帰省が近づくと気が重くなる… 「帰りたくない」と思ってしまう自分が嫌なあなたへ
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心理カウンセラーのPocheです。
この時期になると増えるのが、「実家への帰省」に関するご相談です。
実家に帰省する帰省の時期が近づくと、胸の奥がそわそわしたり重くなったり、「帰りたくない」と思ったり。
中には、「体調が悪くなってしまう」「頭痛がする」「胃が痛い」という方も、いらっしゃいます。
・「帰りたくないなんて思ってはいけない」
・「こんな気持ちになる私は冷たいのかな」
・「親不孝だと思われそうで誰にも言えない」
そんなふうに、しんどい気持ちを抱えながら、誰にも話せずにいる方はとても多いんです。
でもまず伝えたいのは、
“帰省がしんどい” と感じることは、決しておかしくも、冷たくもない ということ。
そこには必ず、あなたなりの理由があります。
帰省がしんどくなるのには理由がある

・実家にいると気を遣ってしまう
・ちょっとした言葉が胸に刺さる
・昔の記憶がよみがえる
・自分のペースを失ってしまう
・「大人の自分」でいられなくなる
・家にいるのに休まらない
もしあなたがこの状態だとしても、自分を責める必要は全くありません。
同じ「帰省」でも、楽しみにできる人と苦しくなる人がいるのは「性格や考え方のせい」ではないからです。
周囲に相談しても理解されにくい理由
「帰省したくない」という思いは、なかなか理解されないことがあります。
「親がかわいそう」
「そんな人あまりいないよ」
「家族なんだから普通帰るでしょ」
そんなふうに、
分かってもらえないどころか「逆に傷つけられてしまう」ことも珍しくありません。
そんな反応が返ってくると、「帰りたくない自分がおかしいのかな…」と思ってしまうかもしれません。
でも決して、そんなことはないのです。
世の中には、“帰省がしんどい” 感覚が分からない人がいます。
良好な親子関係の人に、「帰りたくない」という苦しみが想像できないだけなのです。
安心してくださいね。
帰省をどうするかを決めることは、とても難しい

本当のところは、「どうすれば自分の心が一番傷つかないか」を見つめることが大切です。
- 行きたくないなら、行かない。
- 行きたいから、行く。
- 会いたい人にだけ、会う。
それができれば、あなたはこんなにも悩んでいないはずです。
ただ…
それは現実には、なかなか判断しづらい部分ですよね。
帰省を避けたい気持ちがあっても、家庭の事情や周囲の目を考えると、「帰らざるを得ない」という方もたくさんいます。
・どこまで話すべきか
・どこから話さなくていいか
・どの距離感がちょうどいいか
・何があなたにとって負担になるのか
・罪悪感とどう向き合えばいいか
こうしたことは、親御さんのタイプやあなたの思考の癖によって、本当に大きく変わってきます。
「これさえやれば大丈夫」という万能な方法はありません。
ひとりで探すのがとても難しいのです。
あなたの気持ちは、「帰りたくない」の一言では片づけられません
その裏には、
・期待に応えられなかった苦しさ
・過去の悲しさや寂しさ
・否定された経験
・比較された記憶
・役割を押しつけられた負担
そうした“今も心に残るもの”が隠れていることがあります。
だから、帰省がしんどいのは自然なこと。
どんな気持ちも、あなたの正直な反応です。
一人で抱え込まなくて大丈夫です
帰省の悩みは、
周囲には言いづらく、
理解されにくく、
どこから手をつければいいかもわからないテーマです。
だからこそ、少し誰かと一緒に整理してみることで、初めて見えてくるものがあります。
Pocheメールカウンセリングでは、
あなたの状況に合わせて
・「帰省がしんどい理由」を一緒に言語化する
・あなたに合った距離の取り方を考える
・罪悪感を軽くする視点を届ける
・帰省前後の心のケアをサポートする
こうしたことを、あなたのペースで丁寧に考えていきます。
否定はしません。
無理に深掘りもしません。
話せるところだけで大丈夫です。
帰省がしんどいのは、あなたが冷たいからでも、親不孝だからでもありません。
ただ、『心が傷ついた経験のある場所』に戻ることがつらく感じるだけ。
『帰りたくない理由』が、あるはずです。
そしてそれは、とても自然な反応です。
あなたがあなたの心を大切にできる帰省の形を、一緒に見つけていけますように。



