恋人・家族・友人… 近い存在ほど不安になる理由〜安心できるはずなのに「なぜ?」
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心理カウンセラーのPocheです。
・恋人が優しくしてくれているのに不安
・家族や友人と近づくほど怖くなる
・大切な人ほど「嫌われたらどうしよう」と緊張する
・距離が近いのに、心のどこかで落ち着かない
こんなふうに感じたことはありませんか?
「なんで?安心できる相手のはずなのに…」
「家族なのに、どうして?」
「こんなふうに思ってしまう、私がおかしいのかな」
そんなふうに自分を責めてしまう人が、後をたちません。
でも…
どうか覚えていてください。
安心できる相手にほど不安になるのは、「おかしなこと」ではありません。
この感覚には、とても深い理由があるんです。
なぜ「大切な人ほど怖い」と感じてしまうのか

身近な人ほど警戒したり安心できない場合、
幼い頃の『人との距離の取り方の経験』が大きく関わっています。
たとえば…
● 親の機嫌が読みづらかった
いつ怒られるか分からない、安心と緊張が交互に来る環境。
● 愛情が安定していなかった
優しい時もあるけれど、急に冷たくなる。
※安心が続かない関係の中で育つ。
●「甘えること」に慎重だった
我慢が当たり前、迷惑をかけないように生きてきた。
「大切な人ほど、不安定で怖い」
「近づくと傷つくかもしれない」
子どもの頃の認識は、大人になっても残ります。
そして、大人になった今も「身近な誰か」に敏感に反応してしまうのです。
「距離が近い=危険」だった過去の記憶
- 大切だからこそ、また傷つくのが怖い。
- 安心できる距離に入られると、逆に心がザワザワしてしまう。
これもまた、心の自然な反応です。
心は、“似た状況”に出会うと過去の痛みを思い出して、防衛しようとするからです。
「身近な相手なのに、心を許せない」
としても、それはあなたのせいではありません。
こういう“不安の引き金”は、ほとんどが無意識の領域で起きています。
たとえば…
・相手の表情が少し変わった
・声のトーンが以前と違う
・返事がいつもより短い
・近づいてきてくれている
こんな小さな変化でも、心は過去の痛みを思い出してしまうことがあるのです。
大切な人ほど不安になる心は、
“距離が近づく=危険” という
古い記憶に基づいて反応しています。
実は、古い記憶を消すことは困難です。
だからこそ、「新しい記憶で上書きしていくこと」が大切なのです。
では、どうやって「安心」をつくっていくのか。
安心は、ひとりで頭の中でつくるものではありません。
誰かとの関わりの中で、少しずつ体験していくものです。
そしてこの部分は、自分ひとりの力ではどうしても難しいことがあります。
だからこそ医師やカウンセラーなど、
専門的な知識を持つ人たちの力を借りることが勧められているのです。
Pocheメールカウンセリングでできること

・なぜ大切な人ほど不安になるのか
・どんな過去の経験が今の心を揺らしているのか
・心がどこで怖がっているのか
・どうすれば“安心して人と関われる感覚”が育っていくのか
これらを、あなたのペースで丁寧に整理していきます。
無理に深掘りしたり、「大切にすればいいよ」なんて簡単なことは言いません。
あなたの心が本当に感じていることを、
一つひとつ拾いながら進めていきます。
その優しさと傷つきやすさ、どちらもあなたの一部です。
どちらも否定しなくて大丈夫ですよ。
「少し話してみたいな…」と感じた時は、どうぞ安心して頼ってくださいね。



