いつも気を使うのは自分ばかり…そんな毎日に疲れてしまったあなたへ:「気遣いが報われない」「感謝されない」
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こんにちは。
心理カウンセラーPocheです。
いつも周りを見て、先回りして動く。
頼まれる前に気づいて、できることをやっておく。
場の空気が悪くならないように、誰かが困らないように、察してしまう。
…そんなふうに、「自分さえ我慢すれば」「自分がやるしかない」と、ずっと頑張ってきた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、その我慢や頑張りには、どうしても限界があります。
どんなに優しい人も、どんなに責任感の強い人も、ずっと頑張り続けられるわけではありません。
それは弱いからではなく、人としてとても自然なことなのです。
と願いを込めて、この記事を書いています。
「自分ばかり」の弊害
「どうして、いつも私ばかりなんだろう」
「誰も私のことは気にかけてくれない」
「これだけやっても、当たり前みたいに受け取られる」
そんな気持ちがあふれてきて、どっと疲れてしまうことがあります。
もし今のあなたが、そんな苦しさを抱えているなら……
まずは、「本当によく頑張ってきましたね」という言葉をお伝えしたいです。
そんなふうに思ったり疲れたりするのは、これまで周りを大切にしてきたからです。
気を配って、我慢して、できることを引き受けながら、その場を支えてきたのだと思います。
ただ…
どんなに優しい人でも、ずっと「与える側」ばかりでいると、心は疲れてしまいます。
これは「見返りを求めている」ということではありません。
人は誰でも、気づかないうちに心を使い、エネルギーを使って生きています。
だから、与えてばかりで、自分が受け取ることのない状態が続けば、しんどくなってしまうのはとても自然なことなのです。
気を使うのは悪いこと?
まず、気を使うこと自体が悪いわけではありません。
先回りして動けることも、誰かの様子を察知できることも、あなたの素敵な力のひとつです。
周囲の変化に気づけること。
相手が困る前に動けること。
それは、誰にでもできることではありません。
だからこそ、これまでその力で、たくさんの場面を支えてきた方もいるでしょう。
子どもの頃から、先回りして動くことが当たり前になっていた方もいるかもしれません。
たとえば…
- 親の機嫌を見て動くことが必要だった。
- 言われる前に動かないと怒られた。
- 空気を読まないと、その場にいづらかった。
そんな経験が重なると、心の中に「先回りしないといけない」「察せない自分はダメ」という感覚が、深く残りやすくなります。
すると大人になってからも、「気づいた自分がやるべき(やらなくちゃいけない)」と無意識に背負いやすくなるのです。
努力が「当たり前」になってしまう時
感謝されない。
気づいてもらえない。
むしろ、やって当然のように扱われる。
…そんなふうにして「あなたの頑張りや気遣い」が、当たり前になってしまうことがあります。
やっても報われない。
やらなければ気まずい。
でも、もうしんどい。
…そんなふうに、心が板挟みになってしまうことがあります。
両極端な苦しさの中で、どうしたらいいのかわからなくなってしまうこともあるのです。
「もう無理かもしれない」と感じるのは、わがままだからでも、冷たくなったからでもありません。
頑張りが足りないとか、そういうことでもありません。
むしろその逆で、「それだけ長いあいだ、気を張って頑張ってきた」ということなのです。
「気遣い疲れ」から抜け出すために
「気遣い疲れ」から抜け出す上で大切なのは、自分が気づいた後にどうするかを選んでいくことです。
本当は、周りがあなたの負担に気づいてくれたら…と思うかもしれません。
あなたが周囲を気遣ったように、あなたを気遣ってくれる。
あなたが察してあげたように、あなたのことも察してくれる。
「いつもありがとう」「無理してない?」
そんなふうに声をかけてもらえたら、心はきっと少し救われるはずです。
