「愚痴を聞くのに疲れた…」:あなたの優しさが、すり減ってしまう前に
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
誰かの話を聞いてあげたあと。
ふとした瞬間に、こんな気持ちがよぎることはありませんか?
「また、愚痴かぁ…」
「話を聞いてあげるのはいいけれど、ちょっと疲れたな」
「本当は、私の話も聞いてほしい…」
そんなふうに思ってしまうあなたは、とても優しい方なのだと思います。
誰かのしんどさに気づけること。
それって、実はとてもすごいことなんです。
愚痴をこぼせる相手というのは、相手にとって「安心できる存在」であるということ。
「愚痴を言われやすい」のは、欠点ではありません。
あなたが『話しやすい雰囲気』を持っている、という素敵な証です。
だからまずは、あなたのその優しさを、しっかり認めてあげてくださいね。
聞き役は疲れやすい

とはいえ、「聞き役」ばかりの毎日は、心に知らず知らずの疲れを残してしまいます。
どんなに優しい人でも、人の話を“受け止め続ける”だけでは、心が少しずつすり減ってしまうものです。
それは決して…
「弱いから」でも、「キャパが狭いから」でもありません。
疲れるのは、あなたに『思いやり』があるから。
誰かの話をちゃんと聞こうとして、気持ちを受け止めようとして、そのたびに自分のことをちょっと後回しにしてきた…。
その優しさが、あなたの心を疲れさせてしまっただけなのです。
「疲れないようにする」ことよりも、「疲れた後の心のケア」。
誰かに寄り添えるあなただからこそ、
「寄り添ってもらう時間」があなたにも必要です。
誰かの話を真剣に聞けるあなただからこそ、
「あなたの話を真剣に聞いてもらう場所」が必要です。
誰かのことを考えられるあなただからこそ、
自分のことを考える時間も必要です。
「聞く側」でいることが多い人は、つい「自分が後回し」になってしまいます。
でも、「それがダメだ!」と言いたいのではありません。
それはあなたが、誰かのために時間や心を使っている証拠でもあります。
話を聞くというのは、ただ「耳を傾ける」だけではなく、
相手の感情を受け取りながら、どう返せばいいかを考えたり、相手が少しでも軽くなれるようにと、心を働かせている時間です。
だからこそ、聞くという行為には、思っている以上に“エネルギー”が必要なんです。
「私も本当は疲れているのに」
「でも、この人はもっと大変だから…」と自分の気持ちを押し込めてしまうことも、きっとあったのではないでしょうか。
「自分のことを話すのは悪い気がする」
「私より大変な人がいるのに…」
そんなふうに思ってしまうことも、あるかもしれません。
でも、あなたにも気持ちを吐き出す権利があります。
誰かの言葉を受け止められるというのは、本当にすごいことです。
でも、それは同時に、とてもエネルギーのいることでもあります。
誰かの話をちゃんと聞いてあげたいと思うなら、まずは自分の心の声にも、同じくらい丁寧に耳を傾けてあげてほしいのです。
愚痴を聞く人ほど「吐き出す場所」が必要

実は、愚痴を聞くことが多い人ほど、自分が吐き出す場所が必要なのです。
排泄と同じで、「出すこと」ができないと、体に悪い影響が出るように…
感情もちゃんと“外に出す”ことが大切なんです。
「愚痴って、人に迷惑なんじゃないか」
「弱い人みたいに思われないかな」
「私までしんどいなんて言ったら、もっと重くなるかも…」
そうやって、自分の気持ちを飲み込んでしまう方も少なくありません。
でも、愚痴そのものが悪いわけではないんです。
大事なのは、「出す場所」と「出し方」。
愚痴も、安心して出せる場所さえあれば、人間関係に悪影響を与えることはありません。
むしろ、誰にも出せずに溜め込んでしまうことの方が、ずっと心にとって負担になるのです。
吐き出す場所は、身近な人じゃなくてもいい
「どう思われるか不安で、話せない」
「身近な人に心配をかけたくない」
「本音を出したら、引かれるかもしれない」
そんなふうに感じることもあるでしょう。
この場合は、無理に身近な人に話す必要はありません。
むしろ、利害関係のない“第三者”だからこそ話せることもたくさんあります。
たとえば、私たちのようなメールカウンセリングは、そんな「安心して話せる場所」のひとつ。
言葉がまとまらなくても、愚痴でも、まとまりのない気持ちでも大丈夫。
あなたのペースで、あなたの言葉で、ただ「しんどかった」と伝えるだけでいいんです。
人の気持ちに寄り添えるあなたは、とても素敵です。
でも、「優しい人」ほど、気づかないうちに無理をしてしまうこともあります。
どうか、人を大切にするのと同じように、自分自身の心にも目を向けてあげてくださいね。
安心して吐き出せる場所がひとつあるだけで、優しさを手放さずに、人との関係にも疲れにくくなります。
あなたの心が、すり減ることなく、人と心地よくつながっていけますように。
そして、「私も話していいんだ」と、そう思える日が来ますように。



