『顔色うかがい疲れ』3つのサインと心を守る方法
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
「また気をつかいすぎて疲れてしまった…」
「相手の機嫌が気になって、本音が言えない」
そんなふうに、人の顔色をうかがい続けて疲れていませんか?
人に気を配れるのは、あなたの優しさの表れです。
でも、その優しさが自分を苦しめてしまっているなら——
少しだけ立ち止まってみてもいいのかもしれません。
顔色うかがい疲れ3つのサイン
今回は、『顔色伺い疲れ』に気づく3つのサインと、心を守るためのヒントをお届けします。
このサインに気づけると、少しずつこんないいことが増えていきます。
- 人の機嫌に振り回されず、自分の心に余裕が持てるようになる
- 「私が悪いのかも」という思い込みから解放される
- 本当に心地よい人間関係を選べるようになる
まずは気づくことが、心を守るための大切な一歩です。
サイン1:相手の機嫌が変わるたびに不安になる
「さっきまで笑顔だったのに」
「どうして?急に無表情になった…」
「何か悪いこと言ったかな?」
相手のちょっとした表情や声のトーンの変化に敏感で、必要以上に気になってしまうことはありませんか?
この反応は、過去の人間関係の中で「相手の機嫌に合わせなければ」と頑張ってきた人ほど起こりやすい心の癖。
でも、本来、相手の機嫌は相手のもの。
あなたがすべて責任を負わなければならないものではありません。
まずはそのことを少し、意識してみてくださいね。
相手の表情や仕草に不安になったときは、まず深呼吸をひとつ。
そして心の中で、こんなふうに問いかけてみてください。
「これは本当に私のせい?」
「今、この場でできることはあるかな?」
この小さな問いかけを繰り返すことで、心が少しずつ軽くなっていきます。
サイン2:「相手がどう思うか」を優先してしまう
「これを言ったら嫌われるかも」
「どうせ私が我慢すれば丸く収まるし…」
そんなふうに考えて、つい自分の気持ちを後回しにしていませんか?
顔色をうかがう癖は、あなたが相手を大切に思う気持ちや、人間関係の不安から生まれています。
でも、それが続くと「本当はどうしたいのか」「何を感じているのか」が分からなくなり、心がすり減ってしまうのです。
サイン3:無意識に緊張している
誰かといるとき、肩に力が入っていたり、帰宅後にどっと疲れが出ることはありませんか?
それは「相手に嫌われないように」「場の空気を乱さないように」と、無意識に気を張っていたサインです。
この傾向は、周りに気を配るのが習慣になっている人や、「いい人でいなきゃ」と頑張り続けてきた人に多く見られます。
幼い頃から「空気を読むこと」を求められてきた人ほど、大人になってもその癖が残りやすいのです。
また、気を張ったり緊張していると、心も体も常に「戦闘モード」に入った状態になります。
すると、交感神経が優位になり、呼吸が浅くなったり筋肉がこわばったり……
その影響で、疲労がたまってしまうのです。
あなたはきっと、これまでずっと頑張ってきたのだと思います。
だからこそ、まずは「頑張りすぎた私」を認めて、そっと労わってあげてくださいね。
心を守るための小さなステップ
顔色をうかがう癖は、すぐに消えるものではありません。
それはあなたが周りを思いやってきた優しさの表れ、さらには「自分を守る術」。長年かけて身につけた癖は、なかなか消えないのです。
でも、その優しさを自分にも向けることができたら——
少しずつ心はラクになっていきます。
たとえば…
- 「私、今どう感じてる?」と自分に問いかけてみる
- 疲れたときは無理せず、その場を離れる勇気を持つ
- 「私が悪いとは限らない」と心の中でつぶやいてみる
きっとあなたは、十分頑張ってきました。
もう、誰かの機嫌に振り回されて苦しむ必要はありません。
そしてもう1つ。
顔色をうかがうのをやめられないときにも、「そんな自分」をダメだと思わないこと。
まずは「顔色をうかがって疲れてしまう私」も受け止めてあげてください。
なかなかやめられないのは、長年そうやって頑張ってきたという証だからです。
「ああ、こんなに頑張ってきたんだな」と過去を労うきっかけにしてみてくださいね。
あなたが心から安心できる関係が、少しずつ増えていきますように。
そして、
「そんな関係ない…」と感じた時には、Pocheメールカウンセリングがあることも思い出していただけますように。