや、過去の記憶があなたに影響している場合です。
- 「私ならできる!」と前向きに考えてみたが、親の顔が出て来て「本当にあなたにできるの?」「どうせ続かないわよ」といった言葉を浴びせられているように感じる。
- どうしても自分に自信が持てず、胸が苦しくなる。
- 何か始める前に「親はどう思うかな」「夫(妻)はどう思うかな」と、他人のことが頭をよぎる
このような場合、過去の言葉や過去の人間関係によって、心に深い傷を負っている可能性があります。
この状態で「前向きな言葉」を使おうとすると、逆にしんどくなってしまうことがあるからです。
まずは一緒に、『過去の嫌な思い出(思い込み)』を手放しましょう。
自分が悪いと思い込んでいたことも、よくよく考えてみると「自分のせいではなかった」ことは多いものです。
嫌な思い出を手放してしまえば、あなたの「頭の心」は自由です。
長年あなたを苦しめてきた言葉も、自信を失わせるような言葉も、一緒に捨ててしまいましょう。
先ほどお見せした映像のように『あなたが見るものは、あなたが選べる』のですから。
「スリーグッドシングス」など一人では続けにくいものも、一緒なら大丈夫。
オンラインカウンセリングだからこそ、少しでも「ひとりひとり」にあったスタイルを提案させていただきます。
Poche
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