【予定変更に弱い…】急な依頼に混乱する自分を責めないでOK〜信頼を守る工夫とは
Sponsored Links
.jpg)
心理カウンセラーPocheです。
「ちょっとこれ、今お願いできる?」
「急ぎで悪いんだけど、今日中に頼むね」
「ごめん、予定変更だわ」
―そんな言葉をかけられた瞬間、頭が真っ白になってしまう。
心臓がドキッとして、表情や態度に戸惑いが出てしまう…。
あなたにも、そんな経験はありませんか。
周囲からは「柔軟性がない」「もっと臨機応変に」と指摘されてしまうことも、あるかもしれません。
けれどまずは、「急な依頼に動揺する自分」を責めなくて大丈夫ということ。
そのことをどうか覚えておいてくださいね。
変更に弱いのは本当に「ダメ」?
まずお伝えしたいのは、「急な変更」が苦手なのは、決して悪いことではないということ。
.jpg)
それに実は…
急な依頼に弱い人ほど、普段からしっかり計画を立てて動いています。
予定を丁寧に組み立て、段取りを大切にしているからこそ、突然の割り込みに混乱してしまうのです。
つまりそれは「段取り力がある」ことの裏返し。
短所ではなく、あなたの強みです。
急な依頼に動揺するのは「準備を大切にしているから」。
これは誠実さの表れでもあります。
急な依頼変更「引き受ける」べき?
心の準備ができていない状態で急に頼まれると、
「つい引き受けてしまう」「断れない」と悩む人も、少なくありません。
というのも、無理に引き受けると後悔につながりやすいのです。
たとえば…
- 時間が足りず中途半端な仕上がりになる。
- 他の予定にしわ寄せがいく。
- できなかった場合、引き受けてあげたのに「できない人」というレッテルを貼られる。
- 自分の時間や体力が削られていく。
そんなリスクもあります。
もしあなたにも思い当たることがあるのなら、
「急な依頼は断る」とあらかじめ決めておくのも一つの方法です。
一度「引き受けてできなかった人」と思われるより、「急な依頼は受けてくれない人」と思われる方が、結果的に信頼を守れることがあります。
「断る基準が明確な人」は、周囲から「この人は信頼できる」と見られやすい側面もあるのです。
.jpg)
断り続けても大丈夫?
もちろん、すべてを断るのは現実的でない場面もありますし、「嫌だけど引き受けた方がいい場面」もあるかもしれません。
自分のために引き受ける時にも、「余白を持たせる」工夫をしてみてください。
たとえば…
「今日中は難しいですが、明日なら対応できます」
「一部だけなら今できますが、全部は難しいです」
「内容を確認してから返答しますね」
そんなふうに即答せず、ワンクッション置くこと。
たった一拍置くだけでも、自分の混乱が整い、相手にも冷静で誠実な印象を与えられます。
「急な依頼にも柔軟に対応できる人」が評価されやすい職場もあります。
しかし、それができないからといって、あなたの価値が下がるわけではありません。
段取りを整えて計画的に進められる人は、組織に欠かせない存在です。
全員が思いつきで動くなら、物事は収拾がつかなくなってしまうでしょう。
柔軟性と計画性、どちらも組織に必要な力です。
急な依頼に動揺するのは、計画性を持っている証拠。
無理に「柔軟にならなきゃ」と自分を急かす必要はありません。
「できるときは受ける、できないときは断る」。
その線引きを自分の中に持つだけで、心はぐっとラクになります。
どうか、自分を責めすぎずにいてくださいね。