人と話したあと、どっと疲れてしまうあなたへ
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こんにちは。
心理カウンセラーのPocheです。
人と会ったあと、どっと疲れてしまう人が増えています。
たとえば…
・家に帰るとぐったりして動けない
・一気に気力が落ちる
・どっと疲れが押し寄せる
・誰とも話したくなくなる
・楽しかったはずなのに、なぜ?と思う
…そんなことはありませんか?
でも、まずお伝えしたいのは…
「それは性格の問題ではない」ということです。
今日の記事が「疲れ」を和らげるヒントになるはずです。
「人と話す=疲れる」人に起きていること

会話の中でこんなことを無意識にしていることが多いです。
・相手の表情や声色を常に気にしている
・変なことを言っていないか考えている
・相手を不快にさせないよう言葉を選んでいる
・沈黙を埋めようとしている
・本音より“無難な返答”を優先している
・「ちゃんとしなきゃ」と頑張っている
……いかがでしょうか。
当てはまるものはありましたか?
でも、ここでひとつ大切なことをお伝えさせてくださいね。
これらに当てはまることが「ダメ」だという意味では、決してありません。
むしろ、
相手の気持ちを考えられること、
場の空気を大切にできること、
自分なりに責任感を持って関わろうとすることは、
人としての優しさであり、成熟した一面でもあります。
ただ、これらはすべて、
「相手に合わせよう」と心がフル回転している状態でもあります。
会話のあいだ中、気を配り続け、考え続け、力を抜けないままでいると、心は知らないうちに消耗してしまいます。
だからこそ、
「特に何もされていないのに、どっと疲れる」
という状態が起きてしまうのです。
それだけ一生懸命、人と向き合ってきたという証拠なんですよ。
世の中には「人と話しても疲れない人」がいます。
無意識のうちに「自分のまま」でいられる人です。
言い方を変えれば「相手のことは気にならないタイプ。「子どもの頃からそう」という人が多いです。
一方で、
人と話すだけで消耗してしまう人は、常に気を張っている状態で会話をしています。
これは性格のせいというより、過去や家庭環境が影響していることが多いです。
たとえば…
・安心して自分を出せなかった
・過去に否定された経験がある
・本音を言うと関係が壊れたことがある
・空気を読むことで身を守ってきた
そんな経験が影響していることも少なくありません。
「人と距離を取ればいい」?

疲れるからといって、「人と会わなければ解決する」 とは限りません。
「距離を取ることで楽になる人」と、
「距離を取っても、どこか満たされない人」 がいます。
ひとつの目安になるのは、人と距離を取ったときの、あなたの心の動きです。
「楽!」「一人って最高」
「今はこれがちょうどいい」
そんなふうに心が軽くなるなら、
今は人と距離を取る選択が、あなたに合っているのかもしれません。
一方で、
「楽にはなったけど、どこか寂しい」
「このままでいいのかな…と不安になる」
「誰にも頼れない感じがする」
そんな気持ちが残る場合。
この場合は、
『人そのものがしんどい』のではなく、
『今の関わり方がしんどい』可能性が高いのです。
・孤独感が強くなる
・誰にも頼れなくなる
・安心できる居場所がないように感じる
こうした感覚が出てくるなら、
人と関わること自体をやめたいわけではないのかもしれません。
だからこそ、根っこにある心の動きを整理しないままでは、距離を取っても、また同じ疲れ方を繰り返してしまいます。
「どう関わると楽なのか」
「どこで無理をしているのか」
自分では気づきにくい「疲れの正体」
「どこに」
「どう疲れているのか」
…それが分かれば問題は解決できますが、その部分は自分では見えにくいものです。
なぜならそれは、長い時間をかけて身についた“当たり前の反応”だから。
Pocheのメールカウンセリングでは、
・なぜ人と話すと疲れてしまうのか
・どの場面で心が緊張しているのか
・どんな思考や癖が影響しているのか
・無理のない関わり方はどんな形か
こうしたことを、あなたのペースで一緒に整理していきます。
無理に社交的になる必要も、自分を変える必要もありません。
その状態のままで、相談して大丈夫です。
人と話したあとにどっと疲れてしまうのは、
あなたが人付き合いに向いていないからではありません。
それだけ、
人との関係を大切にしてきたということ。
だけどもし今…
「このまま一人で抱えるのはしんどいな」と感じていたら。
誰かと一緒に整理するという選択肢があることを思い出してください。
あなたが少しでも楽に、人と関われるようになるお手伝いができたら嬉しいです。



