8.「あの人みたいにできない」と落ち込んだときに思い出してほしいこと
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
兄弟姉妹と比べられて育った記憶。
同僚や友人が頑張っている姿を見て、自分は何をしているんだろうと落ち込む気持ち…
誰かと自分を比べてしまって、苦しくなることはありませんか?
「もっと頑張らなきゃ」と思っているのに、頭では「やったほうがいい」と分かっているのに、なかなか動けない。
「完璧にやらなきゃ」「失敗したらどうしよう」という思いが膨らみ、心の中では「本当にできるの?」「そんなの甘いよ」という厳しい声が響いてしまう。
そうしているうちに、気づけばだらだら過ごしてしまったり、やるべきことを先送りにしてしまったりー。
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比較が心を止めてしまうとき
人は誰しも、周囲と自分を比べながら成長していきます。
けれど、その比較が「自分は劣っている」「勝てない」と感じる方向に傾くと、心はどんどん重くなってしまいます。
たとえば…
「頑張らなきゃ」と思っても、「どうせ追いつけない」という気持ちが強くなると、体は自然にブレーキをかけます。
これは弱さや怠けではなく、心を守るための防御反応。
なぜなら、人は強い不安や緊張を感じたとき、これ以上傷つかないように本能的に立ち止まるからです。
動けない自分を責めなくていい
「比較して落ち込んで、何もできなかった」
そんな日があっても、あなたはダメではありません。
そんな時に大切なのは、「無理に動かなくてもいい」と自分に許可を出すことです。
無理をしないからこそ、また動ける日が来るのです。
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誰かと比較して傷ついて、心が動けなくなったときは、まず休む。
だらだらすることも、先送りにすることも、「今は心を回復させるために必要な時間」だと考えてみてください。
しっかり休めた心は、必ず「やりたい」と思える日を迎えます。
「自分はこれをしてみたい」と自然に湧き上がる気持ちが戻ってくるのです。
希望を忘れないで
誰かと自分を比べること自体が、悪いわけではありません。
ただ、「比べる」という行為は、心を疲れさせます。
だからこそ、誰かと比べて苦しくなったときには、次のことを思い出して自分を守ってあげてください。
- 比較は人の心を止めてしまうことがある
- 動けなくなるのは怠けではなく、防御反応
- 無理をしないことで心は回復し、自然に「やりたい」が戻ってくる
- 比較に苦しんだ自分を責める必要はない
今は無理をしなくても大丈夫。
誰かに追いつかなくても大丈夫。
あなたのペースで歩ける日が、きっと訪れます。
あなたの歩みは、止まっているようで止まっていません。
どうかその日まで、自分を責めずに、そっと心を休ませてあげてくださいね。