けれど…
残念ながら、人は「やってもらっていることに慣れてしまう」生き物です。
あなたの優しさや気遣いに慣れてしまった場合、「優しく気遣ってもらうのが当たり前」になってしまうことがあるのです。
この場合相手は、「あなたに何かしてもらう」ことに慣れています。
だから、「あなたに何かしてあげる」という発想すらないこともあります。
だからこそ、相手が変わるのを待つだけでは、あなたの疲れは蓄積する一方。
「相手が察して気遣ってくれる」のを待っていたら、あなたの方が倒れてしまいます。
「自分」 に出来ること
相手は、なかなか変わらない…
ということは「自分が我慢するしかないのか」と思われる方も、いるかもしれません。
でも決して、そうではないのです。
我慢しない選択もあります。
「気づいたけれど、あえてやらない」という選択を持ってもいいのです。
たとえば…
「頼まれるまではやらない」
「察して気付いても、自分からは声をかけない」
それも立派な線引きです。
「気付いたのにやらない」という選択は、今まで先回りしてきた人にとっては、最初はとても怖いかもしれません。
「察して動かないと怒られた経験」があると、ものすごく悪いことをしているような気分になることもあります。
「私がやらなかったら困るかも」
「気が利かないと思われるかも」
「冷たい人だと思われたらどうしよう」
そんな不安が出てくることもあるでしょう。
でも、全部を今まで通り引き受け続けることだけが優しさではありません。
自分をすり減らしてまで支えることが、本当に良いこととは限らないのです。
頼まれごとが多い場合は?
この記事をお読みの方の中には、「頼まれることが多い」「相談されることが多い」という方も、いらっしゃるでしょう。
この場合は、「いきなり全部断らなくても大丈夫」という姿勢がポイントです。
たとえば…
- 2回に1回は断る
- 今日はひとつまでにする
- 「今すぐは無理です」とワンクッション置く
- 直接断るのが怖ければ、メッセージ等であとで断る
そんなふうに、少しずつ、自分の中で小さなルールを作っていくことができます。
「全部やる」か「全部断る」かではなく、『その間』もあります。
そしてその主導権は、相手ではなく「自分」に持っておくことが大切です。
断ると嫌われる?
断ると嫌われるかもしれない。
冷たいと思われるかもしれない。
そんな不安が出てくることもあるかもしれません。
でも、いつも何でもしてくれる人よりも、できる時にしてくれる人のほうが、その行動の価値は伝わりやすいことがあります。
人は、繰り返し受け取っているものを、少しずつ“当たり前”だと感じやすくなるからです。
だから、毎回当然のように差し出されると、ありがたさに気づきにくくなります。
けれど、あなたが無理のない範囲で差し出した「時々」の優しさは、前よりもきちんと届きやすくなります。
あなたの優しさを“当たり前”にしすぎないための大切な工夫なのです。
ずっと気を使ってきた人ほど、「やらないこと」に罪悪感を覚えやすいものです。
けれど、自分を守ることは悪いことではありません。
あなたが疲れきってしまう前に、
「これは本当に私がやるべきことかな」「今の私は引き受けられるかな」と、自分に問いかけてみてください。
気づいてしまった今が、変わり始めるタイミングです。
これからは、誰かのために気を使う前に、ほんの少しだけ、自分の心にも気を配ってあげてくださいね。
もし今、
「もう頑張りたくないのに、やめ方がわからない」
「断るだけで強い罪悪感が出てしまう」
そんなふうに感じているなら…
Pocheのメールカウンセリングで、お話ししてみませんか?
気を使いすぎて疲れてしまうことや、断れない苦しさの背景を一緒に整理しながら、あなたに合った線引きの仕方を考えていくことができます。
すぐにうまくできなくても大丈夫。
少しずつ、自分を守る選択を増やしていけたら、それで十分です。
そのために私がいます。
あなたの優しさが、これ以上あなた自身を苦しめませんように。
分かってくれる人に、分かってくれる形で届きますように。
一緒に良い方法を見つけていきましょう。


